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皇后雅子さま、授賞式にパールアクセで涼やか&凛としたワントーンコーデでお出ましに

上野にある日本学士院会館をご訪問の天皇皇后両陛下
小ぶりで立体感のある襟元が顔周りをきゅっと引き締める(2024年7月8日、Ph/JMPA)
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2024年7月8日、天皇皇后両陛下は東京・上野にある日本学士院会館をご訪問。日本学士院第114回授賞式に出席された。皇后雅子さまのうららかなワントーンコーデに注目したい。

顔映えのいいペールトーンのセットアップは小物合わせでより涼やかに

今回の式典では10人の受賞者が発表され、天皇皇后両陛下は式典後に、受賞者のうち「恩賜賞」にも選ばれた2人から、研究内容についての説明を受けられた。

上野にある日本学士院会館をご訪問の天皇皇后両陛下
雅子さまはペールトーンの顔映えのよいスーツをセレクト(2024年7月8日、Ph/JMPA)
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天皇陛下といえば、歴史学者としても有名。「恩賜賞」受賞者の菊地重仁東京大学大学院准教授には、「研究に使われた史料はどんなものでしょうか」「史料はよく残っていましたか」などと質問されていた。

上野にある日本学士院会館をご訪問の天皇皇后両陛下
受賞者の話を笑顔でお聞きになるお二人(2024年7月8日、Ph/JMPA)
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また、能登半島地震発生前に起きた群発地震と、自身が研究する「スロー地震」の関連について説明した小原さんに、雅子さまは、スロー地震と巨大地震の関連性や、能登半島地震発生前にも同様の現象があった可能性について質問。水問題を研究する天皇陛下も「地震の発生と地下の水の関連は」などと質問される場面もあった

上野にある日本学士院会館をご訪問の天皇皇后両陛下
ほんのりと光沢のある生地感がエレガント(2024年7月8日、Ph/JMPA)
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上野にある日本学士院会館をご訪問の雅子さま
大振りなパールのイヤリングがアクセントに(2024年7月8日、Ph/JMPA)
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雅子さまがお召しになったペールトーンのセットアップは、軽やかな印象で、涼しげ。小ぶりな襟のデザインで、女性らしさも満点だ。同色の帽子も被られ、華やかさも。小物はパールアクセを合わせられ、みずみずしさが加わり、より清涼感のあふれるコーディネートにまとまっている。

同じスーツを過去にもワントーンコーデでお召しに

雅子さまがお召しになった、ほんのりパープルがかったようなライトグレーのセットアップは、顔映えもよく、長袖でも涼やかさが感じられる。

上野にある日本学士院会館をご訪問の雅子さま
パールネックレスやイヤリングでみずみずしさをプラス(2024年7月8日、Ph/JMPA)
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上野にある日本学士院会館をご訪問の天皇皇后両陛下
スカートの丈は以前よりやや長めになっているように思われる(2024年7月8日、Ph/JMPA)
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同じスーツを2024年の1月1日、新年にあたり発表された写真でもお召しだった雅子さま。このときは今回とは違って帽子を被られていなかったが、靴も同トーンでそろえられ、ワントーンコーデだった。

新年にあたり撮影をされた天皇皇后両陛下と愛子さま
明るい色のお召し物でそろえられた天皇皇后両陛下と愛子さま(Ph/宮内庁提供)
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新年にあたり撮影をされた天皇皇后両陛下と愛子さま
雅子さまと愛子さまはワントーンコーデでおまとめに(Ph/宮内庁提供)
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新年にあたり撮影をされた天皇皇后両陛下と愛子さま
2024年の干支(えと)の置物「辰置物(たつおきもの)」を前に談笑されるご一家(Ph/宮内庁提供)
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さらに同じスーツを2022年9月、東京都内のホテルで開かれた日本遺族会創立75周年記念式典にご出席の際にもお召しだった。このときは、天皇陛下はグレーのネクタイ、雅子さまはグレーのスーツでリンクコーデをご披露。今回とは違うものだが、同トーンの帽子を被られ高貴な雰囲気だった。

2022年9月、東京都内のホテルで開かれた日本遺族会創立75周年記念式典にご出席の天皇皇后両陛下
天皇陛下はグレーのネクタイ、皇后雅子さまはグレーのスーツでリンクコーデ(2022年9月12日、Ph/JMPA)
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2022年9月、東京都内のホテルで開かれた日本遺族会創立75周年記念式典にご出席の雅子さま
帽子があることで洗練されたおしゃれな印象に(2022年9月12日、Ph/JMPA)
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2022年9月、東京都内のホテルで開かれた日本遺族会創立75周年記念式典にご出席の雅子さま
小物は白で統一され軽やかな印象に(2022年9月12日、Ph/JMPA)
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2022年9月、東京都内のホテルで開かれた日本遺族会創立75周年記念式典にご出席の天皇皇后両陛下
明るさと落ち着いた印象を併せ持つライトグレー(2022年9月12日、Ph/JMPA)
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2022年9月、東京都内のホテルで開かれた日本遺族会創立75周年記念式典にご出席の雅子さま
白にも近いライトグレーが顔映えよい(2022年9月12日、Ph/JMPA)
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2024年6月22日から29日までイギリスを公式訪問された天皇皇后両陛下。25日から3日間にわたり、国賓として公式行事に臨まれ、初日は歓迎式典やバッキンガム宮殿で開かれた晩さん会に出席された。27日は国王夫妻へ別れの挨拶をされるため、バッキンガム宮殿を訪問された。

チャールズ国王夫妻とお別れの挨拶

現地時間27日の午前、ご懇談を終えられ、宮殿のエントランスまでチャールズ国王とカミラ王妃に見送られた天皇皇后両陛下。車に乗車される前、話足りないご様子で足を止められ、国王夫妻と話を続けられた。最後は車の前で固い握手を交わされ、雅子さまは国王夫妻と頬を寄せ合い、お別れの挨拶をされた。

目線を合わせながら子どもたちとご交流

宮殿を後にし、国賓としての公式日程を終えられたおふたりはロンドン東部にある、子供に関連する芸術作品や文学作品などを集めた「V&A子ども博物館」で日本人学校の子供たちと交流された。

子供たちが作った作品をご覧になった天皇皇后両陛下は「すごくよくできている」、「みんなで考えたのね」などと、お言葉をかけられていた。

子供たちの作品をご覧になった(2024年6月27日、Ph/代表取材)
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子供たちと目線を合わせられる天皇皇后両陛下(2024年6月27日、Ph/代表取材)
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イギリスの子供たちが折り紙を楽しむ様子もご覧になり、「難しい?」などと声をかけられた。

