社会

《シンプルな中にひと工夫》皇后雅子さま、春のベーシックカラーコーデはアクセサリーや小物でツヤ感をプラス

1994年5月、第24回戦没殉職船員追悼式にご出席の雅子さまと天皇陛下
靴にも白の切り替えデザインが(1994年5月13日、Ph/JMPA)
写真117枚

コーディネートしやすく着回しの利くベーシックカラー。皇后雅子さまもよくお召しになっているベーシックカラーだが、おしゃれに見せるコツを探りたい。雅子さまの春のべーシックカラーコーデをチェック。着こなしのポイントをスタイリストの横山麻里さんとともに振り返る。

ベーシックカラーをおしゃれに見せるコツ存在感のあるアクセサリーをつけること

「ベーシックカラーのファッションは、シンプルになりすぎないように、存在感のあるアクセサリーを使ってください。大きめのアクセサリーでもいいですし、華奢なアクセサリーを重ねてつける、デザイン性のあるアクセサリーをプラスするのもおすすめです。これからの季節、手元が出るデザインの洋服が増えるので、手元にボリュームを出してもいいと思います。顔周りの印象も重要なので、イヤーカフとイヤリングを重ねるアクセサリー使いはトレンド感が高まります。

また、異素材をMIXさせると、コーディネートに奥行きが出ます。レース、フェイクレザー、シースルー、エナメル小物などを取り入れてみてください。ベーシックカラーコーディネートは、きれいにまとめすぎないのがおしゃれ。例えば、シースルー素材のトップスには、きれいめボトムではなく、カーゴパンツやデニムなど、カジュアルボトムを合わせるとバランスがいいです。メンズライク×レディライク、甘いテイスト×辛口というような、相反するテイストを合わせると大人のおしゃれ感が高まります」(横山さん、以下同)

スーツの白の切り替えを小物にもリンクさせたツートーンコーデ

1994年5月、第24回戦没殉職船員追悼式にご出席の雅子さまは、白の切り替えデザインがポイントのネイビーのセットアップをセレクト。

1994年5月、第24回戦没殉職船員追悼式にご出席の雅子さま
ネイビーと白のコントラストが爽やか(1994年5月13日、Ph/JMPA)
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1994年5月、第24回戦没殉職船員追悼式にご出席の雅子さまと天皇陛下
表情が沈まないように顔周りは白を多めに(1994年5月13日、Ph/JMPA)
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「ツートーンコーディネートでまとめられたシックな装いの中にも、爽やかさが感じられるスタイル。ベーシックカラーの組み合わせですが、ジャケットの切り替えデザインはとても目を惹きます。上半身に視線が上がり、さらに、Iラインも強調され、スタイルアップにつながるデザイン。パンプスもバイカラー配色を合わせられ、おしゃれ度の高さが感じられます。ベーシックカラーでも、デザイン性のあるデザインをセレクトすると、とても華やか。さらに帽子やアクセサリーで白を取り入れると、明るく上品な雰囲気に仕上がります」

→皇后雅子さまの春めくパステルカラーファッションはコチラ

ビッグジャケットにタイトスカートで好バランスなオールホワイトコーデ

1999年5月の春の園遊会は洋装でお出ましの雅子さま。デザインに特徴のある白のセットアップをお召しだった。

1999年5月の春の園遊会は洋装でお出ましの雅子さま
帽子やパールアクセがロイヤルファッション感を底上げ(1999年5月19日、Ph/代表取材)
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1999年5月の春の園遊会は洋装でお出ましの雅子さま
立体的な織り生地が特徴のセットアップ(1999年5月19日、Ph/代表取材)
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「オールホワイトのコーディネートは、それだけで清楚で女性らしい印象です。単調なコーディネートにならないように、織り生地をセレクトしたり、帽子、大きめのアクセサリー、ワンハンドルバッグというようなポイントになる小物使いをされたりしているのが素敵です。少しカーブした帽子のつばのデザインや、長め丈のジャケットにより、きれいにまとめすぎず、甘くなりすぎない、大人のオールホワイトの着こなしになっています」

→皇后雅子さまの春モード満開のピンクファッションはコチラ

バイカラーのセットアップに小物もバイカラーでスタイリッシュに

1999年6月、ご夫婦で栃木県・日光市をご訪問。東武下今市駅に到着された雅子さまは、おしゃれなセットアップをお召しだった。

1999年6月、ご夫婦で栃木県・日光市をご訪問の雅子さま
ネイビー×白の靴とバッグがコーデを引き締める(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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1999年6月、ご夫婦で栃木県・日光市をご訪問の雅子さま
白い襟がレフ板効果で顔周りを明るく照らす(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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1999年6月、ご夫婦で栃木県・日光市をご訪問の雅子さま
足元は白多めのバイカラーで抜け感をプラス(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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「バイカラーのセットアップは、白い襟や袖口がコーディネートのポイントにもなりつつ、大きな白い襟は顔周りを明るい印象にさせています。小物も同色でまとめ、全体のトーンが統一されていますが、バイカラーなので、小物の存在感もばっちり感じられます。全体はシックなカラーですが、洋服、小物、ともにデザイン性が高いので、単調にならず、目を引くスタイルです」

