【福原愛「再婚と妊娠」を告白】お相手はかつて“密会”が報じられた知人男性、2025年初夏に入籍 「交際が正式に始まったのは江さんとの離婚成立後です」ありのままを語る
“卓球の愛ちゃん”として日本中から愛された福原愛（37才）は、激動の競技人生を終えてなお波瀾万丈な日々が続いている。日本と台湾を巻き込んだ離婚騒動から再び平穏を手に入れた現在──再出発を期し、これまで秘してきた胸の内を初めて明かす。【全3回の第1回】
「3人目になると不安もないでしょ？って言われるんですが、全然そんなことはなくて。日本での出産は初めてですし、病院も台湾と全く勝手が違うのでいろいろと戸惑っています」（福原）
大きくなったお腹を撫でながら、福原はゆっくりと話し始めた。オリンピックの卓球女子団体で2度のメダルを獲得するなど、日本卓球界のレジェンドである福原だが、ここ数年は、私生活が耳目を集めていた。そんな彼女が再婚したという情報を本誌『女性セブン』が知ったのは、2025年の秋だった。
福原の所属事務所に問い合わせると、本人から「自分ひとりのことではないですし、直接お会いしてお答えさせていただけますか」と返答があり、年の瀬に都内のホテルの一室でインタビューを行うことになった。
「彼と交際を始めた当初、再婚はまったく考えていませんでした。だから自分でもこの現状に驚くぐらいで……。ただ、新しい命、家族が増えるのは率直にうれしいなと感じています」（福原）
福原の離婚が成立したのは4年前のことだ。2016年に台湾の元卓球選手で“卓球王子”と呼ばれた江宏傑（36才）と結婚。台湾での生活をスタートさせ、翌年に長女を、2019年に長男を出産した。だが、結婚生活は長くは続かなかった。
「海外での結婚生活、子育てで、うまく周囲に頼ることもできずに苦労していました。頑張り屋の彼女が努力すればするほど、江さんとの溝は深くなっていったように見えました。夫婦関係も結婚当初から悩んでいましたが、なんとか頑張らなければと必死になりすぎている印象もありました」（福原の知人）
福原は2020年に離婚を決意。子供を連れて日本で生活することを模索するため、2021年初頭に単身で一時帰国したが、そのタイミングで、知人男性との“密会現場”が報じられた。その後、“不倫疑惑”として報道が過熱。2021年7月に江との離婚が成立したものの、今度は子供を巡って海を越えた綱引きが行われることになった。
「離婚の際、台湾の裁判所で父と母の双方が親権を持つ『共同親権』で合意しました。福原さんが息子と日本で生活することを不服とした江さんは、彼女を刑事告訴する事態に。双方の言い分は食い違い、もともとの共同親権を維持することで和解に至ったのは2024年3月のことでした」（芸能関係者）
ジェットコースターのような激しい日々の中、彼女を支えたのが、先の知人男性ことA氏だった。福原はA氏との再婚と妊娠について、自らの言葉で話し始めた。
「まずは一連の騒動で、お仕事関係のかたがた、Aさんのご家族や周囲のかた、私の家族……本当にたくさんのかたに多大な迷惑をかけてしまい、この場を借りて改めてお詫びをお伝えしたいです。申し訳ありませんでした。
そして、こんな私のプライベートを語るなんて本当におこがましいというか、お伝えすべきか悩んだのですが、応援して支えてくださる皆さんに誤解してほしくないということ、何より大切な子供たちもかかわることなので、自分できちんとお話をしなければと思い、今日この場を設けさせていただきました。
Aさんとの交際が正式に始まったのは江さんとの離婚成立後、2021年末以降です。お互い結婚についてはこだわっておらず、信頼できる“パートナー”という形でのおつきあいを続けていけたらいいなと思っていました。そんなときにAさんのご家族が『結婚して家族として歩んでいってはどうか』と言ってくださったこともあって、『Aさんとなら結婚生活はうまくいくかも』と、考えるようになったんです。
最終的にふたりで話し合って入籍したのが2025年の初夏のことでした。入籍後、友人家族との温泉旅行先で、硫黄の匂いを嗅いですごく気分が悪くなって。温泉が好きで、いままで気になったことなんてなかったので“まさか？”と思って検査をしたら、そのまさかでした。旅先で妊娠がわかるという急な展開にAさんは頭がついていかなかったようで、何を言えばいいのかわからない様子で、オロオロとしていました（笑い）。
ただ、そこからしばらくは不安定な時期が続きました。私の体調が安定せず、お腹の子もうまく成長できていないと医師から指摘されて……。出産に対しての不安な要素もあり、お世話になっているかたがたにも報告できず、2人の子供にも言えませんでした」
すいかの出荷はいつですか？
本誌は、福原が2人の子供たちと一緒に過ごす様子を目撃している。それに対し本誌が問うと、福原はこう答えた。
「先日も8才になった長女と一緒に誕生日プレゼントを買いに行きましたし、長男はウルトラマンが好きで、ショーを一緒に見に行ったりとウルトラマンのことをいろいろ教えてくれるんです。今後も子供たちにとって何がいちばんいいのか、でき得る限り考えて尽くしていきたいし、一緒に時間を共にし、大切に育てていきたいと思っています。Aさんは私の思いを理解してくれ、サポートしてくれています」
子供を巡って対立した江と、いまは互いに大事な子供のために足並みを揃えている。共同親権のルールに則り、これからも協力して、子育てに邁進していきたいという。
「母に妊娠を伝えたのは2025年秋頃、父の十三回忌のときでした。まだ体調は安定していなかったのですが、かなりお腹は大きくなっていて。母から『あら、すいかでも入れてきたの？』と。私の様子で気づいたのでしょう。『すいかの出荷はいつですか？』って聞かれて。『来年になります』と私が答えるやり取りでした。そのときの母の表情を見て、幸せを分かち合った気持ちになりました」
（第2回へ続く）
※女性セブン2026年1月8・15日号