今年は舞台『千と千尋の神隠し』のハク役で、役者としても飛躍したGENICの増子敦貴。GENICとしては、来年2月5日にはアルバム『if』のリリースを控え、11月5日には初の日本武道館ライブ『GENIC 5th Anniversary Live at 日本武道館』を開催することも決定。役者として、GENICとして多忙な日々を過ごしてきたこの1年を振り返りながら、知れば知るほど奥深いその素顔も深掘り! 役者として、GENICとして、いま何を思うのか── 35の質問で増子敦貴のいまに迫ります。(全5回の第4回)
──Q24:GENICのファンクラブイベントで、今年、国王に就任されたんですよね。国王になった心境はいかがですか?
増子:国王になる前から、ぼくが国王になったらファンクラブでハワイに連れて行くって、ブログなどで言いまくっていたんです。だからいま、ハワイに向けて動き出しています!
──有言実行!?
増子:ぼくはそのつもりですけど、もし実現しなかったら、周りに止められたんだなって思ってください(笑)。ぼくは、やりたいということを伝えていますから!
──意思はありますよ、ということですね(笑)。
増子:もちろん。ファンクラブのスタッフの方に、会うたびにちゃんと言っていますから! ハワイだけはぜひ!って(笑)。
──日本にはハワイアンズもありますし、それならすぐに実現しそうですけど(笑)。
増子:ハワイアンズにはぼく、行ったことがあるので! ハワイが難しければ、グアムでもいいですよって言っているんですけどね。なんとなく軽く受け流されている気がする…。
──南国ならOKということですか?
増子:グアムもハワイだと、昔ぼくは思っていたので! ハワイってリゾート地のことだと思っていたんです(笑)。
──予想外の発想力ですね(笑)。南国リゾートでOKなら沖縄とか…?
増子:沖縄には以前ファンクラブイベントで行ったことがあるんです…。グアムもダメなら、チェジュ島とか!?
──チェジュは韓国なので、日本からだいぶ近くなりましたけど、南国とは言えないかも…? 国王も、企画が大変ですね(笑)。
増子:もしファンクラブ旅行が実現出来たら、ファンの皆さんをご招待したいんです!
──それは国王、太っ腹すぎて国家が破産の危機になりそうです…(笑)。
増子:そうか…。いま、高いですからね。
──はい、円安ですから。
増子:ぼくには国王として招待する意思があるよ…ということだけは、ファンの皆さんに伝えておきたいですね(笑)。とりあえず、“ファンクラブ革命”みたいなものは、起こしたいな…と思っていろいろ考えています!
──Q25 ファンの人にここを褒められると嬉しい!というところはありますか?
増子:あんまりないかも…!? 自己評価が低いんですよね。お芝居にしても、歌にしても、ダンスにしても。自分のことを正直に評価できるのって、自分自身だと思っていて。たとえば、自分が今日は上手くできなかったな…と思ったときに、もしファンの方が褒めて下さったとしても、それは優しさであって気を遣わせたなって思っちゃうんです。ファンの皆さんに心から感動していただけるようなパフォーマンスができるような人になりたいなと思っています。
──自分のことを客観的に分析されている感じなんですね。
増子:そうですね。自己分析をする方だと思います。
──Q26:増子さんがプロデュースされているブランド「A.MOON」では、アクセサリーに続いてフレグランスが誕生。プロデュース活動の楽しさは?
増子:アクセサリーを作ったときに、ファンの皆さんがすごく喜んでくださって、それが第2弾へとつながったことが嬉しかったです。第2弾ではずっと出したかった香水を作って、香りを選ぶのも楽しかったですね。ただ、香りを皆さんにお伝えするのが難しい!(笑)。
──たしかに、香りを言葉で伝えるのはハードルが高いですよね。
増子:スタッフの方が考えて下さった公式サイトの紹介コメントの文才が、素晴らしくて! ぼくも説明するときに、参考にしています(笑)。ぼくがもともと好きな香りがあるんですけど、その香りに近づけたんじゃないかな。
──今年はロングランの舞台、GENICのツアーもあった中で、プロデュースの準備もされていたということですよね。
増子:はい。舞台『千と千尋の神隠し』でロンドンに行く前に、実は準備をしていました。
※PART5に続く