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【さらに悪化していた】姿を消した名女優・長山藍子(83)背骨の圧迫骨折で想定外の長期入院、夫が語る今「思うように立ったり歩いたりできない」 

背骨の圧迫骨折で長期入院をしていた女優の長山藍子
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『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で岡倉家の長女・弥生を演じ、国民的女優として長年親しまれてきた長山藍子(83才)。しかし、テレビ出演は、2019年の『渡鬼スペシャル』が最後で、以降、ほとんど表舞台に立っていない。雲隠れの約6年――今年3月、「女性セブン」は長山が背骨の圧迫骨折に見舞われていたことを報じた。

「何かの事故にあったというわけではなくて1月末に、ちょっと尻餅をついたときに骨折したようです。いつまでも痛みが引かないので、大事をとって入院することになったそうです」(長山の知人)

当初、夫で俳優の武正忠明(68才)は、「女性セブン」の取材に対して「2月中には退院できそうです」と話していた。しかし──「経過が思いの外悪く、退院の予定は先送りされ、結局5月上旬まで想定外の長期入院になったそうです」(前出・長山の知人)

シニア女性にとって、圧迫骨折はしばしば直面するアクシデントの1つで、骨粗しょう症が大きな原因と言われている。寝たきりになるなどのリスクもあるため、長山の退院も慎重にならざるを得なかったのだろう。

「やはり83才という年齢もあるので、回復するまでには時間がかかるのでしょう。現在は自宅に戻っているものの、週2回ほどリハビリのスタッフに自宅へ来てもらっているそうです。さらに、骨粗しょう症の注射を打つために、看護師も週2回来ているそうです」(前出・長山の知人)

『渡鬼』シリーズは国民的ヒット作に
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長山は30年ほど前、富士山のふもとに「山の家」と呼ぶ別荘を建て、年末年始は必ずそこで過ごしてきた。夫婦でそばを打つのが恒例になっていて、長い休みが取れたときにも別荘で過ごす時間をこよなく愛したという。

「長山さんは、“窓から森が見えるのがいい”というほど自然が好きなんです。今のマンションも寝室の窓から、梅や桜、棕櫚や竹林やツツジなど森が見えるのが気に入り、50年以上前に購入しました。だから緑に囲まれた別荘へ行くのも、とても楽しみにしていたんです。ただ、今の状態では別荘に行くこともできないようです」(長山夫妻を知る芸能関係者)

結婚28年目を迎えた長山と武正夫妻は、今もお互いを「あーちゃん」「たーちゃん」と呼び、かつては自宅近辺で手を繋いで散歩する姿がよく見られていた。自宅に戻った長山を支える武正に話を聞いた。

「やっと戻っては来られましたが、まだ完全には治っていません。年齢も年齢ですからね、まだ時間がかかります。思うように立って歩いたりできませんが、本人はいたって元気ですよ」

長山の芸能生活は60年を超える。再び女優として輝く日をファンは心待ちにしている。

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