
2024年12月9日、皇后雅子さまは61歳の誕生日を迎えられた。被災地や英国訪問など、精力的にご公務に臨まれた雅子さまのこの1年を写真とともに振り返る。
3月:能登半島地震を受け石川県をお見舞い
2024年3月、、元日に発生した能登半島地震を受けて、石川県をご訪問し、被災者を見舞われた雅子さま。避難所暮らしをしている住民らの話に耳を傾けるなどされた。
3月、石川県を日帰りでご訪問。
























5月:全国植樹祭などにご出席のため岡山県をご訪問
雅子さまは天皇陛下とともに出席が恒例となっている全国植樹祭や国民スポーツ大会など4つの行事に出席するため、岡山、佐賀、岐阜、大分の4県を訪問した。まずは5月、岡山を訪問され、2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区も訪ねられた。
「全国植樹祭」では、大会のテーマに合わせたグリーンコーデをお召しに。

雅子さまは、ペールグリーンのセットアップを選ばれ、天皇陛下のネクタイとリンク。白い帽子はペールグリーンのリボンがついており、手にされたバッグや足元のヒールも白で揃えられていた。



大会のテーマは、「晴れの国 光で育つ 緑の心」で、雅子さまの明るいホワイトとペールグリーンは、テーマにぴったりな装いだった。




植樹祭を終えられた後、2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市の真備町で復興状況をご視察。また、自宅が全壊するなどした被災者や関係者と会い、励ましのおことばをかけられた。




お二人は、午前中の全国植樹祭で着ていたスーツから着替えられ、雅子さまはブルーグレーのスーツをお召しに。バッグもヒールも同じ色に揃えられていた。
6月:英国を公式訪問、両陛下が留学したオックスフォード大にも
6月には国際親善で英国を公式訪問された。ロンドンのバッキンガム宮殿でチャールズ国王夫妻主催の晩さん会に出席したほか、天皇、皇后両陛下が留学したオックスフォード大にも足を延ばした。







イギリスに到着された日、雅子さまは、襟に白が配されたペールブルーのセットアップをお召しになり、天皇陛下のネクタイとリンク。雅子さまの優しい雰囲気にあったペールブルーのセットアップはやや長めの丈のスカートながら、腰にはリボンモチーフがついていてフェミニンな雰囲気も。バッグや靴もペールブルーでそろえられ、白い帽子にも同色のリボンが巻かれていて、完璧なツートンコーデだった。
8月:夫婦水入らずで那須にてご静養
2024年8月、今年も夏のご静養を那須ですごされた天皇皇后両陛下。愛子さまはお仕事のため、初めて同行されず、久しぶりの夫婦水入らずのご滞在になった。雅子さは、夏のご静養ではよくシャツスタイルを選ばれるが、今年もシャツスタイルだった。






昨年に続き、シャツ+ベルトスタイルだった雅子さま。白×ブルーのストライプ柄のゆったりめのシャツに、黒の細ベルトをオン。腕は、袖をラフに折ることで手首をのぞかせ抜け感もプラス。首元は、ボタンを外した襟元にアクセサリーがチラリ。シャツにベルトのメリハリコーデに、白の花モチーフのイヤリングがフェミニンな雰囲気を与えてくれている。また、太いベルトではなく細いベルトをセレクトすることで、より女性らしい印象に。
10月:国民スポーツ大会へのご出席などのため佐賀県をご訪問
天皇皇后両陛下は2024年10月、第78回国民スポーツ大会へのご出席などのために佐賀県をご訪問。
JR肥前浜駅の駅舎では、地元の子供たちとご交流。地元の祭りで観光客案内「子ども街並みガイド」として活躍の小学4年生たちから、手作りの地図をもとに街の歴史について説明を受けられた。







第78回国民スポーツ大会の開会式にご出席の際、雅子さまは、グリーンのセットアップに合わせ、同じグリーンのリボンの帽子をかぶられていた。




セットアップのジャケットはすっきりとた印象のノーカラー。ボタニカルモチーフの刺繍の縁取りがポイントに。帽子にも同じ刺繍リボンが施されていて、グリーン×ボタニカルモチーフの優しい雰囲気に仕上がっていた。
10月:国民文化祭などの開会式にご出席のため岐阜県をご訪問
2024年10月、両陛下は東京駅から東海道新幹線で「国民文化祭」などの開会式にご出席のため、岐阜羽島駅に向かわれた。雅子さまはベージュのパンツスーツ、ベージュのインナー、ベージュの靴とバッグというワントーンのコーディネートで多くの人の歓迎を受けられた。



このときにお持ちだったバッグはイタリアのハイブランドとして有名な「フェラガモ」のトップハンドルバッグ。たちまちSNS上で注目され、公式サイトで雅子さまがお持ちのキャメルや黒などが在庫切れとなったことが“雅子さま売れ”として話題に上がった。
12月9日、61歳の誕生日を迎えられた雅子さま
雅子さまは2024年12月9日、61歳の誕生日を迎えられた。宮内庁を通じて文書で公表された感想では、来年1月には能登半島地震から1年、阪神大震災から30年の節目を迎えることに触れられ、「犠牲となられた方々を追悼するとともに、被災された方々への支援や、今後の防災や減災について考え、備えていくことが大切なのではないか」とつづられた。





雅子さまは、着物を思わせるカシュクールデザインの白のセットアップをセレクト。足元も白、アクセサリーもパールを選ばれ、完璧なワンカラーコーデだった。天皇陛下もネクタイを白で合わせられ、リンクコーデを披露された。
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