元・ヴィーガンカフェ店長の“イソカカ”こと磯貝絢さんは、植物性の食材（プラントベース）を使い、毎日食べ続けることで、体と心がもっと元気になるレシピをSNSで発信中。イソカカさんのメニューは想像するようなヴィーガンメニューではなく、身近な調味料で、簡単に作れるものばかりで、インスタグラムのフォロワーは23.9万人（2024年4月現在）と人気を集めています。そんなレシピがたっぷり掲載された初のレシピ本『イソカカのからだ整う野菜のレシピ』 (扶桑社ムック)の中から、豆腐を使ったヘルシースイーツを2品紹介してもらいました。
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プラントベース（植物性由来）の絶品スイーツ
専門店に行かなくてもOK！乳製品、卵を使わないヘルシーおやつはおうちで手軽に作れます。食材は一般のスーパーで手に入るものを使っているので、ぜひ試してみてください。
「絹ごし豆腐でしっとりブラウニー」レシピ
お豆腐ベースなので重くなく、後味が軽やか。ココナッツミルク特有のコクと風味で味わいがリッチに！
《材料》（208×145×高さ44mmのホーローバット1台分）
【A】[薄力粉…100g 純ココアパウダー…50g ベーキングパウダー…4g] 絹ごし豆腐（水切りする）…1／2丁（150g） 【B】[ココナッツミルク（または無調整豆乳）…110g きび砂糖…110g なたね油（または太白ごま油）…50ml（45g） 塩…ひとつまみ バニラエッセンス…小さじ1] くるみ（砕く）…25g
《作り方》
【1】ボウルに【A】を入れて泡立て器でダマがなくなるまでよく混ぜる。
【2】別のボウルに豆腐を入れ、泡立て器でくずしながらよく混ぜる。【B】を加えてさらに混ぜる。
【3】【1】を加え、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜる。くるみ1／2量を入れて混ぜ合わせる。
【4】オーブンシートを敷いた型に【3】を流し入れ、ゴムベラで表面を平らにならす。型を10cmほど持ち上げて台などに落とし、中の空気を抜く。残りのくるみを飾る。
【5】180℃に予熱したオーブンで30分ほど焼く。中央に竹串を刺し、ドロッとした生地がついてくるようなら、様子を見ながらさらに2～3分焼く。
【6】粗熱がとれたら型から外し、好みの大きさに切り分けたらでき上がり。
【POINT】型は16cm角のスクエア型でもOK。大きな型がない場合は、ココットやマフィン型に小分けにして作っても可。その場合は焼き時間を5分ほど短めにしてください。冷蔵庫でひと晩冷やしてもおいしいです。
とびきりヘルシー！「黒ごま甘酒アイス」レシピ
豆腐ベースで、甘みは甘酒でつけるので、乳製品のアイスよりもヘルシー。混ぜるだけで簡単なうえに、こっくり濃厚でとってもおいしい！
《材料》（3人分）
絹ごし豆腐…1／2丁（150g） 濃縮甘酒…150g 黒練りごま…大さじ1 きな粉、粒あん…各適量
《作り方》
【1】豆腐はペーパータオルで押さえて水きりする。
【2】冷凍対応の保存容器に【1】、甘酒、練りごまを入れ、ブレンダーで混ぜる。なめらかになったらふたをし、冷凍庫に入れて2時間ほど冷やし固める。
【3】カチカチになる前に取り出して全体をかき混ぜ、再び冷凍庫に戻して1時間ほど冷やし固める。
【4】器に盛り、きな粉と粒あんをのせたらでき上がり。
【POINT】工程【3】は、アイスがカチカチになる前に取り出して混ぜてください。
◆教えてくれたのは：磯貝絢さん（イソカカ）
1987年熊本県生まれ、京都府在住。夫、長男、長女、次男との5人暮らし。家族と京都で営んでいたカフェがコロナ禍で閉店。現在は自身のオンラインショップでグラノーラやハーブティーを販売するほか、「イソカカ」の名前でSNSでレシピ動画を発信している。Instagramのフォロワーは23.9万人（2024年4月現在）。初の著書『イソカカのからだ整う野菜のレシピ』 (扶桑社ムック)が発売中。@isokaka.kyoto