
「味がしないものが、なぜか好き」そんな人、いませんか? 私は妙に好きなんです。味のしないもの。もちろん、まったく味がないわけではありません。お米なら、お米のほんのりした甘みはある。でも、塩気もない、しょうゆ味もしない。ただただ味付けされていないものをモグモグしたい。そんなものを、無性に食べたくなるときがあります。
この嗜好に共感してくれる人に、ぜひ知ってほしいお菓子が、久世福商店の「赤ちゃんせんべい」。一度買って以来すっかりハマってしまい、何度もリピートしています。その魅力とは…。
原材料は「国産うるち米」だけ。だから、ほぼ味がない

久世福商店の「赤ちゃんせんべい」(6枚入り、486円・税込)は、商品名の通り赤ちゃん向けのおせんべいですが、もちろん大人が食べてもOK。
もともとは、歯が生え始めた生後6か月ごろからの赤ちゃんが、おしゃぶりしながら食べられるように開発されたものだそう。だからこそ、とにかくシンプルです。

原材料は、うるち米(国産)だけ。味付けもされていません。これが、このおせんべいにハマった最大の理由です。
ただ、まったく何も感じないわけではありません。ゆっくり噛んでいると、お米本来のほんのりした甘みが出てきます。この「ほぼ味がない」感じが、たまらないんです。
けっこう硬い!バリバリ食べるタイプのおせんべいではありません

もうひとつ、このおせんべいの大きな特徴が「硬さ」です。赤ちゃんのおしゃぶり用ということもあり、一般的なおせんべいとはかなり違います。パリッと軽く噛んで食べるというより、しっかり硬い。大人が食べても「お、硬いな」と感じるくらいです。
普通のおせんべいのように、口に入れてすぐバリバリ…という感じではありません。口の中で少しずつ柔らかくしながら、ゆっくりモグモグ。そうしていると、だんだんお米の自然な甘みが感じられてきます。この、ゆっくり味わう感じもいいのです。
「何か食べたい」ではなく、「味付けされてないものを食べたい」
私がこのおせんべいを食べたくなるのは、「お腹が空いたから」というより、味のついていないものをモグモグしたいとき。
テレビを見ながら、ちょっと何か食べたい。でも、チョコレートやクッキーの甘さは今はいらない。そんなときに、この赤ちゃんせんべいがちょうどいい。食べているのに、味があまりしない。でも、その「何もない感じ」がおいしい。
「味付けされていないものが好き」という人なら、この感覚を分かってもらえるのではないでしょうか。
1枚81円。ちょっと高いけれど、なぜかまた食べたくなる

6枚入りで486円なので、1枚あたり81円。おせんべいとして考えると、決して安くはありません。
「けっこうするな」と思う人もいるかもしれません。私も最初はそう思いました。でも、1枚をゆっくり食べてみると、意外と満足感があります。硬いので、パクパク食べるというより、少しずつ味わうことになるからでしょうか。
一度食べてから、ほかのお菓子にはないこの「シンプルな味」がクセになり、すっかり常備するようになりました。
ひとつ注意したいのが、やはりその硬さ。商品のオンラインサイトでは、ケガ防止のため、割らずに食べることが推奨されています。手や口の中を傷つけないよう、食べるときは注意しましょう。
※赤ちゃん向けの商品なので、赤ちゃんに与える場合は対象月齢や商品の注意事項を確認し、必ず保護者が見守ってください
「シンプルな味」が好きなら、こちらもおすすめ

そしてもう一つ、「味付けしていないものが好き」という人におすすめしたいのが、ライフなどで展開されている『BIO-RAL(ビオラル)』の「国産有機玄米のぽんせんべい」(5枚入り、429円・税込)。
こちらも原材料は「有機玄米」だけ。しかもノンフライです。味は、玄米の香ばしさがほんのり口の中に広がる程度。こちらも、いわば「味がしない系」のおせんべいです。ただ、久世福商店の「赤ちゃんせんべい」とは食感がまったく違います。赤ちゃんせんべいが硬く、なめるようにゆっくり食べるタイプなのに対し、こちらはお米の粒感が感じられる、軽やかな食感。
同じ「味がしない系」でも、食感が違うとまた別のおいしさがあります。「味付けはなくていい。でも、食感には変化がほしい」そんなときに、こうしたおせんべいをいくつかストックしておくのもよさそうです。
「味がしないものが好き」という、ちょっと変わった嗜好をお持ちの方。もしお仲間なら、ぜひ一度試してみてください。きっと「分かる、この味!」ではなく、「分かる、この味のなさ!」となるはずです。
文/暮らし班・ポム子
食べることと動物をこよなく愛する。100均、カルディ、業務スーパー、コストコ、その他ご近所スーパーをパトロールするのが日課。話題の新スポットには必ず訪れる新しいもの好き。尊敬する人は、ポイ活主婦。