→皇后雅子さまの春のグリーンスーツの着こなしはコチラ

ロング丈ジャケットのネイビーのセットアップクリーンで知的な印象

2001年5月、那須(栃木県)にご静養に向かわれる雅子さまは、濃紺のパンツスーツに丈の長いジャケット姿。このとき雅子さまは妊娠中だった。

2001年5月、那須(栃木県)にご静養に向かわれる雅子さま
インナーの白のトップスはVネックでシャープな印象に(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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2001年5月、那須(栃木県)にご静養に向かわれる雅子さま
長めのジャケットがおしゃれで洗練された雰囲気(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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2001年5月、那須(栃木県)にご静養に向かわれる雅子さま
靴とバッグは引き締めカラーの黒をセレクト(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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「引き締めカラーのネイビーでとてもシャープな印象です。インナーは白を少し覗かせ、抜け感も出ています。シンプルになりすぎないよう、大きめのアクセサリーや、バックル付きのパンプスを合わせ、コーディネートにポイントを作っています。長め丈のジャケットでモード感も漂う洗練された雰囲気。ネイビーのセットアップは、きちんと着てしまうと、オフィススタイルのようなイメージになってしまいますが、ゆったりとした長め丈ジャケットにきれいめなストレートパンツの合わせは、知的さはキープしつつも、大人のゆとりが感じられます」

→皇后雅子さまの知的なネイビーファッションはコチラ

ドット柄やバイカラーを取り入れた遊び心のあるモノトーンスタイル

2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう雅子さまを東京駅でキャッチ。

2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう雅子さま
ジャケットのランダムなドット柄が大人っぽい印象(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう天皇陛下と雅子さま
スタンドカラーのジャケットがワンピースの甘さを中和(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう天皇陛下と雅子さま
靴もバッグもネイビー×白のバイカラー(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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「ベーシックカラーのドット柄を取り入れたスタイルは、大人の品格をキープしつつ甘さも香らせることができます。ドット柄を小さめ、モノトーンカラー、ランダムで、ジャケットもスタンドカラーなので、甘くなりすぎず好バランス。ゴールドのアクセサリーやボトムはダークカラーのタイトなスカートを合わせるなど、全体のコーディネートの足し算、引き算がお見事です。小物も同系色のバイカラーで統一し、全体がまとまっています。シンプルになりがちなモノトーンコーディネートも、柄を取り入れ、気品漂う、上品な大人の着こなしになっています」

→皇后雅子さまの春のホワイトコーデはコチラ

パンツスーツにレースのレースインナーで抜け感をプラス

2018年5月、半年ぶりの地方でのご公務で、滋賀県をご訪問の際もオールホワイトコーデ。

2018年5月、半年ぶりの地方でのご公務で、滋賀県をご訪問の天皇皇后両陛下
インナーはレース、袖口は捲って抜け感をプラス(2018年5月25日、Ph/JMPA)
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2018年5月、半年ぶりの地方でのご公務で、滋賀県をご訪問の天皇皇后両陛下
靴やバッグも白で統一(2018年5月25日、Ph/JMPA)
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2018年5月、半年ぶりの地方でのご公務で、滋賀県をご訪問の天皇皇后両陛下
笑顔で手を振られるお二人(2018年5月25日、Ph/JMPA)
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2018年5月、半年ぶりの地方でのご公務で、滋賀県をご訪問の天皇陛下と雅子さま
パールのネックレスも涼しげ(2018年5月25日、Ph/JMPA)
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「オールホワイトの着こなしは、清らかな雰囲気。スーツとは異なる素材のレースをインナーに合わせることで、オールホワイトコーデにアクセントがつきます。また、袖口を折り返すひと手間により、シンプルなデザインのパンツスーツに抜け感が。メンズライクになりがちなパンツスーツですが、インナーをレース素材にしたり、小物を白でそろえることで、レディライクな着こなしになっています」

◆ファッション解説:スタイリスト・横山麻里さん

ほどよくフェミニンで上品なカジュアルスタイリングが参考になると、同世代の女性たちからの支持多数。大人女性のファッション誌を中心にカタログや広告で活躍中。

1996年4月、来日したビル・クリントン米大統領(当時)の歓迎式典にご出席の雅子さま
アクセサリーはパールでみずみずしく(1996年4月17日、Ph/JMPA)
写真117枚