折り紙をする生徒たちをご覧になる天皇皇后両陛下(2024年6月27日、Ph/代表取材)
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現地の子供たちに声をかけられた(2024年6月27日、Ph/代表取材)
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これまでも、国内の小学校や小児病院で子供たちと交流されている天皇皇后両陛下はと同じ目線にするため、膝や腰を折り、話しかけらてきた。今回も、かがまれるなどして子供たちとの距離を縮められていた。

 

東京都内の幼稚園「九段幼稚園」をご訪問の天皇皇后両陛下
5月の「こどもの日」にちなんだ施設へ訪問された(2024年5月21日、Ph/JMPA)
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東京都内の幼稚園「九段幼稚園」をご訪問の天皇皇后両陛下
園児たちの話を熱心に聞かれるお二人(2024年5月21日、Ph/JMPA)
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東京都内の幼稚園「九段幼稚園」をご訪問の天皇皇后両陛下
優しいまなざしで見守られるお二人(2024年5月21日、Ph/JMPA)
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東京都内の幼稚園「九段幼稚園」をご訪問の天皇皇后両陛下
終始笑顔で見守られていることがマスクをしていてもわかる(2024年5月21日、Ph/JMPA)
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東京都内の幼稚園「九段幼稚園」をご訪問の天皇皇后両陛下
工作の様子を見守られる雅子さま(2024年5月21日、Ph/JMPA)
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小児病院に訪問された天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)(2018年8月4日、Ph/JMPA)
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雅子さまが子供の手を取る場面も(2018年8月4日、Ph/JMPA)
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小さな子供たちと交流される際、同じ目線の高さに合わせるため、かがまれる両陛下(2018年8月4日、Ph/JMPA)
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その後、ロンドンで上演されている舞台『となりのトトロ』の一部シーンのパフォーマンスを子供たちと鑑賞された天皇皇后両陛下。鑑賞後にサツキ役やメイ役のキャストたちと歓談され、「どれくらい練習しました?」などと質問をされた。

鑑賞後はキャストたちと歓談された(2024年6月27日、Ph/代表取材)
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この日、天皇陛下はペールピンクの模様が入った藤色のネクタイをお召しになり、さりげなく雅子さまとリンクコーデを披露されていた。子供たちと交流するにあたり、親近感を持ってもらうため、優しい印象のピンクを選ばれたのかもしれない。

同日午後は、天皇陛下がウィンザー城の礼拝堂を訪問され、故・エリザベス女王と夫のフィリップ殿下の墓に花を手向けられた。

天皇皇后両陛下のために晩餐会が開かれた(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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2024年6月22日から、国賓としてイギリスに公式訪問されている天皇皇后両陛下。現地時間の25日、歓迎式典を終えられた天皇皇后両陛下はバッキンガム宮殿で昼食会に出席され、日本に関連した王室のコレクションをご覧になった。その後、ウェストミンスター寺院を訪問し、身元のわからない兵士が眠る無名戦士の墓に花輪を捧げられた。

身元のわからない兵士が眠る無名戦士の墓に花輪を捧げられた(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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ウェストミンスター寺院をご訪問(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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ウェストミンスター寺院を見学されたおふたり(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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ウェストミンスター寺院でもホワイトのセットアップをお召しに(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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記帳台でそれぞれ署名された(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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ウェストミンスター寺院では以前、エリザベス女王の国葬やチャールズ国王の戴冠式が行われた(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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天皇皇后両陛下のご署名(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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夜には、バッキンガム宮殿で天皇皇后両陛下のために国王夫妻主催の晩さん会が開かれた。

このあと、チャールズ国王が用意したベントレーで晩さん会へ(2024年6月25日、Ph/雑誌協会英国同行取材班〈本誌・横田紋子〉)
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ドレスの裾が長く、歩くと優雅な雰囲気に(2024年6月25日、Ph/雑誌協会英国同行取材班〈本誌・横田紋子〉)
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和を象徴した海外の晩餐会にふさわしいティアラが選ばれた(2024年6月25日、Ph/雑誌協会英国同行取材班〈本誌・横田紋子〉)
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レースのドレスを選ばれた雅子さま(2024年6月25日、Ph/雑誌協会英国同行取材班〈本誌・横田紋子〉)
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フローラ柄×オフホワイト 雅子さま“らしさ”溢れるロングドレス

昼食会後、チャールズ国王から贈られたイギリスで最高位の勲章「ガーター勲章」を身につけられた天皇陛下。雅子さまはオフホワイトのロングドレスをお召しに。ドレスのフェミニンな花柄のレースとショートスリーブは、ご成婚の際に着用されたローブ・デコルテを彷彿とさせる。フローラル柄とホワイトがお似合いな雅子さま“らしさ”溢れる一着だった。

国王夫妻主催の晩さん会に出席された天皇皇后両陛下(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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ご成婚の日もショートスリーブのドレスをお召しに(1993年6月9日、Ph/JMPA)
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ご成婚の日の麗しきドレス姿(1993年6月9日、Ph/JMPA)
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ご成婚の日のローブ・デコルテは森英恵さんが手がけたことで話題に(1993年6月9日、Ph/JIJI PRESS)
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皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と天皇皇后両陛下(当時は皇太子と皇太子妃)
燕尾服とローブ・デコルテ姿で、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と(1993年6月9日、Ph/宮内庁提供)
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ご成婚パレードの際の天皇皇后両陛下
ご成婚パレードでは襟の花びらのデザインが特徴のドレスをお召しに(1993年6月9日)
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手を振られる天皇皇后両陛下(1993年6月9日、Ph/JIJI PRESS)
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また、ドレスの裾が床につくほど長く、歩くとゴージャスな雰囲気に。揺れるイヤリングや、2連のダイヤモンドなど、アクセサリーもさらに華やかさを演出していたが、なかでも目を惹くのはティアラだ。

雅子さまはオフホワイトのロングドレスをお召しに(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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雅子さまが身につけていたティアラは、天皇家を象徴する菊の花をモチーフとした「皇后陛下の第二ティアラ」と呼ばれ、美智子さまから受け継がれたもの。

