2024年5月11日、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが初めて単独での公務をこなされた。若かりし頃の皇后雅子さまを彷彿とさせるファッションにも注目が集まったが、持っていたバッグは母と娘の絆を感じさせるものだった。
愛子さまがお持ちのバッグは、22年前に雅子さまがご使用に
愛子さまは皇居の近くにある国立公文書館に到着し、開催中の『夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―』をご鑑賞。愛子さまは、襟なしのVネックのジャケットに白のフレアスカートのスーツのオールホワイトコーデでお出ましに。手にはこぶりなベージュがかった白のバッグ、足元も白のパンプス、アクセサリーも白のパールを合わせられ、完璧なワンカラーコーデだった。このときのバッグと同じものを、雅子さまが22年前の公務の際にお持ちだった。
2002年6月、東京・世田谷の国立成育医療センター開設記念国際シンポジウムに出席された雅子さま。フレッシュな若草色のセットアップに、パールのアクセサリーを合わせた爽やかなコーディネートだった。そして、手に持っていたのは、今回愛子さまが持っていたバッグと同じもの。愛子さまが雅子さまから譲り受けられたか、今回の公務に際して借りたのかもしれない。初の単独公務を務められる愛子さまにとって、心強いアイテムになったに違いない。
このとき、雅子さまは、織りのはいった若草色のセットアップに合わせられ、爽やかな春コーデにまとめられていた。雅子さまは、オールホワイトコーデも多いが、若草色やロイヤルブルー、ボルドーカラーもお好きな色としてよくお召しになっている。
愛子さまの装いには、雅子さまを参考にしたと思われるものも多く、ファッションからも母と娘の関係を感じさせる。今後もそういったファッションが見られるか楽しみだ。