
天皇家の長女・愛子さまが、5月8、9日の2日間をかけ、大阪・関西万博を視察された。8日は万博のシンボルである大屋根リングや日本館、勤務先である日本赤十字社が運営する国際赤十字・赤新月(せきしんげつ)運動館などを訪問され、翌9日には、EXPOアリーナで「だんじり」をご覧になったほか、シンガポール館を視察されるなど、国内外の文化に触れられた。
「会場には愛子さま目当ての来場者が殺到し、なかには一目見ようと、5時間待ったという人もいたほど。『愛子さまー!』という大歓声に対し、愛子さまはお手振りをしながら笑顔で応えられていました」(皇室記者)

お振る舞いもさることながら、特に注目を集めたのが2日目の愛子さまの装いだ。1日目のホワイトのワンピースにジャケットというコーディネートから一転、淡いブルーのスタイリッシュなパンツスーツをお召しになったのだ。
「パンプスやバッグなどの小物もブルー系で揃えられた、初夏らしいお召し物でした。柔らかな色合いが愛子さまによく似合っていました。『何でいままで着用されてこなかったんだろう』と疑問を口にする人が多かったですね。というのも、これまで愛子さまはパンツルックで公務に臨まれたことがなかったのです」(前出・皇室記者)

パンツスーツといえば、雅子さまを思い浮かべる人が多いだろう。実際、雅子さまは皇太子妃時代から公私ともにパンツスタイルを好まれてきたが、娘の愛子さまは、どちらかといえばスカートやワンピースなどをお召しになることが多かった。
「それだけに愛子さまのパンツスーツ姿は新鮮でしたし、均整の取れたスタイルが際立っていました。万博内の移動は徒歩ですから、動きやすさを重視されたのでしょう。

この春から愛子さまは社会人2年目になられ、ようやく公務にも慣れてきたようです。このように、場所や条件に合わせてお召し物を臨機応変に選択できるようになったのは、愛子さまご自身に徐々に余裕が出てきたからではないでしょうか」(前出・皇室記者)

愛子さまのファションは、今後もバリエーション豊かに変化していくのだろう