宮内庁の内部資料に「皇后陛下御正装の装身具類」として「冠(ダイヤ)A型」(第一ティアラ)「冠(菊型)B型」(第二ティアラ)と記載されている。これらは皇后だけが着用できるものとされ、今回の晩餐会で雅子さまは「冠(菊型)B型」を初めて着用された。

国王は日本語で「お帰りなさい」、天皇陛下は「かけがえのない友人として…」とスピーチ

晩餐会の冒頭では国王陛下と天皇陛下のスピーチが行われた。チャールズ国王は、まず日本語で「英国にお帰りなさい」とスピーチ。ハローキティやポケモンなど日本文化にも触れ、ユーモアを交えながら、両国のさらなる発展を祈ることばを述べた。

乾杯をされる天皇陛下とチャールズ国王(2024年6月25日、Ph/JIJI PRESS)
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天皇陛下は、「敬愛する故エリザベス2世女王陛下に御招待を頂いてから、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、こうして約5年の月日を経て国賓として英国の地を訪れることができましたことは、誠に喜びに堪えません」と今回のイギリスご訪問について、お気持ちを述べられた。

スピーチの最後には「今後とも日英両国がかけがえのない友人として、人々の交流を通じて真にお互いを理解し合う努力を弛みなく続け、永続的な友好親善と協力関係を築いていくことを心から願っています。ここに杯を挙げ、国王王妃両陛下のご健勝と、日英関係の更なる発展と世界への貢献、そして両国国民の末永い幸せを祈ります」としめくくった。

チャールズ国王からの招待を受け、2024年6月22日から8日間の日程でイギリスに公式訪問されている天皇皇后両陛下。25日から国賓として公式行事に臨まれている。

25日の朝、ウィリアム皇太子がチャールズ国王の代わりに、天皇皇后両陛下が宿泊されているホテルまで出迎えた。

車で会場の「ホース・ガーズ」に向かわれた天皇皇后両陛下は、会場でチャールズ国王とカミラ王妃に迎えられ、笑顔で握手を交わされた。

天皇陛下はチャールズ国王とともに儀仗隊を閲兵された(2024年6月25日、Ph/雑誌協会英国同行取材班)
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近衛連隊音楽隊による「君が代」の演奏の後、41発の祝砲が鳴らされた。日本の歌「さくらさくら」が演奏されるなか、天皇陛下はチャールズ国王とともに儀仗隊を閲兵された。

歓迎式典で、雅子さまはホワイトのレース生地のドレスをお召しに。バッグ、手にされた手袋などの小物もホワイトで統一しており、帽子にはドレスと同じレース生地のリボンが巻かれていた。アクセサリーもパールを選ばれ、全身をホワイトで統一したワンカラーコーデを披露された。

白いお召し物の上に、華やかさを演出するレースのドレスを重ね着されているので、メリハリが生まれている。また首元の襟がフォーマル感を演出し、歓迎式典に相応しい雰囲気に。

おふたりは、歓迎式典を受けられた後、国王夫妻とともに馬車に乗り、バッキンガム宮殿までのびる大通り「ザ・マル」を通られた。天皇陛下はチャールズ国王とともに、馬アレルギーのため白いマスクを着用された雅子さまはカミラ王妃と同じ馬車に乗車された。

チャールズ国王と馬車に乗られた天皇陛下(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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馬車でバッキンガム宮殿に向かわれた(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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馬アレルギーのため、白いマスクを着用された雅子さま(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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馬車から手を振られる雅子さま(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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雅子さまはカミラ王妃と同じ馬車に(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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カミラ王妃もホワイトコーデ(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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バッキンガム宮殿で昼食会が開かれた(2024年6月25日、Ph/代表取材)
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カミラ王妃も、ホワイトコーデだったが、帽子にはホワイトとブラックのリボンのようなデザインが施されていた。雅子さまがレースでフェミニンなファッションに対し、カミラ王妃はエレガントな装いだった。

パレードを終えられたあと、バッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王主催の昼食会に、夜は晩さん会に出席された。

イギリスに公式訪問中の天皇皇后両陛下(2024年6月23日、Ph/代表取材)
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2024年6月22日から、8日間の日程でイギリスに公式訪問されている天皇皇后両陛下。午前に羽田空港からイギリスに向けて出発され、現地時間22日の夕方(日本時間は23日の午前2時頃)、イギリスのスタンステッド空港に到着された。

スタンステッド空港に到着された天皇皇后両陛下(2024年6月23日、Ph/代表取材)
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ペールブルーのセットアップとネクタイでリンクコーデを披露

政府専用機から降りられると、出迎えたチャールズ国王の側近らに、笑顔で挨拶された天皇皇后両陛下。

雅子さまは、襟がホワイトになっている、優しい印象のペールブルーのセットアップをお召しになり、バッグやヒールもペールブルーで揃えられた。白い帽子にも同色のリボンが巻かれており、ペールブルーとホワイトのツートンコーデに。

ジャケットのボタン部分にはリボンがデザインされ、丸く、なだらかな曲線が特徴的なショールカラーと相まって、より女性らしい印象に。

天皇陛下も、雅子さまのスーツと同じペールブルーのネクタイをお召しになり、リンクコーデを披露されていた。

ペールブルーのリンクコーデを披露された(2024年6月23日、Ph/代表取材)
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出迎えた関係者と笑顔で挨拶を交わされた(2024年6月23日、Ph/代表取材)
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チャールズ国王が用意したベントレーでホテルへ

その後、チャールズ国王が用意した高級車、ベントレーに乗り、ロンドン中心部のホテルに向かわれた。

ホテルまで、チャールズ国王が用意したベントレーで移動された(2024年6月23日、Ph/代表取材)
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ホテルの前には、天皇皇后両陛下の姿を一目見ようと100人以上の人々が集まった。ホテルに到着し、車から降りられるおふたりに「陛下」、「雅子さま」などと声がかかると、両陛下は笑顔で手を振られた。

ホテルの前で笑顔で手を振られるおふたり(2024年6月23日、Ph/代表取材)
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ホテルの前には多くの人が集まった(2024年6月23日、Ph/代表取材)
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雅子さまはフェミニンなセットアップをお召しに(2024年6月23日、Ph/代表取材)
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現地時間23日午後2時過ぎ、日本文化を発信する施設「ジャパン・ハウス」を訪問された後、宿泊先のホテルで活躍する日本人の音楽家や大学教授らと面会された天皇陛下。雅子さまは、国賓としての行事に向けて体調を整えるため、ホテルで静養された。

