2024年7月8日、天皇皇后両陛下は東京・上野にある日本学士院会館をご訪問。日本学士院第114回授賞式に出席された。皇后雅子さまのうららかなワントーンコーデに注目したい。
顔映えのいいペールトーンのセットアップは小物合わせでより涼やかに
今回の式典では10人の受賞者が発表され、天皇皇后両陛下は式典後に、受賞者のうち「恩賜賞」にも選ばれた2人から、研究内容についての説明を受けられた。
天皇陛下といえば、歴史学者としても有名。「恩賜賞」受賞者の菊地重仁東京大学大学院准教授には、「研究に使われた史料はどんなものでしょうか」「史料はよく残っていましたか」などと質問されていた。
また、能登半島地震発生前に起きた群発地震と、自身が研究する「スロー地震」の関連について説明した小原さんに、雅子さまは、スロー地震と巨大地震の関連性や、能登半島地震発生前にも同様の現象があった可能性について質問。水問題を研究する天皇陛下も「地震の発生と地下の水の関連は」などと質問される場面もあった
雅子さまがお召しになったペールトーンのセットアップは、軽やかな印象で、涼しげ。小ぶりな襟のデザインで、女性らしさも満点だ。同色の帽子も被られ、華やかさも。小物はパールアクセを合わせられ、みずみずしさが加わり、より清涼感のあふれるコーディネートにまとまっている。
同じスーツを過去にもワントーンコーデでお召しに
雅子さまがお召しになった、ほんのりパープルがかったようなライトグレーのセットアップは、顔映えもよく、長袖でも涼やかさが感じられる。
同じスーツを2024年の1月1日、新年にあたり発表された写真でもお召しだった雅子さま。このときは今回とは違って帽子を被られていなかったが、靴も同トーンでそろえられ、ワントーンコーデだった。
さらに同じスーツを2022年9月、東京都内のホテルで開かれた日本遺族会創立75周年記念式典にご出席の際にもお召しだった。このときは、天皇陛下はグレーのネクタイ、雅子さまはグレーのスーツでリンクコーデをご披露。今回とは違うものだが、同トーンの帽子を被られ高貴な雰囲気だった。