春は桜を連想させるピンクなど、明るいカラーやリボンなど、女性らしいファッションが目立つ。そこで、皇后雅子さまの春のリボンファッションをチェック。ロイヤルムード満点の帽子のリボンから、年齢を重ねられさりげなくリボンを取り入れたファッションなどを振り返る。

バラ模様に帽子の白リボンの甘さを黒小物で引き締め

1996年4月、来日したビル・クリントン米大統領(当時)の歓迎式典にご出席の際、雅子さまは、バラ模様の華やかなセットアップをお召しに。帽子には白のリボンがついていた。

1996年4月、来日したビル・クリントン米大統領(当時)の歓迎式典にご出席の天皇皇后両陛下
靴とバッグは黒で引き締めて(1996年4月17日、Ph/JMPA)
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1996年4月、来日したビル・クリントン米大統領(当時)の歓迎式典にご出席の雅子さま
立体的なバラ模様がエレガントなセットアップ(1996年4月17日、Ph/JMPA)
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上下ピンクに、バラ柄の装飾が施されたセットアップ、帽子の大きなリボンと、フェミニン要素が満載なコーディネート。そこに、引き締めカラーである黒の小物を取り入れることでほどよい甘辛バランスが成立。耳元のパールのイヤリングがほどよいアクセントになっていた。

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スタンドカラーのシャツに帽子のリボンでほどよい甘辛バランスに

1999年3月、運輸省航海訓練所の練習船の進水式にお出ましの雅子さま。お気に入りのロイヤルブルーのセットアップに、リボンがついた帽子を合わせられていた。

1999年3月、運輸省航海訓練所の練習船の進水式にお出ましの雅子さま
白のスタンドカラーのシャツがキリッとクールな印象(1999年3月、Ph/JMPA)
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キリッとしたスタンドカラーのシャツブラウスを組み合わされてよりカチッとした印象のコーディネート。そこに、フロントにリボンが付いた帽子をかぶることで、柔らかさがプラスされ、女性らしい印象にまとまっている。

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白のセットアップにネイビーを効かせてキリッと凛としたたたずまい

2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さま。白のセットアップに、ネイビーを差し色にした爽やかな配色で、帽子のリボンが大きくとも甘さはほどよくセーブされている。

2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さまと天皇陛下
白のセットアップにネイビーを合わせることで凛とした表情に(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さまと天皇陛下
天皇陛下(当時は皇太子)もネイビー×ブルーのネクタイでリンク(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さま
イヤリングのパールやブローチのゴールドが華やか(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さまと天皇陛下と秋篠宮ご夫妻
秋篠宮ご夫妻もブルー系ファッション(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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雅子さまは、白のセットアップに、ネイビーのハイネックのトップスを合わせられスタイリッシュなたたずまい。帽子のリボンやバッグ、靴のネイビーがキリッと知的なムードを漂わせていた。帽子のリボンに加え、ジャケットは、ラペルと袖口に小粒のパールが施された甘めテイストながら、ネイビーを効かせることで凛とした雰囲気にまとまっていた。

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ペールブルーのスタンドカラーのジャケットのクール感を帽子のリボンで中和

2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた際は、スタンドカラーがスタイリッシュなペールブルーのスーツにリボンの帽子をお召しになった雅子さま。

2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた雅子さまと紀子さまと冴子さん
小物は黒と白のモノトーンに(2005年5月14日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた天皇皇后両陛下
パールのイヤリングもポイントに(2005年5月14日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた雅子さま
そろって優しいペールトーンに(2005年5月14日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた雅子さまと紀子さまと冴子さん
スタンドカラーのデザインが凛とした印象に(2005年5月14日、Ph/横田紋子)
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春の空にぴったりの明るい水色のスーツは、スタンドカラーデザインが知的な印象を与える。帽子やグローブ、パールのイヤリングなど顔周りに白を配することで、表情が明るく、爽やかな雰囲気に。帽子のリボンは帽子の地の色と同色でなじむので、さりげなく甘さを漂わせている。さらに、靴とバッグは締め色の黒にすることで、引き締まって大人っぽい雰囲気に、また顔周りの明るさが際立っていた。

→皇后雅子さまの知的なネイビーファッションはコチラ

スモーキーカラーのセットアップにシアーなスカーフをリボン巻き

2016年4月、ご一家で、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策。雅子さまはライトグレーのパンツスーツにスカーフをリボン巻きしていた。

2016年4月、ご一家で、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策の雅子さま
長めに垂らしたスカーフがエレガント(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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2016年4月、ご一家で、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策の天皇皇后両陛下と愛子さま
スモーキーカラーがトレンド感あり(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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2016年4月、ご一家で、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策の天皇皇后両陛下と愛子さま
愛子さまは桜カラーのセットアップをお召しに(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、スモーキーなグレーのパンツスーツをお召しに。ジャケットのカフス部分はダブルカフスに、パンツもセンタープレス加工されていて洗練された雰囲気。柔らかい素材のフローラルプリントのスカーフは透け感もあり涼しげだ。色はスモーキーながらも、スカーフでリボンを作るなど、さりげなく女性らしさをプラスした甘辛バランスが良好なコーディネートだった。