おふたりは、歓迎式典やバッキンガム宮殿で開かれる晩さん会など、25日から3日間にわたり、公式行事に臨まれる。

長年親交を深められてきたイギリス王室との交流を振り返る。(1995年2月8日、Ph/JIJI PRESS)
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天皇皇后両陛下が2024年6月22日から8日間の日程でイギリスへ国賓として訪問される。歓迎行事やバッキンガム宮殿での昼食会や晩さん会に臨まれる予定だ。28日には両陛下が学んだオックスフォード大学を訪問されるという。そこで長年親交を深められてきたイギリス王室との交流を振り返る。

2020年にコロナの影響で延期 念願の国賓として公式訪問

国賓としての天皇皇后のイギリス訪問は、1998年に上皇ご夫妻が訪問されて以来となる。2020年春にエリザベス女王(享年96)が、両陛下を招待していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。おふたりは、ウェストミンスター寺院で行われたエリザベス女王の国葬に参列されるため、2022年9月にイギリスを訪問されている。

96歳で死去した英国のエリザベス女王の国葬に参列する天皇皇后両陛下
国葬へ向かわれる天皇皇后両陛下 (現地時間2022年9月19日、Ph/GettyImages)
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96歳で死去した英国のエリザベス女王の国葬に参列するためロンドンに到着の天皇皇后両陛下
ロンドン市内のホテルに到着された天皇皇后両陛下(現地時間2022年9月18日、Ph/代表撮影・共同)
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96歳で死去した英国のエリザベス女王の国葬に参列するためホテルを出られる天皇皇后両陛下
ロンドン市内の宿泊先のホテルをご出発の天皇皇后両陛下(現地時間2022年9月19日、Ph/GettyImages)
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96歳で死去した英国のエリザベス女王の国葬に参列する天皇皇后両陛下
天皇が外国の葬儀に参列することは皇室の慣例からして異例のこと(現地時間2022年9月19日、Ph/GettyImages)
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天皇が外国の葬儀に参列することは皇室の慣例からして異例のことで、海外のメディアでも、両陛下が女王の葬式に出席されたことが取り上げられた。

2024年2月にはチャールズ国王、同年3月にはキャサリン皇太子妃が、がんであることが公表され、イギリスご訪問の機会は難しいとみられていたが日程が調節され、ようやく公式訪問が実現したようだ。

ウィンザー城にある図書館で、エリザベス女王から説明を受けられた(2001年5月19日、Ph/AFLO)
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過去に5回来日、チャールズ国王と天皇陛下は40年以上の付き合い

2024年6月15日にチャールズ国王の公式誕生日を祝うパレード、トゥルーピング・ザ・カラーで、公の場に姿を表していなかったキャサリン皇太子妃が約半年ぶりに登場した。キャサリン皇太子妃はまだ完全復帰と言える状態ではないが、チャールズ国王は4月から公務に復帰しており、天皇皇后両陛下は国王夫妻主催の晩さん会で国王と交流されることになりそうだ。

トゥルーピング・ザ・カラーが開催。キャサリン皇太子妃も出席(2024年6月15日、Ph/GettyImages)
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子供たちと馬車で移動するキャサリン皇太子妃(2024年6月15日、Ph/GettyImages)
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全身モノトーンコーデで出席したキャサリン皇太子妃(ウィリアム皇太子夫妻公式インスタグラムより)
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約半年ぶりに公務に復帰したキャサリン皇太子妃(ウィリアム皇太子夫妻公式インスタグラムより)
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トゥルーピング・ザ・カラーに出席したウィリアム皇太子一家(ウィリアム皇太子夫妻公式インスタグラムより)
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がんであることを動画で公表したキャサリン皇太子妃(Ph/ウィリアム皇太子夫妻公式YouTubeチャンネル)
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チャールズ国王は過去に5回、来日しており、2019年10月22日に行われた「即位礼正殿の儀」にも参列している。

チャールズ国王(当時は皇太子)が即位のお祝いに駆けつけた(2019年10月22日、Ph/宮内庁提供)
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チャールズ国王は天皇陛下と40年以上の交流を続けており、1993年の誕生日の会見では、天皇陛下がチャールズ国王の名前を出し、ユーモアなコメントをされている。

記者から「昨年の誕生日会見では、チャールズ皇太子殿下と晩婚の金メダルを争うかもしれないと言われましたけれども<中略>独身生活もあとわずかですが、今どのような感慨をお持ちですか」と問われ、こう答えられた。

「確かに、今おっしゃったように独身時代の長さという点に関していえば、チャールズ皇太子殿下を上回って、言って見れば金メダルに輝くということになったわけですけれども、今、思い返してみても私自身として非常に充実して、そして楽しく、そして有意義な独身生活を送ることができたというふうに思っております」

婚約会見を終えて笑顔でお話される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
結婚前に「チャールズ皇太子殿下と晩婚の金メダルを争うかもしれない」とユーモアなお言葉を述べられた天皇陛下(1993年1月19日、Ph/JMPA)
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3度来日したダイアナ元妃、雅子さまとのご対面も

チャールズ国王(当時は王子)が1986年に来日した際には、ダイアナ元妃と共に来日し、天皇陛下(当時は浩宮さま)が、京都の修学院離宮を案内されている。ちなみに、このとき世界中から注目を集め、多くの人々に愛されたダイアナ元妃は、日本でも「ダイアナフィーバー」と呼ばれる社会現象が起こるほど歓迎された。

天皇陛下自ら案内された(1986年5月9日、Ph/GettyImages)
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ダイアナ元妃は生前、3度来日している。雅子さまも1995年2月に英国赤十字社副総裁として来日した際に対面されている。初対面から約2年後、1997年8月に交通事故で死去したダイアナ元妃について、雅子さまは1997年12月の会見で以下のようにお気持ちを述べられている。

1995年2月、東宮御所にて。英国赤十字社副総裁として非公式に訪問したダイアナ妃(当時)をお出迎えの雅子さま
英国赤十字社副総裁として来日したダイアナ元妃(1995年2月8日、Ph/JIJI PRESS)
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「イギリスのダイアナ元皇太子妃が今年の夏、突然の事故でお亡くなりになったことは大変お痛ましいことでございました。私も、ダイアナ妃が最後に日本にいらっしゃった折にお目にかかる機会がございましたので、この事故の知らせを伺って大変重苦しい気持ちでおりました。

