エンタメ

“答え合わせ”ができない国分太一とTOKIOの元メンバーたち 城島茂と松岡昌宏は新会社設立、TOKIOの理念や目標を継承か 長瀬智也は“独特なエール” 

“答え合わせ”ができない国分太一
写真15枚

 日本テレビが複数のコンプライアンス違反があったとして、国分太一(51才)の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)からの降板を発表したのは6月20日のこと。国分はその後、5か月以上にわたって表舞台から姿を消したが、11月26日に記者会見を行ない、心当たりのある過去のハラスメント行為と、日テレ側が問題視している行為が同一なのか“答え合わせ”を求めた。会見では憔悴した面持ちでこうべを垂れた国分だが、オーラが消えた元アイドルの今後は──。【全3回の第3回】

2つの新会社がTOKIOの受け皿に

 日テレとの対立は日を追うごとに深まり、いまだ未来は見通せないままだ。

「国分さんは、一時は自宅を売却することも考えていたそうですが、幸いにも番組降板による損害賠償は免れたようです。救いの手を差し伸べたのはTOKIOの元メンバーの城島茂さん(55才)と松岡昌宏さん(48才)で、親身になって相談に乗り、今後のことについてもさまざまなアイディアを提案してくれているといいます」(芸能関係者)

 11月30日、国分と城島、そして松岡とエージェント契約を締結していたSTARTO ENTERTAINMENTは3人が運営する株式会社TOKIOとの契約を12月いっぱいで終了することを発表した。

 松岡が10月上旬に株式会社TOKIOと同じ場所に新会社「MMsun」を立ち上げ、独立に向けた準備を進めていることは本誌『女性セブン』既報通り。さらに松岡に続く形で、11月上旬に城島も新たな会社を都内に設立していたことがわかった。城島が代表取締役を務める「株式会社城島ファーム」である。

年内でスタート社との契約を終了することが発表された株式会社TOKIOの3人(公式HPより)
写真15枚

「商業登記簿の目的欄には芸能事務所としての事業以外に《農林水産業の振興》や《地域活性化》《農福連携事業の推進》などが記されています。松岡さんの会社が株式会社TOKIOの受け皿なら、城島ファームは国分さんが社長を務めた株式会社TOKIO-BAのいわば承継会社。TOKIOの理念や目標はそれぞれの新会社に受け継がれていくようです」(前出・芸能関係者)

 35年以上苦楽を共にした彼らにとって、TOKIOは家族以上に強い絆で結ばれた存在だった。

「2021年にTOKIOを脱退した長瀬智也さん(47才)は国分さんが会見を開く3日前にSNSを更新し、《そうなることはわかっていた》とのメッセージを綴っています。ファンの間では、これも長瀬さんなりの独特な国分さんへのエールだと話題となりました」(前出・芸能関係者)

 2018年に元メンバーの山口達也(53才)が不祥事を起こしてグループを脱退した際、国分は猛省を促しながらも「山口を見捨てることはできない」と泣きながら語った。松岡が自身のYouTubeで「一緒にやろう」と呼びかけているように、彼らもまた決して国分を見捨てることはない。国分は周囲に「何年かかっても信頼を取り戻したい」と話しているという。

(了。第1回から読む

女性セブン20251218日号

関連キーワード