料理・レシピ

新米シーズン到来!「調味料ひとつ」で具材の旨みを堪能する炊き込みご飯レシピ9つ

「里いもとまいたけの鮭みそ炊き込みご飯」
「里いもとまいたけの鮭みそ炊き込みご飯」
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お米のおいしい季節が到来! 旬の食材と新米を一緒に炊き込むだけで、ごちそうに。材料を入れたら後は炊飯器におまかせなので、失敗知らず。調味料ひとつで具材の旨みが堪能できるアイディアレシピを、料理研究家の市瀬悦子さんが伝授する。

シンプル調味が食材の味を引き立てる

「旨みの豊富な食材を使ったり、具材をたっぷり使ったりすることで味わいが豊かに。調味料ひとつでも、物足りなさがなく仕上がります。食材の味がよりしっかり感じられ、味つけの失敗がないというのもシンプル調味のいいところです。

炊飯釜に材料を入れるときは、米→野菜→肉・魚の順番で。そうすることで、炊飯中に肉や魚の旨みが下の食材に染み込んで、おいしくなります」(市瀬さん)

【みそ】秋の味覚がギュッと詰まった一杯「里いもとまいたけの鮭みそ炊き込みご飯」のレシピ

《作り方》

【1】里いも6個(正味300g)は1cm幅の半月切り、まいたけ大1パック(150g)は小さくほぐす。

【2】炊飯釜に米2合、みそ大さじ3を入れ、2合の目盛りまで水を加えて混ぜる。里いも、まいたけ、甘塩鮭小3切れ(240g)を順に広げ入れて炊く。

【3】炊き上がったら鮭を取り出し、皮と骨を除いてほぐし、戻し入れる。バター15gを加え、ざっくりと混ぜる。

【しょうゆ】しょうがの風味がアクセントに「秋野菜と牛肉の五目炊き込みご飯」のレシピ

《作り方》

「秋野菜と牛肉の五目炊き込みご飯」
「秋野菜と牛肉の五目炊き込みご飯」
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【1】ごぼう1/2本(80g)は皮をこそげ、縦半分に切ってから斜め薄切りに、れんこん100gは薄いいちょう切りにし、ともにさっと水にさらして水気をきる。しいたけ3枚は薄切り、しょうが2片はせん切りにする。牛こま切れ肉200gはしょうゆ大さじ1をざっくりともみ込む。

【2】炊飯釜に米2合、しょうゆ大さじ2を入れ、2合の目盛りまで水を加えて混ぜる。ごぼう、れんこん、しいたけ、しょうが、牛肉を順に広げ入れて炊く。

【3】炊き上がったらざっくりと混ぜ、器に盛って粉山椒少量を振る。

【ナンプラー】豚肉の旨みとナンプラーを吸ったなすが美味「秋なすと貝割れ菜の豚バラエスニックご飯」のレシピ

《作り方》

「秋なすと貝割れ菜の豚バラエスニックご飯」
「秋なすと貝割れ菜の豚バラエスニックご飯」
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【1】なす3本(240g)は縦8つ割りにしてから長さを半分に切る。豚バラ薄切り肉200gは3cm幅に切り、ナンプラー大さじ1/2をざっくりともみ込む。

【2】炊飯釜に米2合、ナンプラー大さじ2を入れ、2合の目盛りまで水を加えて混ぜる。なす、豚肉を順に広げ入れて炊く。

【3】炊き上がったら貝割れ菜1パックを加え、ざっくりと混ぜる。

【コチュジャン】下味も調味もコチュジャンひとつで「豆もやしとにんじん、牛肉のビビンバ風ご飯」のレシピ

《作り方》

「豆もやしとにんじん、牛肉のビビンバ風ご飯」
「豆もやしとにんじん、牛肉のビビンバ風ご飯」
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【1】にんじん1本(150g)はスライサーなどで短めのせん切りにする。牛こま切れ肉200gはコチュジャン大さじ1をざっくりともみ込む。

【2】炊飯釜に米2合、コチュジャン大さじ5、おろししょうが大さじ1、おろしにんにく小さじ1を入れ、2合の目盛りまで水を加えて混ぜる。豆もやし1/2袋(100g)、にんじん、牛肉を順に広げ入れて炊く。

【3】炊き上がったらごま油大さじ1を回し入れ、ざっくりと混ぜる。器に盛り、小ねぎの小口切り適量をのせる。

【塩】じゃこのかわりに鶏ひき肉でも合う「かぶとひじきの梅じゃこご飯」のレシピ

《作り方》

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【1】かぶ2個(200g)は8等分のくし形切りに、葉は縦に細切りにしてから小口切りにする。芽ひじき8gはたっぷりの水に15分ほど浸して戻し、水気をしっかりときる。梅干し3個(30g)は種を除いて粗くたたく。

【2】炊飯釜に米2合、塩小さじ2/3を入れ、2合の目盛りまで水を加えて混ぜる。かぶ、芽ひじき、ちりめんじゃこ30gを順に広げ入れて炊く。

【3】炊き上がったらかぶの葉を広げ入れ、再び蓋をして10分ほど蒸らす。梅干しを加え、ざっくりと混ぜる。

炊飯器にかぶの葉を入れている
かぶの葉は炊き上がってから入れる
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かぶの葉は、炊飯後に加えて蒸すことで、ほどよい熱の通り具合に。

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