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極貧生活から「歩く百億円」になった88歳女性社長に学ぶ、お金儲け上手になる考え方「100円でも余計な散財はしたくない」

卑屈にならずに気概をもってお金に向き合う

13人きょうだいの末っ子として生まれ、早くに父を亡くしたことで、吉川さんはとても貧しい幼少期を過ごしたそうです。それでも泣き言の1つも言わず、子供たちを育て上げた吉川さんの母親は「金がないのは、首がないのと一緒」とよく口にしていたそうです。

人間にとって一番大事な頭がないのと同じ、それがなければ何もできないくらい大変なことだと受け取っていた吉川さんは、自身の解釈を語ります。

「私なりの言い方に変えたら、『お金がないのは脳みそがないのと一緒』『脳みそがなければ、何も考えられなくなり、今よりもっと貧しくなってしまう』となります」

つまり、「お金がないならなおのこと、頭を使って考えることが大切」ということです。

「頭を使って知恵をつけて、『首』をなくさないようにすることが、やがてお金につながっていくんだって、そう思えてきます」

頭のイラストと本や勉強道具
頭を使って知恵をつけることがお金につながっていく(Ph/photoAC)
写真5枚

「今さら金持ちになれない」などと卑屈になってしまえば、儲けるチャンスも遠のいてしまうというのが吉川さんの考え。お金に困っているときほど、自分を奮い立たせ、「何歳になっても、『このままじゃ終わらないぞ』っていう気概を持ってほしいんです」と吉川さんは話します。

「私が、貧しさから這い上がって稼げるようになったのも、この気持ちがあったから。お金をたくさん稼ぐのは、その人の能力や運もあるでしょうが、逆に能力や運を連れてくるのも、あなたの心1つなんですよ」

◆教えてくれたのは:吉川幸枝さん
よしかわ・さちえ。愛知県出身。株式会社よし川代表取締役社長。歯に衣着せぬトーク力と数々の大きな宝石を身にまとうスタイルで『¥マネーの虎』をはじめ、多くの番組に出演。メディアで人気者になり、「歩く百億円」と呼ばれるように。現在88歳ながら、骨年齢20歳、臓器年齢20代前半、血管年齢子ども、髪ふさふさ、虫歯なしの体で現役社長として活躍している。https://yoshikawa-sachie.co.jp/

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