そして、また、私もイギリスに2年間留学しておりましたので、イギリスには大変懐かしい良い思い出がたくさんございますので、ご葬儀の日には、そのようなロンドンやイギリス各地の風景などを重ね合わせて思い出して、悲しい気持ちがいたしました。

お若くして亡くなられたダイアナ妃のご冥福をお祈りいたしますとともに、遺されたご遺族の方々のお悲しみを思い、そして、また、遺されたお二人の王子様方がこの大きな悲しみをお乗り越えになって、そして、お健やかにご成長なさいますことをお祈りしたいと思います」

当時、15歳と12歳だったウィリアム皇太子(当時は王子)とヘンリー王子について触れた雅子さま。ウィリアム皇太子とは、2015年2月に初来日した際に対面されている。

「雅子とともに…」天皇陛下の希望が実現へ

6月28日に訪問される予定のオックスフォード大学は天皇陛下が1983年に留学されており、「寮の部屋ごと、記念に持って帰りたい心境です」と留学を終えた後に述べられるほど、思い出が詰まった場所でもある。雅子さまも外務省に務められていた1988年に同大学に留学されており、おふたりにとって、ゆかりの深い地に訪問されることとなる。

オックスフォード大学へ2年間の留学をされていた雅子さま(Ph/宮内庁提供)
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イギリスの街を自転車で走られる天皇陛下とご学友
1983年6月~1985年6月、英・オックスフォード大学ご留学(Ph/宮内庁提供)
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2023年4月に復刊された、天皇陛下が執筆したイギリス留学記『テムズとともに』のあとがきで、天皇陛下は《遠くない将来、同じオックスフォード大学で学んだ雅子とともに、イギリスの地を再び訪れることができることを願っている》と綴られている。

今回のイギリス訪問で、雅子さまと共に思い出の地へ再訪するという天皇陛下の希望が叶う。特別な地でどのような話をされるのだろうか。思いを馳せられていることだろう。

赤十字社の活動に貢献した個人や団体に有功章を授与された(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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赤十字の活動に貢献した人たちを表彰する、年に一度の行事「全国赤十字大会」が2024年5月15日に行われ、皇后雅子さまが出席された。4月から日本赤十字社に嘱託職員として勤務されている長女・愛子さまも会場入りしている。2019年から日本赤十字社の名誉総裁として出席されてきた雅子さまは、今回、ネイビーとホワイトのスーツと帽子をお召しに。これまでも、同大会で選ばれてきた「ネイビー×白」のバイカラーコーデを振り返る。

会場に入られた愛子さまのスーツと同じ「ネイビー×白」のコーデでご出席

東京・渋谷区の明治神宮会館に到着された雅子さまは、他の女性皇族方と共に式典会場に入られた。雅子さまの公務に、愛子さまが職員として携わられるのは今回が初めて。入社式の装いと同じく、ネイビーのスーツに白いシャツという装いだった。

雅子さまも、ネイビーとホワイトの組み合わせで出席された。白いスーツは、襟の首の後ろ部分と袖口がネイビーカラーになっている。白い帽子にもネイビーのリボンが巻かれているデザインで、見事なバイカラーコーデだった。

赤十字の活動に貢献した人たちを表彰する、年に一度の行事、全国赤十字大会(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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ネイビーとホワイトの組み合わせでご出席(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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白い帽子はネイビーのリボンが巻かれているデザイン(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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2019年から日本赤十字社の名誉総裁として出席されてきた雅子さま(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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ネイビーとホワイトのスーツと帽子をお召しに(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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日本赤十字社の名誉総裁を務められる雅子さま(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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襟の首の後ろ部分と袖口がネイビーカラーになっているジャケットをお召しに(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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高円宮妃久子さまも出席された(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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名誉副総裁の紀子さま(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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全国赤十字大会に紀子さまらとともに出席された雅子さま(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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名誉副総裁の秋篠宮妃紀子さま、常陸宮妃華子さま、寛仁親王妃信子さま、高円宮妃久子さまも同席された(2024年5月15日、Ph/JMPA)
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日本赤十字社に入社された愛子さま(2024年4月1日、Ph/JMPA)
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日本赤十字社の本社に初めてご出勤(2024年4月1日、Ph/JMPA)
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報道陣の取材に応じる愛子さま(2024年4月1日、Ph/JMPA)
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配属先は青少年・ボランティア課(2024年4月1日、Ph/JMPA)
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入社初日は紺色のスーツをお召しに(2024年4月1日、Ph/JMPA)
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平成最後の全国赤十字大会では白いインナーで顔色をトーンアップ

2018年、平成最後の全国赤十字大会では、上皇后美智子さま(当時は皇后)が新たな名誉総裁になられる雅子さまを紹介するかのように、腕に手を添えられた。雅子さまはこの年も、ネイビーとホワイトという組み合わせ。帽子とスーツがネイビーカラーでインナーは白というコーディネートだった。顔まわりに白があるとレフ板効果で、顔周りを明るく照らすので顔色がトーンアップする。

30年間、日本赤十字社名誉総裁を務められた美智子さま(2018年5月16日、日本赤十字社提供)
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最後の出席となる式典で雅子さまを紹介されるように腕に手を添えられた(2018年5月16日、日本赤十字社提供)
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令和初の単独公務はネイビーの縦ラインで細見え

2019年の全国赤十字大会は、雅子さまにとって、令和になってから初めてとなる、単独でのご公務だった。このとき、お召しになっていたのは、白いスーツと帽子。スーツには、襟の縁、前立て部分、そしてポケットの部分にネイビーカラーのパイピングが施されている。白は膨張色だが、ジャケットのパイピングが縦ラインを強調しているので華奢見え効果がある。帽子にもネイビーの太めのリボンがついているデザインで、見事なバイカラーコーデを披露していた。

2019年5月、全国赤十字大会にご出席の雅子さまや紀子さま
代替わり後、初めてとなる単独公務に臨まれた(2019年5月22日、Ph/JMPA)
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2019年5月、全国赤十字大会にご出席の雅子さま
白地にくっきりネイビーがキリッとしたメリハリのある雰囲気に(2019年5月22日、Ph/JMPA)
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全国赤十字大会名誉総裁として出席された雅子さま(2019年5月22日、Ph/JMPA)
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3年ぶりの大会ではネイビーをシースルーにして爽やかな雰囲気に

