
秋とは思えない暑い日が続く中、皇后雅子さまは北海道ご訪問で爽やかなワンカラーコーデを披露されました。そこで、雅子さまの秋のワンカラーコーデを振り返ります。爽やかに、洗練されて見える小物使いにも注目です。
光沢感のあるセットアップにパールアクセで華やかな雰囲気に
2012年10月、ご夫妻で夜に、国立劇場で行われた文化庁芸術祭オープニング公演「伝統音楽の美―雅楽―」をご鑑賞。


雅子さまは、光沢感を帯びたスカートのセットアップをセレクトされ、暗がりの会場でも、素敵に存在感を放つツヤ感でした。そのオフホワイトのセットアップに合わせるように、アクセサリーもパールで統一。イヤリングとネックレス、リングまでパールでそろえられ、顔周りが明るく、エレガントな雰囲気でした。
白のワンカラーコーデに華奢な小物と帽子で高貴なムードに
2016年9月、国立劇場の開場50周年を記念する式典にご出席。雅子さまは頭から爪先まで、見事な白のワントーンコーディネートでした。



雅子さまは、襟元がコンパクトで女性らしさが感じられるジャケットに同色のスカートというワンカラーコーデ。靴やバッグ、帽子、グローブまで白でそろえられ、完璧なワンカラーでした。パールのネックレスはやや華奢なデザインを選ばれ、奥ゆかしい印象に。同色の帽子をかぶることで、縦の印象が強くなりスラリとして見えます。
ふんわりとしたストールでコーデに奥行きとエレガントさをプラス
2017年9月に奈良を訪問された際は、オフホワイトのパンツスーツに透け感のあるストールをお召しになっていた雅子さま。




パンツスーツはややマニッシュなアイテムですが、柔らかい印象を与えるオフホワイトのスーツに、柔らかさを感じられる素材のストールを合わせることで、優雅で女性らしいたたずまいにまとまります。パールのアクセサリーも見え隠れし、スカーフはほんのりとはいった光沢感と相まって、優美な雰囲気。また、立体感のあるストールをまとうことで、ワンカラーのコーデに奥行きが出て、メリハリも生まれます。
やわらかい素材の白ストールでパンツスタイルでも女性らしさをキープ
2019年9月、新潟での「国民文化祭」にご出席の雅子さまは、白のワンカラースタイル。秋になると活躍するストールも同色でそろえていました。




膨張色でもある白も、縦のラインが強調されるパンツスーツにすることで、縦のラインが強調されスタイルアップが可能です。さらに雅子さまのように、ストールをかけ、長く垂らすことで、よりIラインが際立ち、スラリとした印象に。パンツのセンタープレス効果も美脚に見せています。
キャッチーなパールアクセで軽やか&艷やかなパンツスタイルに
2023年9月16日、天皇皇后両陛下は「海づくり大会」などに出席するため、北海道をご訪問。












雅子さまは、センタープレス加工などがない、なめらかな生地感のパンツスーツをセレクト。髪はタイトにまとめられ、耳元にはパールのイヤリング、首元にはこれまでにも度々着けられてきた間隔のあいたパールネックレスをお召しでした。
髪をタイトにまとめられているのでそれだけでスッキリとした印象ですが、抜け感のあるネックレスをプラスすることで、目を引き、視線を上に操作。ワンカラーのパンツスーツなので、それだけで縦長に見せスタイルアップ効果はありますが、視線を上に操作することでさらにスタイルアップ効果が期待できるコーディネートでした。
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