→皇后雅子さまの春のホワイトコーデはコチラ

ロイヤルブルーのカシュクールのセットアップは腰にさりげなくリボン

2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまは、ロイヤルブルーのセットアップをお召しに。カシュクール(胸元で左右に折り重なる、着物のようなデザインのこと)のジャケットは、ウエストにリボンがついていた。

2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
雅子さまのジャケットのカシュクールがドレス感たっぷり(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
鮮やかなロイヤルブルーがお似合いの雅子さま(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
ドレープがエレガントさを底上げ(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
遠目からでもロイヤルブルーが鮮やか(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さま
胸元には存在感のある3連のパールネックレスをお召しに(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さま
片リボンが甘すぎずスタイリッシュ(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さま
耳元には一粒パールのイヤリングをお召しに(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
広がりすぎないスカートもスマートな印象(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
締め色の黒の靴やバッグが甘さを緩和(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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カシュクールデザインにリボン、スカートと全体的に甘めのセットアップ。そこに、黒のバッグや靴を合わせることで、キリッと全体が引き締まる。さらに、アクセサリーは、トップにモチーフのついた3連パールのネックレス。存在感のあるネックレスをつけることで、目線が上に行き、スタイルアップも。耳元にもパールのイヤリングをお召しになり、華やかさを底上げ。顔色も明るく見せていた。

お若い頃は、ロイヤルファッションのアイコンとも言える帽子などに大きくついたリボンが多く、“際立った”リボンコーデだった。しかし年齢を重ねられるにつれて、スカーフやセットアップの一部など、また片リボンなどで“さりげなく”入れるリボンコーデに変化。大人の品格をキープしながらフェミニン要素も取り入れられているように感じさせる。

東京の明治神宮を参拝される雅子さま
つま先から傘までオールホワイトでコーディネート(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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2024年4月9日、天皇皇后両陛下は、明治天皇の后(きさき)の昭憲皇太后が亡くなって4月11日で110年になるのを受け、東京の明治神宮を参拝されました。強雨と風に見舞われながらも、天皇陛下はモーニング姿で、皇后雅子さまは白い参拝服で拝礼されました。

天皇陛下は、午前9時半すぎに東京・渋谷区にある明治神宮の本殿へと続く門の前にご到着。傘を持って本殿前へと進み、玉串をささげて拝礼されました。

東京の明治神宮を参拝される天皇陛下
モーニング姿で参拝される天皇陛下(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される天皇陛下
ハットを片手に持たれご参拝(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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スカラップデザインの裾が素敵な白のドレスでお出ましに

雅子さまは、裾がスカラップデザインになったジャケットにロングスカートを合わせたオールホワイトコーデでお出ましに。ロングスカートから時折のぞく靴も白のパンプス、帽子も白、差されていた傘も白と、完璧なワンカラーコーデでした。上皇后さまも白の参拝服をお召しになり、女性皇族の方々は白で統一されているようでした。

東京の明治神宮を参拝される雅子さま
傘も白でそろえられた雅子さま(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される雅子さま
ジャケットの裾はスカラップデザインになっていて素敵(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される雅子さま
帽子もロイヤルムード満点(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される雅子さま
雨が降り続く中、丁寧に参拝される雅子さま(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される雅子さま
スカートの裾が雨に濡れながらも参拝される雅子さま(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される雅子さま
雨模様でもオールホワイトコーデで明るい印象に(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される雅子さま
アクセサリーも白のパールで統一(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される上皇さま
上皇さまもモーニング姿でお出ましに(2024年4月9日、Ph/JMPA)
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東京の明治神宮を参拝される上皇后さま
上皇后さまも白の参拝服をセレクト(2024年4月9日、Ph/JMPA)
写真117枚

上皇さまは天皇陛下と同じくモーニング姿でお出ましになり、傘をさしながら参拝されていました。上皇后さまも雅子さまもアクセサリーには白のパールを選ばれ、清楚感あふれるオールホワイトコーデでした。

アメリカのトランプ大統領夫妻を迎えての宮中晩餐会に出席の天皇皇后両陛下
ゴールドが加わることで華やかさが格段にアップ(2019年5月27日、Ph/JMPA)
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最近は、シアー素材など、透け感のあるアイテムがトレンド。そこで、皇后雅子さまのレース素材のアイテムを取り入れた春ファッションをチェック。コーディネートに抜け感と女性らしさを添えることができるレース使いに注目です。

