
4月に開幕した大阪・関西万博の閉幕が10月13日に迫った。累計来場者数は1800万人を突破し、夏休みが終わっても大にぎわい。さまざまなパビリオンが話題になるなか、「いのち輝く未来社会」という万博のテーマに立ち戻ったときに見ておくべき“2050年の私たちの暮らしと健康”を、ゲームでリアル体験!

未来をリアルに感じる体験型パビリオン
大阪・関西万博会場の東ゲートを入ってすぐに位置する大阪ヘルスケアパビリオン内で楽しめるのが「人生ゲーム REBORN in 2050」。

舞台は2050年の大阪だ。就職や、家の購入といったライフイベントや、健康にまつわる人生の転機を経て、より多くのコイン(お金)とハート(健康)を貯めていく。

「パビリオンには400を超える企業が『ミライ人間洗濯機』や『iPS細胞から作られた心筋シート』など、いのちや健康にかかわる最先端技術を紹介しています。参加いただく人生ゲームにはそれらの情報が盛り込まれ、未来をよりリアルに感じてもらえる没入体験が楽しめます」(日本生命大阪・関西万博推進部・佐々木智彦さん)
大人も子供も、一緒に楽しめる人生ゲームを体験してみて!

スマホ型の端末で、まずは自分の「アバター」を作成。髪や肌の色などを選べる。

大画面で投影されるのは、2050年の大阪。前面、側面、床面まですべて大きなLEDパネルに囲まれ、ゲームの世界に入り込める。


最大22人が一度にプレイに参加可能。学びや職業を経ながら、新時代の医療や、美容を駆使してコインとハートを集めていく。



そして万博は2030年のサウジアラビアに――
2030年の万博開催地はサウジアラビア。サウジアラビア王国パビリオンでは、歴史や文化を学びながら、豊かな自然とたしかな技術で発展する国の様子が展示やイベント、パフォーマンスで披露される。

2019年に観光ビザを解禁し、“閉ざされた王国”から観光立国へ変貌を遂げるサウジアラビアの「過去・現在・未来」は必見。


撮影/玉井幹郎 デザイン/原茂美希
※女性セブン2025年9月18日号