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった2022年の全国赤十字大会では、2019年と同じように白いスーツだったが、ネイビーの取り入れ方が違った。スーツの襟の首の後ろ部分と袖口、ポケット、そして帽子のリボンも、ネイビーがシースルーになっているので、涼しげなデザインに。また、お召しになっていたヒールも白とネイビーのバイカラーなので、白が多めで全体的に爽やかな雰囲気だった。

ネイビーと白のバイカラーコーデは、雅子さまがよく選ばれる定番スタイルであもる。落ち着いた色の組み合わせでありながら、華やかな印象にも見せられる。名誉総裁として出席される全国赤十字大会に最適なコーデと言えそうだ。

紀子さまは名誉副総裁として登壇された(2022年5月19日、Ph/JMPA)
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コロナで3年ぶりの開催となった全国赤十字大会(2022年5月19日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
静養に入られた天皇ご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、天皇皇后両陛下と長女・愛子さまは、ご静養のため、栃木県塩谷郡高根沢町にある御料牧場をご訪問。雅子さまはパールではないアクセサリーを身につけられ、ほんのりリラックス感のあるモノトーンコーデでお出ましに。

モノトーンコーデに合わせたバッグは17年前の旅行時にも

雅子さまは白地に黒の模様がはいったジャケットに、黒のパンツ、黒のパンプス、インナーは白のクルーネックTシャツを合わせられ少しカジュアルダウンしたコーディネートでお出ましに。

2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
栃木県塩谷郡高根沢町にある御料牧場に滞在(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
福田富一知事らと挨拶を交わされた天皇ご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の雅子さま
花モチーフのイヤリングやみずみずしいストーンのネックレスが新鮮(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の雅子さま
雅子さまは「緑が今鮮やかで、きれいな空気を吸って」と笑顔で話された(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の雅子さまと長女・愛子さま
笑顔で話をされる雅子さまと愛子さま(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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今回のご静養に選んだ手持ちのバッグは、2007年3月のご一家での長野旅行の際にもお持ちだった。ということは、少なくとも17年間大切に使われてきたことがわかる。

2007年3月に長野旅行に向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
雅子さまはこのときも黒のバッグをお持ちだった(2007年3月16日、Ph/JMPA)
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2007年3月に長野旅行に向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
黒の小ぶりなバッグとブーツでおしゃれ度を底上げ(2007年3月16日、Ph/JMPA)
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2007年のときも白のコートに黒のパンツを合わせたモノトーンコーデ。リラックスムードを漂わせつつも、ゴールドの金具がついた黒の革バッグできれいめにまとめられている。

ロングカーディガンも雅子さまのお気に入りのデザイン

牧場内を散策された際は、雅子さまはジャケットからロングカーディガンに着替えられ、白のブラウスにスカーフをプラスした爽やかなコーディネートに。

2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
牧場内を散策された天皇ご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
カーディガンなどに着替えられた(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
ご一家のリラックスされた雰囲気がお召し物からも感じられる(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
昨年と、景色の違いを楽しまれるご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
雅子さまが昨年と比べ、小馬を大きさの違いを発見される場面も(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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2024年5月2日、ご静養のため那須をご訪問の天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
動物好きの天皇ご一家。今年も牧場での静養を選ばれた(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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ご静養先で着られていたロングカーディガン。これまでも雅子さまはロングカーディガンをお召しになることが多く、今回のカーディガンのような襟なし、ボタンなしのシンプルなデザインのカーディガンを過去にもよくお召しになっていた。

2015年のお誕生日の公開写真では、白のツインニット風のロングカーディガンをお召しに。今回のご静養でお召しのものに形が似ている。

2015年のお誕生日の公開写真での白いカーディガンを着られる雅子さま
パールのネックレスと大ぶりのイヤリングがエレガント(2015年12月、Ph/宮内庁提供)
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2015年のお誕生日の公開写真での白いカーディガンを着られる雅子さま
白、ベージュ、黒のグラデーションコーデ(2015年12月、Ph/宮内庁提供)
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2015年のお誕生日の公開写真での白いカーディガンを着られる雅子さまと天皇陛下と愛子さま
洋服はシンプルでも存在感のあるアクセサリーを合わせると華やぐ(2015年12月、Ph/宮内庁提供)
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雅子さまは、ご静養では、ご公務と違い、リラックス感のあるコーディネートや遊び心のあるアクセサリーなどをお召しになることも多い。次は夏のご静養があるかもしれない。普段なかなか見られないリラックスしたコーディネートに注目したい。

約4年ぶりのご静養で「ごっつんこ」のハプニング

ご一家は昨年4月にも、御料牧場に滞在されており、今回、同牧場での春のご静養は2年連続だった。昨年はコロナ禍を経て約4年ぶりのご静養で、 天皇陛下は、「久しぶりに3人で来ることができて、とてもうれしく思っております。」と報道陣に向かって答えられた。

また、散策中に天皇陛下が指された桜を見ようと、雅子さまが顔を寄せられた際に、陛下と頭がぶつかるハプニングがあった。このとき、雅子さまが「ごっつんこ」とおっしゃり、愛子さまと共に笑顔を見せられた場面もあった。

4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
昨年も御料牧場に滞在されたご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
2年連続で栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
栃木県高根沢町の御料牧場にご到着(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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笑顔を見せられた天皇ご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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雅子さまが「ごっつんこ」とおっしゃりご一家が笑顔に(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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顔を寄せ、陛下と頭がぶつかるハプニングも(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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散策されるご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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雅子さまは「新緑もきれいで」などとお話しに(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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普段から仲良くされていることがうかがえるシーン(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
ご滞在中、愛馬のお墓参りへ3回訪れた(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
雅子さまの「ごっつんこ」で愛子さまも笑顔に(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された雅子さま
ペールブルーのジャケットに同系色入りのスカーフをプラス(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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リラックスされているご様子(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
約4年ぶりとなるご静養(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
仲の良さがうかがえる場面も(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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動物好きの愛子さま 愛馬のお墓参りや子牛の命名も

昨年のご静養で、御料牧場内で過ごされた天皇ご一家の写真が公開されている。自転車で牧場内を移動されていたり、鶏舎で卵を採られたり、タケノコ、トマトやイチゴの収穫を楽しむ姿などが公開された。

御料牧場内に滞在中、牛や馬と触れ合われた天皇ご一家は、生まれたての子牛のもとを尋ねられた。子牛が生まれる直前に虹が出たことから、愛子さまが子牛を「レインボー」と名付けられたという。ご一家が「レインボー」にミルクも与えられた写真も公開されている。

