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歌舞伎俳優・中村児太郎、2度の不祥事で大名跡「中村歌右衛門」継承に暗雲 梨園では中村七之助が継承候補に急浮上

梨園では歌右衛門の継承候補に急浮上している中村七之助
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「間違いありません」。うつむきがちにか細い声でそう答える男には、梨園の御曹司の面影は感じられなかったという。10月21日、歌舞伎俳優の中村児太郎(32才)が、知人女性への傷害容疑で逮捕されていたことが報じられた。

「10月3日未明、東京・新宿歌舞伎町のラブホテルの一室で、20代の知人女性の顔をわしづかみにし、平手打ちをするなどの暴行を加えた疑いが持たれています。本人も逮捕と暴行の事実を認めていて、逮捕の翌日に釈放され、在宅のまま捜査が続いているといいます」(社会部記者)

 名門・成駒屋一門である児太郎は、祖父は人間国宝の七代目中村芝翫、父は九代目中村福助という歌舞伎界の“サラブレッド”。2013年には父が七代目中村歌右衛門を、児太郎が十代目福助を同時襲名することが華々しく発表されたものの、福助が病に倒れ延期となっていた。

 将来を嘱望されていた児太郎だが、昨年6月に『週刊新潮』で妻へのDVが報じられており、今回は2度目の不祥事だった。

「『週刊新潮』の報道以降、表舞台から姿を消していました。水面下では復帰に向けた準備が進められていたそうですが、今回の逮捕で、その道は事実上閉ざされた。関係者からは『廃業やむなし』との声が上がっています」(芸能関係者)

 そんな中、この不祥事が歌舞伎界屈指の大名跡「中村歌右衛門」の継承に影響を及ぼしているという。

「歌右衛門は江戸時代から続く名跡で、特に六代目は昭和の歌舞伎界を代表する女形でした。人間国宝にも認定され、2001年に亡くなって以降、その名跡は空位のままです」(梨園関係者)

 本来は福助が七代目を継ぎ、将来的には児太郎へと芸と名を受け継いでいくはずだったのだが……。

「既定路線とみられていた父子での継承に暗雲が垂れ込めているいま、梨園では歌右衛門の継承候補に中村七之助さん(43才)の名前が急浮上しています」(前出・梨園関係者)

 七之助の母方の祖父は七代目芝翫。つまり福助の甥、児太郎のいとこにあたる。

「七之助さんは世代を代表する女形のひとりで、古典歌舞伎でも数々の大役を務めてきました。屋号は『中村屋』ですが、過去には血筋にこだわらず大名跡が継承された例もあります」(前出・梨園関係者)

 実際、七之助にはこの先に襲名する大きな名跡が定まっていないという。思わぬ形で、七之助が大名跡を背負う日が近づいているのかもしれない。

※女性セブン2026年11月12・19日号

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