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《降板の申し出が》「平手友梨奈は出ません」ムロツヨシの「弁護士ドラマ」から“バディ”が消える!「完璧主義ゆえの決断」か

2023年の連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』で共演したムロツヨシと平手友梨奈
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天才肌の新人弁護士と、敏腕芸能マネジャーからパラリーガルに転身した異色タッグが話題を呼んだ2023年放送のドラマ『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)。11月25日、続編となるスペシャルドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』が、来年1月4日に放送されると発表された。しかし、前回パラリーガルを演じたムロツヨシ(49)を振り回した弁護士役の平手友梨奈(24)は撮影に参加しないという。一体、何があったのか――

2023年に同作が放送されたのは、フジテレビの金曜夜9時の連続ドラマ枠だった。

「“金9”は『金曜ロードショー』(日本テレビ系)や『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などのご長寿番組が並ぶ時間帯です。ドラマが視聴率を取るのは難しいといわれるなかで、同ドラマは過去のドラマのパロディなどが話題を呼んで、視聴者からの評判は上々でした」(テレビ局関係者)

制作中にはハプニングもあった。

「ムロさんは撮影中、腹膜炎で緊急入院し一時休養。幸いにも早期に復帰できたものの、主演が撮影に穴を開けてしまったことに深く落ち込んでいました。そうした背景もあり、ドラマ完走を支えた制作チームへの思い入れは強く、クランクアップ直後から『必ず続きを作りましょう』とスタッフに呼びかけていましたよ」(前出・テレビ局関係者)

ムロ入院中は内容が変更されて放送された(番組公式Xより)
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実際、連ドラ終了後、すぐにスペシャルドラマと映画化の計画が進み始めたという。

「ところが放送翌年の2024年、映画の配給会社も決まったというときに、平手さん側から降板の申し出があったそうです。ムロさんと平手さん2人のアドリブ満載のやりとりが見どころだっただけに、映画もスペシャルドラマも暗礁に乗り上げた」(前出・テレビ局関係者)

そもそも連ドラの撮影時から、周囲は平手に手を焼いていたという。

「平手さんは完璧主義で、非常にこだわりの強いかただと業界内では有名です。それゆえ、連ドラ撮影時にも撮影の遅刻や欠席が度々あり、ドラマのタイトル通り”手がかかる”存在だったとか。スタッフは“来なくなったらどうしよう”と平手さんに翻弄された面もありました。天才肌の役者さんなので、自分のタイミングで撮影をしたいという思いがあったのかもしれませんが、連続ドラマは撮影期間も限られているので……そういえば、過去には主演映画のクランクイン2日目に突然現場に来なくなり、撮影が中断したと報じられたこともありましたよね。

平手さんの中で、続編や映画は“しっくり”こなかったのでしょう。結局、平手さんの参加は難しいと判断され、彼女抜きでスペシャルドラマの撮影をすることになったようです」(前出・テレビ局関係者)

平手は昨年9月に所属事務所を移籍して以降、今年8月にソロアーティストとして初のワンマンライブを開催、年末恒例の音楽番組『FNS歌謡祭2025』(フジテレビ系)にも出演することが発表されるなど、アーティストとして活躍中だ。

「ドラマ降板は『音楽活動に専念するため、お芝居はしばらくやらない』というのが理由だそう。ムロさんは、同作を自身の代表作にと意気込んでいただけに、バディ不在の知らせに悲痛な面持ちでした。とはいえ、彼女のアーティスト活動への真摯な姿勢を見てきたこともあり、平手さんの活躍はむしろ応援しているようですよ。今回は新たに木南晴夏さん(40)をバディに迎え、チーム一同年明けのスペシャルドラマ放送に向けて準備を進めています」(前出・テレビ局関係者)

フジテレビに平手の出演について尋ねたが、「制作の詳細についてはお答えしておりません」と回答。平手の事務所にも降板の事実などを質問をしたが、期日までに回答がなかった。

かつてのバディはそれぞれの道で輝いていく。

新タッグで続編に挑むムロ(左)と木南(右)(番組公式Xより)
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過去ドラマのパロディが話題を呼んだ(番組公式Xより)
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平手はムロに演技のアドバイスを求めていたという(番組公式Xより)
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ムロの入院中はムロ演じる蔵前も「盲腸で入院中」と脚本が変更された(番組公式Xより)
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右腕の内側にタトゥーが(平手のインスタグラムより)
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