御料牧場には、幼い頃から愛子さまが親しまれた愛馬「豊歓」のお墓もあり、滞在中に花とにんじんを供えられたという。

ロングワンピースを着た21歳の愛子さま
動物好きで知られる愛子さまが皇居内の厩舎を訪れた(2022年11月21日、Ph/宮内庁提供)
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ロングワンピースを着た21歳の愛子さま
21歳の誕生日を迎えられた愛子さま(2022年11月21日、Ph/宮内庁提供)
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ロングワンピースを着た21歳の愛子さま
馬を撫でるのも手慣れたご様子(2022年11月21日、Ph/宮内庁提供)
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ロングワンピースを着た21歳の愛子さま
馬に触れられる愛子さま(2022年11月21日、Ph/宮内庁提供)
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オマーン国王から贈られたアハージージュとその子、豊歓と過ごされる両陛下 (1997年、Ph/JMPA)
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豊歓は愛子さまの愛馬に (1997年、Ph/JMPA)
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2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
上手にポニーに乗られる愛子さま(2006年11月24日、Ph/宮内庁提供)
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2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
ポニーの背に初めて乗られたのは、愛子さまが5歳の頃(2006年11月24日、Ph/宮内庁提供)
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2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
雅子さまはポニーと笑顔で話しかけている(2006年11月24日、Ph/宮内庁提供)
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2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
ポニーに餌をあげる愛子さま(2006年11月24日、Ph/宮内庁提供)
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別れを告げるため愛馬の「豊歓」に会った愛子さま(2021年5月6日、Ph/JMPA)
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新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、2年連続で御料牧場をご静養先に選ばれたのは動物がお好きな天皇ご一家のお気に入りの場所だからなのかもしれない。

愛子さまの思い出の地、須崎御用邸 上皇ご夫妻と秋篠宮ご夫妻と貴重な3家族ショットも

ご静養先として滞在される葉山御用邸や須崎御用邸は海が近く、春や夏など温かい季節に滞在されてきた。

2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
葉山御用邸近くの海岸に向かう天皇ご一家(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
愛子さまと空を指差す雅子さま(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
愛子さまと目線を合わせてお話する雅子さま(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
手をつないで散歩されるご一家(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
シャツを着崩したきれいめカジュアル(2003年4月、Ph/小学館)
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須崎御用邸は2002年8月に上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご夫妻、その長女・眞子さん、次女・佳子さまとともに静養された場所でもある。三家族で三井浜を散策されるご様子は、 貴重なショットとなった。

上皇ご夫妻と秋篠宮御一家と浜辺を散策される天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)と愛子さま
上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご一家、3家族そろって三井浜をご散策(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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2002年8月、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご夫妻、その長女・眞子さん、次女・佳子さまとともに静岡県下田市の須崎御用邸にてご一家で静養された天皇皇后両陛下と愛子さま
愛子さまを抱え浜辺をご散策(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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上皇ご夫妻と秋篠宮御一家と浜辺を散策される天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)と愛子さま
貴重な3家族そろってのご散策ショット(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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2002年8月、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご夫妻、その長女・眞子さん、次女・佳子さまとともに静岡県下田市の須崎御用邸にてご一家で三井浜を散策された天皇皇后両陛下と愛子さま
2002年8月のご静養場所は須崎御用邸(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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2002年8月、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご夫妻、その長女・眞子さん、次女・佳子さまとともに静岡県下田市の須崎御用邸にてご一家で三井浜を散策された天皇皇后両陛下と愛子さま
美智子さまと一緒に貝殻を拾われる雅子さまと愛子さま(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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天皇ご一家は皇太子時代の2010年から2019年まで、8年連続で須崎御用邸に滞在されている。須崎御用邸は、2022年3月に愛子さまがご成年を迎えられた際の記者会見でも思い出の地としてあげられた。

2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かう天皇皇后両陛下と愛子さま
2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かわれるご一家。(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かう天皇皇后両陛下と愛子さま
愛子さまの単独会見でも話された思い出の地「須崎御用邸」へ(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かう天皇皇后両陛下と愛子さま
愛子さまはかごバッグを持たれ夏らしいムード(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
ペールブルーのジャケットがよくお似合い(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へご静養された雅子さまと愛子さま
雅子さま、愛子さま共に夏らしい装い(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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「両親との思い出といいますと、やはり私の学校の長期休みに出掛けた旅行のことが真っ先に思い浮かびます。どの旅行も非常に思い出深いものでございますけれども、静岡県の下田市にある須崎御用邸に行き、海で泳いでいる時に、綺麗なお魚の群れを発見して皆で観賞しましたり、また、須崎はほとんど波のない穏やかな海でございますけれども、サーフボードを浮かべて、そこに3人で座る挑戦をして、見事全員で落下した思い出など、お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません」

2022年3月17日、成年会見に臨まれた愛子さま
初めての単独記者会見。ほとんど原稿を見ずに、しっかりと思いを語られた愛子さま(2022年3月17日、Ph/宮内庁提供)
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今年の夏のご静養でも、ご家族揃って素敵な時間を過ごされたことだろう。

皇后雅子さまのこれまでの春のご静養ファッションを振り返ります。

マルチカラーのニットベストで顔周りは明るく可憐な雰囲気に

1998年3月、葉山御用邸(神奈川県)の近くを散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。

1998年3月、葉山御用邸の近くを散策される雅子さま
裾のデザインが特徴的なベスト(1998年3月30日、Ph/JMPA)
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1998年3月、葉山御用邸の近くを散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
カチューシャは当時の雅子さまのトレードマーク(1998年3月30日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、白のシャツに、裾のデザインが特徴的なニットベストをお召しでした。ボトムは黒のパンツで、靴もゴールドの金具がついたローファーという、アイテム的にはマニッシュなコーディネートですが、当時の雅子さまのファッションアイコンでもあるカチューシャが女性らしさを添えていました。

→皇后雅子さまの知的なネイビーファッションはコチラ

バイカラーのセットアップにバイカラーの小物を合わせてスタイリッシュに

1999年6月、ご夫婦で栃木県・日光市をご訪問。東武下今市駅に到着された雅子さまは、おしゃれなセットアップをお召しでした。

1999年6月、ご夫婦で日光をご訪問の雅子さま
ネイビー×白の靴とバッグがコーデを引き締める(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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1999年6月、ご夫婦で日光をご訪問の雅子さま
白い襟がレフ板効果で顔周りを明るく照らす(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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1999年6月、ご夫婦で日光をご訪問の雅子さま
足元は白多めのバイカラーで抜け感をプラス(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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襟とカフス部分は白の切り替えになった、明るいグレーのセットアップは、襟が大きく小顔効果も抜群。靴やバッグもネイビーと白のバイカラーでそろえられ、フォーマルな雰囲気の中にもおしゃれなポイントが満載でした。