繊細なハイネックのレースインナーにパールを重ねたオールホワイトコーデ

1996年6月、神奈川県にある中央福祉学院をご視察の雅子さまがお召しになったのは、クリーム色のジャケットにレースのインナーを合わせたオールホワイトコーデでした。

1996年6月、神奈川県にある中央福祉学院をご視察の雅子さま
少しハイネックのレースのインナーがポイントに(1996年6月27日、Ph/JMPA)
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1996年6月、神奈川県にある中央福祉学院をご視察の雅子さま
サイドの深めのスリットがエレガント(1996年6月27日、Ph/JMPA)
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1996年6月、神奈川県にある中央福祉学院をご視察の雅子さま
靴やバッグも白のオールホワイト(1996年6月27日、Ph/JMPA)
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それだけでとても上品な雰囲気が漂う「白」。透け感のあるレースのインナーでの肌見せは、品があり大人っぽさもキープ。アクセサリーを含め小物もすべて白でまとめつつ、少しトーンに違いをつけたり、ハイネックインナーに、パールのネックレスを合わせたりと、おしゃれさが際立ちます。

→皇后雅子さまの春のホワイトコーデはコチラ

襟元が特徴的なデザインジャケットはレースインナーで華やかさアップ

1998年3月、スカラップ(帆立貝)を思わせる波形がポイントのジャケットをお召しになった雅子さま。当時住まわれていた東宮仮御所でスペインのフェリペ皇太子(当時)をお出迎え。

1998年3月、スカラップ(帆立貝)を思わせる波形がポイントのジャケットをお召しになった雅子さまとグレーのスーツをお召しの天皇陛下
足元は黒で引き締め、顔周りは白で明るく(1998年3月、Ph/JMPA)
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お気に入りで長く愛用するロイヤルブルーのデザインジャケットに、レーストップスを合わせた華やかコーデ。ジャケットのカッティングや胸元のレースがコーディネートのポイントとなり、ネックレスなしでも華やかさ十分です。カラージャケットに白のレースを合わせることで、抜け感が出て、強めのコントラストが好バランス。また、黒のパンプスで引き締めることで、洗練された印象を与えています。

→皇后雅子さまの春を感じるピンクファッションはコチラ

ロマンティックなインナーでジャケットスタイルもフェミニンに

2001年5月、ご懐妊発表後の雅子さまは、幸せいっぱいの笑顔にふさわしいロマンティックなレースのインナーにジャケットを重ねたコーディネートでした。

2001年5月、ご懐妊発表後の雅子さま
カッティングがかわいらしいレースのインナーがポイントに(2001年5月18日、Ph/JMPA)
写真117枚
2001年5月、ご懐妊発表後の雅子さま
足元以外は純白でまとめた清々しいコーディネート(2001年5月18日、Ph/JMPA)
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白のジャケットに、白の上質なレーストップスを合わせた女性らしさ満点のコーディネート。丸みのあるジャケットの襟やレーストップスは、カチッとしたジャケットスタイルでもドレス感があり、柔らかさを感じさせます。また、パールイヤリングやブローチが、より気品漂う女性らしい雰囲気を盛り上げます。

→皇后雅子さまの知的なネイビーファッションはこちら

ペールブルーのジャケットに同系色入りのスカーフをプラス(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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春は陽気に合わせて明るい色が着たくなる季節。そこで、皇后雅子さまの春ファッションをチェック。お気に入りのロイヤルブルーをはじめ、ブルーを取り入れた爽やかな春ファッションを振り返ります。

白のレースインナーで涼やか&ドレッシーに

1998年3月、スカラップ(帆立貝)を思わせる波形がポイントの上着とタイトスカートがすっきりとした印象のスーツ。当時住まわれていた東宮仮御所でスペインのフェリペ皇太子(当時)をお出迎え。

1998年3月、スカラップ(帆立貝)を思わせる波形がポイントの上着とタイトスカートがすっきりとした印象のスーツと天皇陛下
足元は黒で引き締め、顔周りは白で明るく(1998年3月、Ph/JMPA)
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レースの立ち襟のインナーが春らしさ満点の爽やかコーデ。お気に入りのロイヤルブルーのセットアップに、襟のないブラウスを合わせることで、特徴的なスカラップデザインがより際立ちます。かっちりとしたロイヤルブルーに、透け感のあるレースのインナーを合わせることで、抜け感がプラスされ、軽やかで春らしいムードにまとまっています。

→皇后雅子さまの知的なネイビーファッションはコチラ

クールなロイヤルブルーのパンツのセットアップにはブローチやカチューシャで柔らかさを

1998年3月、スペイン・フェリペ皇太子(当時)来日歓迎の際は、お気に入りカラーのロイヤルブルーのパンツのセットアップをチョイス。

1998年3月、スペイン・フェリペ皇太子(当時)来日歓迎の雅子さま
ブローチやカチューシャで女性らしさをプラス(1998年3月、Ph/JMPA)
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鮮やかなロイヤルブルーのセットアップは、パンツスタイルでスタイリッシュな雰囲気。辛口なパンツスーツには、あえて黒小物を合わせることで、よりシャープでクールな印象にまとまっています。そこに、女性らしいモチーフのブローチやカチューシャが加わることで、ほんのりフェミニンな雰囲気も漂い、絶妙な甘辛バランスが成立。

