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本木雅弘、還暦で溢れた義母・樹木希林さんへの思い 人生の達人が残した家とFAXと教え 「面白そうだ」婿養子になることを承諾、表札には今も希林さんの名前

義母・樹木希林さんへの思いを語った本木雅弘
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 熱い思いを秘めつつも、どこか達観した生き方に多くの女性が共感した女優・樹木希林さん。内田裕也さんとの不思議な夫婦関係を間近で見守った義理の息子・本木雅弘が、還暦を機に初めて明かした秘話と、いまも貫く義父母への思いを詳報する。

なかなか会ってくれなかった裕也さん

《妻にしてみれば、ただただ心を、背中を撫でてほしいだけなのに、叶わず耐えてきた30年だったというのが本音でしょう》

 こんな告白とともに、俳優・本木雅弘(60才)が家族について語ったインタビューが話題を呼んでいる。

 昨年12月に還暦を迎え、60才としての1年が佳境に差しかかった本木。私生活では10才年下でエッセイストの内田也哉子(50才)と29才のときに結婚した。也哉子が17才のとき、「いつか結婚という選択肢が現れたとき、私もそこに入れてください」とプロポーズしたのは語り草だ。

 結婚から31年、いまも俳優として希有な光を放つ本木にとって、2年前の倉本聰作品への出演は大きな転機になったという。

「9月に亡くなった倉本聰さん(享年91)ですが、本木さんは訃報に大きなショックを受けて、いち早く『和やかな笑みを浮かべていたお姿が心に残っています。どうぞ安らかに眠られますようお祈り申し上げます』というコメントを出しました。それだけ倉本さんの存在は大きく、文明に溺れる人類に警鐘を鳴らし、自然との共存を訴える倉本さんの考え方や人間への鋭い洞察に本木さんは深く共鳴していたといいます」(芸能関係者)

 本木が最初で最後に参加した倉本作品は映画『海の沈黙』(2024年)。劇中では、孤高の天才画家を演じた。

「60年以上前に実際に起きた贋作事件に着想を得た物語で、作品としての美しさに作者や時代の裏付けが必要なのかという問いかけをテーマに、倉本さんが脚本を執筆した作品でした。倉本作品に初参加の本木さんは撮影に入る前に、倉本さんに1時間半におよぶ電話を2回かけ、不安を埋めるように役柄や世界観について質問を重ねたそうです。

 生前の倉本さんはこのときの電話について、『本木さんから電話があるとカミさんが黙ってたばこと灰皿を持ってきていた。長くなるから』と笑いながら話していました」(前出・芸能関係者)

1995年に結婚した本木夫妻は3人の子供に恵まれ、長男・UTAはモデルや俳優として活躍している
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 今年2月、本木は北海道・富良野を訪れて倉本さんと一緒に食事をしたばかり。それだけに、倉本さんの死の直後はひどく落ち込んだ様子だったという。そんな本木の冒頭のインタビューを掲載したのが『文藝春秋』(2026年11月号)。そこでは也哉子との結婚生活だけでなく、義父母である樹木希林さん(享年75)と内田裕也さん(享年79)との秘話も赤裸々に語っている。

《交際の報告は樹木さんには早々にしていて、結婚を迷う也哉子の背中も押してくれました。一方で、裕也さんは結婚の許諾を得ようにもなかなか会ってくれなかった》

 記事で本木がそう明かしたように、結婚の挨拶をしようと試みる本木を裕也さんはいなし続け、ようやく面会にこぎつけても話を聞こうとしなかった。有名ホテルのバーに連れていかれた本木が関係のない話に強引に割り込み、「結婚の承諾をいただきに来ました」と切り出すと、裕也さんは「わかってるよ、ヨロシク」とだけ告げたという。

「本木さんは後になってあのとき裕也さんに連れていかれたバーの席は、かつて裕也さんがジョン・レノンとオノ・ヨーコと語り合った席であることを知りました。思い出の残る大切な場所で一人娘の結婚話を聞きたいという裕也さんの親心に気づいて、本木さんは感無量だったそうです」(前出・芸能関係者)

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