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手術は1日、最小限の負担で行う「ノンシェーブン植毛」や若い女性が注目する“小顔植毛”について解説【湘南AGAクリニック 新宿本院】

白衣姿の男性
湘南AGAクリニック 新宿本院 新宿本院の院長の齋藤浩一さん
写真7枚

植毛成功の鍵は“医師選び”にあり!  そこで、技術力の高さで定評のあるクリニックを厳選し、名医たちから話を聞いた。投薬、自毛植毛、毛根再生注射など幅広い治療を行う湘南AGAクリニック 新宿本院 新宿本院では、院長の齋藤浩一さんが女性の植毛について解説する。

男性より女性の生え際の方が難しい

「湘南AGAクリニック」は、国内外に200院以上を展開する「湘南美容クリニック」が運営する薄毛治療専門のクリニック。投薬、自毛植毛、毛根再生注射など幅広い治療を行う。

「植毛を希望する女性は増えています。理由はさまざまですが、もともと薄い、あるいは更年期以降に薄くなってきた生え際や分け目を目立たないようにしたい、毛の密度を濃くして地肌が透けてみえないようにしたい、というかたが多いです」(齋藤さん・以下同)

美容手術の痕を目立たなくするために植毛を希望する人もいるという。

「女性の生え際への植毛は男性に比べて難しいため、受け付けていないクリニックもあります。というのも、女性の生え際は男性と違って、うぶ毛のような細い毛が生えているのが特徴です。後頭部の毛をそのまま移植してしまうと、生え際に太い毛が生えて不自然な仕上がりになってしまいます。

そこで私たちは、細い毛を厳選して採取し、それを生え際に移植したら、バランスを見ながら徐々に太い株を植えていきます。そうすることで、女性らしい自然な生え際が作れます」

手術は1日で終わり、生着率は9割程度

手術はすべて1日(約4~10時間)で終わる。

「当クリニックでは、FUE植毛の中でも、そらずに植毛できる『ノンシェーブン植毛』という方法を採用しています。これは、長い髪の毛の間から植毛に適した短い毛を見つけ、それを1本1本、毛包(毛根を包む組織)ごと採取します。熟練の技術を必要とし、手間も時間もかかりますが、この施術が患者さんの負担を最小限に抑えられると考えています」

採取した毛包(移植株※)はすべてが植毛に回せるわけではない。毛の成長を促す細胞を含んでいるか、採取したらすぐに看護師が顕微鏡でチェックして取捨選択し、新しい毛穴の大きさに合うよう、調整(株分け)していく。

「手術は専用スタッフ数名がワンチームとなり、正確かつスピーディーに進めていきます。私たちのクリニックでは、1日に最大2000株(約5000本)ほどの移植を行います」

2000株とは、前頭部~頭頂部までの広範囲をカバーできる量だ。

「植毛の生着率は9割程度ですが、高齢者やもともとの毛質が細い人は定着しづらい傾向にあります。そういうかたは、事前に内服薬などで弱っている毛根を元気にしてから採取します」

毛質や薄毛の部分は人それぞれのため、施術はすべてがオーダーメード。事前のカウンセリングも重要だ。

(※)1株(グラフト)とは、移植する“毛包“を数える単位のこと。毛包とは毛根を包む組織のことで、1つの毛根(1株)につき約1~4本の毛髪が生えている。植毛により増える髪の毛のおおまかな本数は「移植する株数×2〜2.5」で計算される。

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