→皇后雅子さまの春を感じるピンクファッションはコチラ

スタンドカラーのシャツとハットでほどよい甘辛バランスに

1999年3月、運輸省航海訓練所の練習船の進水式にお出まし。このときも1年前と同じくお気に入りのロイヤルブルーのセットアップでした。

1999年3月、運輸省航海訓練所の練習船の進水式にお出ましの雅子さま
白のスタンドカラーのシャツがキリッとクールな印象(1999年3月、Ph/JMPA)
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このときはレースのインナーではなく、スタンドカラーのシャツブラウスを組み合わされてよりカチッとした印象。そこに、フロントにリボンが付いたハットをかぶることで、女性らしさをプラスしていました。

→皇后雅子さまの春のホワイトコーデはコチラ

白のセットアップにネイビーを効かせてキリッと凛としたたたずまいに

2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さま。メインは白のセットアップですが、ネイビーを差し色にしたさわやか配色でした。

2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さまと天皇陛下
白のセットアップにネイビーを合わせることで凛とした表情に(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さまと天皇陛下
天皇陛下(当時は皇太子)もネイビー×ブルーのネクタイでリンク(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さまと天皇陛下と秋篠宮御夫妻
秋篠宮ご夫妻もブルー系ファッション(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーへ向かう天皇皇后両陛下(当時)を、空港でお見送りする雅子さまと上皇后さま
イヤリングのパールやブローチのゴールドが華やか(2005年5月7日、Ph/横田紋子)
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雅子さまは、白のセットアップに、ネイビーのハイネックのトップスを合わせられるというスタイリッシュなコーディネート。帽子のリボンやバッグ、靴のネイビーがキリッと知的なムードを漂わせます。ジャケットは、ラペルと袖口に小粒のパールが施された甘めテイストながら、ネイビーを効かせることで凛とした高貴なたたずまいです。

→皇后雅子さまの春めくパステルカラーファッションはコチラ

ペールブルーのセットアップにモノトーン小物でスタイリッシュに

2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた際は、スタンドカラーがスタイリッシュなペールブルーのスーツをお召しになった雅子さま。

2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた雅子さまと紀子さまと黒田さえこさん
小物は黒と白のモノトーンに(2005年5月14日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた天皇皇后両陛下
パールのイヤリングもポイントに(2005年5月14日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた雅子さま
そろって優しいペールトーンに(2005年5月14日、Ph/横田紋子)
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2005年5月、ノルウェーから帰国された天皇皇后両陛下(当時)をお迎えに空港へ向かわれた雅子さまと紀子さまと黒田さえこさん
スタンドカラーのデザインが凛とした印象に(2005年5月14日、Ph/横田紋子)
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澄んだ春の空を思わせる明るい水色のスーツは、スタンドカラーデザインが知的な印象を与えます。帽子やグローブ、パールのイヤリングなど顔周りに白を配することで、表情が明るく、爽やかな雰囲気に。靴とバッグは締め色の黒にすることで、引き締まって大人っぽい雰囲気に、また顔周りの明るさが際立っています。

ロイヤルブルーのセットアップは“カシュクール”がポイント

2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまは、ロイヤルブルーのセットアップをお召しでした。

カシュクールとは、胸元で左右に折り重なる、着物のようなデザインのこと。胸元やウエストを、ひもやリボン、ボタンなどで留めることが多く、女性らしいシルエットが特徴です。

2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
雅子さまのジャケットのカシュクールがドレス感たっぷり(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
鮮やかなロイヤルブルーがお似合いの雅子さま(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
ドレープがエレガントさを底上げ(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
遠目からでもロイヤルブルーが鮮やか(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さま
胸元には存在感のある3連のパールネックレスをお召しに(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さま
片リボンが甘すぎずスタイリッシュ(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さま
耳元には一粒パールのイヤリングをお召しに(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
広がりすぎないスカートもスマートな印象(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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2022年4月、「日本国際賞」の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
締め色の黒の靴やバッグが甘さを緩和(2022年4月13日、Ph/JMPA)
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カシュクールデザインにリボン、スカートと全体的に甘めのセットアップ。そこに、黒のバッグや靴を合わせることで、キリッと全体が引き締まります。さらに、アクセサリーは、トップにモチーフのついた3連パールのネックレス。存在感のあるネックレスをつけることで、目線が上に行き、スタイルアップも叶います。耳元にもパールのイヤリングをお召しになり、華やかさを底上げ。パールの白と光沢感が、顔色も明るく見せています。

