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《5万円は出せないけど…》30代女性ライターが「87saku」の2万円台ドライヤーを使ってみたら「ほそっ!」

自宅で実際に使ってみた「87saku(ハナサク)」のヘアドライヤー
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毎日のように使うのに、買い替えのタイミングをつい逃しがちなのがドライヤーだ。そんななか、2万円台という価格と、本体約343gという軽さを打ち出しているのが「87saku(ハナサク)」のヘアドライヤー。30代のライターが、自宅で使ってみた。

「5万円も出す意味がある?」

ツヤやまとまりを重視したもの、うるおいケアをうたうもの――。近年、家電量販店には特徴の異なる高級ドライヤーがずらりと並ぶ。なかには5万円前後のものも珍しくなく、「3000円程度で買えるドライヤーもあるのに、5万円も出す意味があるのかな……」と迷う人も少なくないはずだ。

この記事を書いている私(30代半ば)も、そんな一人だった。髪がきれいな女性にはあこがれるけれど、顔につける基礎化粧品に比べ、ヘアケアへの投資はつい後回しになる。化粧水や乳液なら1回数千円の出費ですむが、高級ドライヤーとなると一度に5万円……。売り場に行くたびに棚を眺めるだけで、自宅では何年か前に3000円ほどで買ったドライヤーを使い続けていた。

そんな私が「87saku」のドライヤーを知ったのは、半年ほど前、ネットを見ていたときのことだ。公式サイトでは、風量や風温、イオンの流れを細かく制御し、キューティクルの流れに沿って乾かす設計をうたっている。価格は2万4900円(税込)。5万円には踏み切れなくても、これなら“ちょっとした自分へのご褒美”の範囲かもしれない――。そう思い、自宅で使ってみることにした。

デザインはシンプルで、かなりコンパクト。持ち運び用の袋も付いている
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箱から出してみると、第一印象は「ほそっ!」

注文して届いた箱は、なかなかの大きさ。ところが開けてみると半分はアタッチメントで、ドライヤー本体は決して大きくない。ほかのドライヤーによくあるカーブはなく、すっきりとしたデザインだ。そしてなにより、女性や子どもでも握りやすい細身のコンパクトなサイズ。「本当にこの細さで、たっぷり風が出てくるの?」と疑いたくなるほどだ。

公式サイトによると、本体の重さは約343g。中身の入った500mLのペットボトルよりも軽い。高級ドライヤーには500gを超えるものも少なくないだけに、毎日手に持つものとして、この軽さは助かる。

折りたためるのもうれしい点だ。作りがしっかりしているからか、わが家で数年使ってへたってきた3000円のドライヤーより、たたむときに少し力が要ったが、慣れてしまえばどうということはない。高級ドライヤーには折りたためないタイプも多いので、収納や持ち運びのしやすさは、思いのほか大きな違いに感じた。

折りたたむとコンパクトになり、洗面所にもしまいやすい
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肩下の髪で比べると、乾くまで4分半

肝心の乾き具合はどうか。肩の少し下まで髪がある私が、「87saku」と手持ちの3000円のドライヤーで乾かす時間を比べてみたところ、「87saku」は4分半、3000円のドライヤーは6分ほど。あくまで私の髪での比較だが、乾かす時間は25%ほど短くなった計算になる。

最初に驚いたのは、軽い本体からいきなり勢いよく風が出てきたことだ。メーカーによると、最大風量は約2.2㎥/分。家族で使えば、そのぶん洗面所の順番待ちも短くなりそうだ。

温度はCOOLを含む4段階、風量は3段階で切り替えられる。付属のノズルを着ければ乾かしたい箇所に、風を集めて送ることができる
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速さだけでなく、髪の傷みが気になるときには中風や弱風に切り替えることもできる。温度はCOOL/60℃/80℃/95℃の4段階。早く乾かし終えたい私は95℃を使うことが多いが、しばらく美容院に行けず毛先の傷みが気になってきたときは、60℃や80℃に下げている。仕上げにCOOLの風を当てると、ツヤを残したまままとまってくれる感じがして、面倒くさがりの私でもCOOLでの仕上げはほぼ欠かさなくなった。

付属のディフューザー。熱や風を均等に分散させ、カールやパーマヘアをふんわり仕上げられるという
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3000円のドライヤーを使っていたころより素早く乾き、髪もしっとりツヤツヤに。先日は美容院で「ヘアケア、変えました?」と声をかけられ、思わず頬がゆるんだ。こんなことなら、もっと早くドライヤーを替えておけばよかった――。髪質や好みによって合う、合わないはあるだろうが、毎日欠かさない数分だからこそ、道具を見直してみる価値はあるのかもしれない。