→皇后雅子さまの春の白コーデはコチラ

ロング丈ジャケットのネイビーのセットアップで妊娠中のご静養へ

2001年5月、那須(栃木県)にご静養に向かわれる雅子さまは、濃紺のパンツスーツに丈の長いジャケット姿でした。

2001年5月、那須にご静養に向かわれる雅子さま
インナーの白のトップスはVネックでシャープな印象に(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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2001年5月、那須にご静養に向かわれる雅子さま
靴とバッグは引き締めカラーの黒をセレクト(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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2001年5月、那須にご静養に向かわれる雅子さま
長めのジャケットがおしゃれで洗練された雰囲気(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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このとき、雅子さまは妊娠中。背が高いこともあってかお腹はまったく目立たず、着られているものも特にマタニティウェアではありません。ネイビーのロング丈のジャケットはお腹もすっぽり隠れ、スタイリッシュそのもの。しっかりと安定した太めのヒール靴とバッグは黒でそろえられ、インナーは白を合わせるというベーシックカラーでまとめた装いでした。

→皇后雅子さまの春を感じさせるピンクファッションはコチラ

ドット柄やバイカラーを取り入れた知的なモノトーンスタイル

2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう雅子さまを東京駅でキャッチ。

2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう雅子さま
ジャケットのランダムなドット柄が大人っぽい印象(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう天皇陛下と雅子さま
スタンドカラーのジャケットがワンピースの甘さを中和(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう天皇陛下と雅子さま
靴もバッグもネイビー×白のバイカラー(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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細かいドット柄のスタンドカラーの白のジャケットの下には、黒のワンピースをご着用。足元はバイカラーのパンプスで、ショルダーバッグもバイカラーになっていて柄物を取り入れつつの洗練されたモノトーンスタイルでした。イヤリングやブローチはゴールドで上品に華やかさを添えていました。

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パンツスーツにブーツを合わせた颯爽としたスタイル

2008年5月、栃木県にある御料牧場へ。JR宇都宮駅に到着された雅子さまと愛子さまは手を繋がれて。

2008年5月、栃木県にある御料牧場へ向かう雅子さまと愛子さま
ジャケットのインナーは顔周りが沈まないように明るい色をチョイス(2008年5月、Ph/JMPA)
写真189枚
2008年5月、栃木県にある御料牧場へ向かう雅子さまと愛子さまと天皇陛下
足元はブーツでおしゃれ度を底上げ(2008年5月、Ph/JMPA)
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雅子さまは、濃いグレーのパンツスーツというきれいめスタイル。インナーはややピンクがかったハイネックのトップスをお召しになり、女性らしさをプラスされていました。足元はパンプスではなくブーツをセレクトし、スタイリッシュに。ブーツに合わせてバッグも黒でそろえられ、颯爽とした雰囲気でした。

→皇后雅子さまの華やぐ春の「スカーフの巻き方」アレンジ術はコチラ

ペールグリーンのジャケット×白で春らしさもさわやかさも満点

2015年5月、御料牧場に向かわれるご一家を宇都宮駅でキャッチ。

2015年5月、御料牧場に向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
インナーのトップスが短めで脚長効果抜群(2015年5月3日、Ph/横田紋子)
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2015年5月、御料牧場に向かわれる愛子さまと雅子さま
靴とバッグも白で統一(2015年5月3日、Ph/横田紋子)
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2015年5月、御料牧場に向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
クリームがかった白が優しい雰囲気(2015年5月3日、Ph/横田紋子)
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2015年5月、御料牧場に向かわれる雅子さま
ライトなグリーンのジャケットが軽快な印象(2015年5月3日、Ph/横田紋子)
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ご静養ファッションではパンツ率が高い雅子さま。淡いグリーンのジャケットを羽織られて、インナーには白のトップス、パンツはインナーよりもややクリーム色がかった白をセレクトされ、色味に少し変化をつけた上級テク。パンプスやバッグも白でそろえられ、寒色×白の爽やかコーデでした。

→皇后雅子さまの春の白コーデはコチラ

スモーキーカラーのセットアップにシアーなスカーフでエレガントさをプラス

2016年4月、ご一家で、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策。

2016年4月、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策する天皇皇后両陛下愛子さま
愛子さまは桜カラーのセットアップをお召しに(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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2016年4月、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策する天皇皇后両陛下愛子さま
長めに垂らしたスカーフがエレガント(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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2016年4月、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策する雅子さま
スモーキーカラーがトレンド感あり(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、スモーキーな色合いのパンツのセットアップをお召しでした。ジャケットのカフス部分はダブルカフスになっていておしゃれなデザイン。大きめのパールのアクセサリーや、柔らかい素材のフローラルプリントのスカーフをプラスされ、ほんのり甘さと華やかさが香るコーディネートでした。

→皇后雅子さまの「春のセットアップ」の着こなしはコチラ

春色ピンクのジャケットにお気に入りのスカーフで華やかさを底上げ

2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれました。

2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
顔周りはピンクで明るい印象に(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
明るいショートジャケット×ダークカラーのパンツは脚長効果も抜群(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
シャネルのスカーフは当時のお気に入りアイテム(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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雅子さまはややショート丈のピンクのジャケットに、愛用のシャネルのストールを合わせたパンツスタイルでした。ペールトーンのピンクのジャケットに、同じくペールピンクのはいったストールを合わせられ、肌なじみもよく軽やかな印象です。バッグは、ジャケットと同系色を選ばれ、ボトムと靴はダークカラーの黒をチョイス。上は明るく、下は引き締めカラーで、メリハリのあるコーディネートでした。

雅子さまは、やはりパンツルックでした。爽やかなペールブルーのロングジャケットに、シアーなスカーフを首に巻かれ、春らしい色合いのスタイル。これまでのご静養ファッションでもボトムは黒をセレクトされることが多いですが、この日もボトムは黒のパンツに黒のフラットな靴をセレクト。爽やかな中にもメリハリが感じられるコーディネートでした。

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