ややオーバーサイズのブルーのジャケットで上品なリラクシースタイル

2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家。雅子さまも愛子さまもパンツにジャケットスタイルでした。

2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
そろってジャケットとパンツのリンクコーデ(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
ご滞在中、愛馬のお墓参りへ3回訪れた(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
栃木県高根沢町の御料牧場にご到着(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
笑顔を見せられるご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
雅子さまの「ごっつんこ」で愛子さまも笑顔に(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
雅子さまが「ごっつんこ」とおっしゃりご一家が笑顔に(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
顔を寄せ、陛下と頭がぶつかるハプニングも(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
普段から仲良くされていることがうかがえるシーン(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
散策されるご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇皇后両陛下
雅子さまは「新緑もきれいで」などとお話しに(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された雅子さま
約4年ぶりとなるご静養(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
笑顔を見せられた天皇ご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月に栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家
天皇陛下もネクタイはブルーをセレクト(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、ペールブルーのやや大きめのジャケットにボトムは黒のパンツというスタイル。足元は黒のフラットな靴で引き締められ、ペールブルーのジャケットの鮮やかさが際立っています。首元にはシースルーの水色のストールを巻かれ、涼やかさも感じられます。バッグは以前から愛用されているもので、色はジャケットと同じペールブルーでそろえられていました。揺れる白のイヤリングがキラキラ輝いて表情を明るく照らしていました。

1996年4月、来日したビル・クリントン米大統領(当時)の歓迎式典にご出席の雅子さま
アクセサリーはパールで瑞々しく(1996年4月17日、Ph/JMPA)
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3月にはいり、春らしさが増してきたこの頃。そこで、皇后雅子さまの春カラー、ピンクファッションをチェック。若かりし頃のローズピンクから、最近のピンクベージュまで、上品さをプラスする小物の合わせ方にも注目です。

バラ模様がポイントのピンクのセットアップの甘さを黒小物で引き締め

1996年4月、来日したビル・クリントン米大統領(当時)の歓迎式典にご出席の際、雅子さまは、バラ模様の華やかなセットアップをお召しでした。

1996年4月、来日したビル・クリントン米大統領(当時)の歓迎式典にご出席のの雅子さま
立体的なバラ模様がエレガントなセットアップ(1996年4月17日、Ph/JMPA)
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1996年4月、来日したビル・クリントン米大統領(当時)の歓迎式典にご出席のの天皇皇后両陛下
靴とバッグは黒で引き締めて(1996年4月17日、Ph/JMPA)
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上下ピンクに、バラ柄の装飾が施されたセットアップ、帽子の大きなリボンと、フェミニン要素が満載なコーディネート。そこに、引き締めカラーである黒の小物を取り入れて、甘さを引き算して、ほどよい甘辛バランスを取られていました。耳元のパールのイヤリングがほどよいアクセントに。

→皇后雅子さまの春のホワイトコーデはコチラ

鮮やかなローズピンクはシンプルな黒小物で良好な甘辛バランスに

1996年5月、東京のNHKホールでハンブルグ国立歌劇場日本公演をご鑑賞の雅子さまは、鮮やかなローズピンクのセットアップをお召しでした。

1996年5月、東京のNHKホールでハンブルグ国立歌劇場日本公演をご鑑賞の雅子さま
ドレープとタイトスカートで大人なシルエット(1996年5月30日、Ph/JMPA)
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1996年5月、東京のNHKホールでハンブルグ国立歌劇場日本公演をご鑑賞の雅子さまと天皇陛下
こぶりな黒のバッグと黒のパンプスで大人っぽく(1996年5月30日、Ph/JMPA)
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1996年5月、東京のNHKホールでハンブルグ国立歌劇場日本公演をご鑑賞の雅子さま
ネックレスは存在感のある大粒パール(1996年5月30日、Ph/JMPA)
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1996年5月、東京のNHKホールでハンブルグ国立歌劇場日本公演をご鑑賞の雅子さま
甘辛バランスは良好(1996年5月30日、Ph/JMPA)
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光沢感のある素材と胸元からふわりと広がるドレープがとてもエレガントな印象のピンクのセットアップ。色だけで甘さが強いぶん、タイトスカートで大人テーストに。さらに、バッグと靴を引き締めカラーの黒にすることで、コントラストがつき、メリハリが生まれると同時に甘さが抑えられています。

