ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、最新の赤味メイクを解説。記事一覧はこちら。
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少し前にも書きましたが、近頃のメイクは、ほんのり赤みを感じる“血色”がキーワードです。健康的に見えるし、カバーしすぎてない自然な感じが、今どきなんですよね。
メイクで血色というとチークとリップですが、私たちってチークは骨格に沿ってくっきり、口紅はローズ系が王道。これにアイシャドーはブルーと、まさに「OK! バブリー?」な平野ノラさん風のメイクを青春時代に教わってきた世代。今、当時の写真を見ると、笑っちゃうくらいの老け顔(笑い)。そんな時代を経て、少しずつ色を捨てていったんですよね。
中でもあか抜けるために捨てたのが、赤み。ところが大人になると顔色がくすんできて、赤みなしではかえってナチュラルさが出せなくなってくるんです。
ほんのり血色肌になるベースアイテムって?
でも、やっぱりチークやリップは難しいし、面倒くさい。そこでオススメなのが、新技術で赤色を効果的に使っている、下地やファンデーション。メイクで赤をこなすのは難しいけど、ベースメイクに赤を仕込んであるものを使えば、さりげなく健康的な顔になるし、テクニックも不要です。