ネックレスは大粒パールで存在感抜群、コーデに華やかさをプラスしています。

→皇后雅子さまの春を感じるピンクファッションはコチラ

カジュアルなパンツファッションもピンクのベストで女性らしさをプラス

1998年3月、葉山御用邸(神奈川県)の近くを散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。

1998年3月、葉山御用邸(神奈川県)の近くを散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
ピンクベースのマルチカラーのベストがポイントに(1998年3月30日、Ph/JMPA)
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1998年3月、葉山御用邸(神奈川県)の近くを散策される雅子さま
裾のデザインが特徴的なベスト(1998年3月30日、Ph/JMPA)
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1998年3月、葉山御用邸(神奈川県)の近くを散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
カチューシャは当時の雅子さまのトレードマーク(1998年3月30日、Ph/JMPA)
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白のシャツに、裾のデザインが特徴的なピンクベースのニットベストをお召しの雅子さま。ボトムは黒のパンツで、靴もゴールドの金具がついたローファーという、マニッシュなコーディネートですが、ピンクベースのニットベストや、当時の雅子さまのファッションアイコンでもあるカチューシャが女性らしさを添えていました。

→皇后雅子さまの知的なネイビーファッションはコチラ

淡いピンクのセットアップに白小物を合わせて柔らかさを演出

2017年4月、スペイン国王夫妻の来日の際に行われた歓迎式典に出席された際は、縁取りがおしゃれなペールトーンのピンクのセットアップをお召しでした。

2017年4月、スペイン国王夫妻の来日の際に行われた歓迎式典に出席された天皇皇后両陛下
顔周りにはパールアクセサリーがキラリ(2017年4月5日、Ph/JMPA)
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2017年4月、スペイン国王夫妻の来日の際に行われた歓迎式典に出席された雅子さま
立体的な縁取りが目を引くセットアップ(2017年4月5日、Ph/JMPA)
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2017年4月、スペイン国王夫妻の来日の際に行われた歓迎式典に出席された天皇皇后両陛下
足元は白で抜け感たっぷり(2017年4月5日、Ph/JMPA)
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2017年4月、スペイン国王夫妻の来日の際に行われた歓迎式典に出席された天皇皇后両陛下や安倍晋三首相(当時)と夫人ら
全体がペールトーンと白のツートーンに(2017年4月5日、Ph/JMPA)
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淡いピンクのセットアップは襟のないデザインで、縁取りにブレードが施されていておしゃれなたたずまい。靴とバッグは白を合わせることで、より優しい雰囲気にまとめられています。アクセサリーもネックレスとイヤリング、ブローチまでパールで統一し、全体がペールピンクと白のツートーンが成立。軽やかな印象で春らしさ満点です。

→皇后雅子さまの春のグリーンスーツの着こなしはコチラ

ピンクのジャケットに同じトーンのスカーフで軽やかなパンツスタイル

2018年5月の連休に宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれた際は、ピンクのジャケットにお気に入りのシャネルのスカーフを合わせたパンツファッションでした。

2018年5月の連休に宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれた天皇皇后両陛下と愛子さま
顔周りはピンクで明るい印象に(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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2018年5月の連休に宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれた天皇皇后両陛下と愛子さま
ボトムは締め色でメリハリを(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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2018年5月の連休に宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれた天皇皇后両陛下と愛子さま
涼やかなスカーフで季節感もバッチリ(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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柔らかいピンクのジャケットに、同じピンクベースのスカーフを合わせた、優しい雰囲気のパンツスタイル。首から掛けるラフな巻き方がこなれ感を演出すると同時に、Iラインが強調され引き締まって見えます。また、パンツや靴は、ダークカラーで引き締め、バッグはジャケットと同じカラーでそろえることで、大人っぽい甘辛コーディネートに。歩くと揺れる、軽やかなスカーフは、涼しげな雰囲気をプラスしてくれます。

→皇后雅子さまの春めくパステルカラーファッションはコチラ

光沢のある淡いピンクベージュのドレスで華やかに

2023年4月、日本国際賞の授賞式に出席された雅子さま。ツヤ感のある淡いピンクベージュのセットアップが華やかでした。

2023年4月、日本国際賞の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
光沢感のある生地がドレッシーなセットアップ(2023年4月13日、Ph/JMPA)
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2023年4月、日本国際賞の授賞式に出席された雅子さま
ロングスカートの裾から膝下あたりまで白のレースのあしらいが素敵(2023年4月13日、Ph/JMPA)
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2023年4月、日本国際賞の授賞式に出席された雅子さま
首元のカッティングがおしゃれ(2023年4月13日、Ph/JMPA)
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2023年4月、日本国際賞の授賞式に出席された雅子さまと天皇陛下
遠目からでもわかるネックレスの存在感(2023年4月13日、Ph/JMPA)
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光沢のある生地が顔映えよく、胸元のネックレスやレースのデザインがより華やかさを盛り上げています。カフス部分と襟元、スカートの裾部分にレースが施されたセットアップは、エレガントなたたずまい。一連ではなく、小粒なパールがたくさん使われた存在感のあるパールネックレスも華やかさを底上げ。光沢感や白のレース生地、白のパールのアクセサリーが、みずみずしく、清涼感のある雰囲気です。

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