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2025.11.23 11:50
《性行為中にこっそり避妊具外すと犯罪》英美人司会者(31)が告白「6回も外され中絶もした」終身刑もあり得る「ステルシング」世界で進む厳罰化、日本はどうか【弁護士が解説】

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とはいえ、世界では、ステルシングに関する法律がさらなる広がりを見せている。
米ニューヨーク州でも今年4月、同意に基づく性行為中のステルシングを禁止する新しい法案が州上院本会議を通過した。さらにワシントン州議会でも、ステルシングに5000ドルの罰金を課す法案が審議中だ。また、刑事上の犯罪行為として罰則の対象となっていなくても、米カリフォルニア州など、ステルシングを民事上の不法行為と認定する国や地域も増えている。韓国のソウルの裁判所でも2021年、交際中の女性との性行為においてステルシングを行った男性に対し、損害賠償を命じる判決が下っている。
では、日本ではどうか。性犯罪に詳しい加藤・轟木法律事務所の加藤博太郎弁護士が解説する。
「現時点では、相手の同意を得た性行為におけるステルシングを罰する法律はありません。ただ、それによって性感染症を相手に感染させた場合は傷害罪に問われる可能性は考えられますし、妊娠させて中絶させれば、民事上の賠償請求対象となることもある」
世界は確実にステルシングに罰則を与える流れになっている。日本でも今後、ステルシングを禁止する法律が新設される可能性があるという。
「性犯罪とは、相手の『性的自己決定権』を侵害する行為です。そして、感染症や妊娠などの性行為によるリスクをコントロールすることも自己決定権と解釈できる。日本で進む性犯罪の厳罰化を見ても、将来的にはステルシングが明確に処罰対象となることも考えられます」(加藤弁護士)
性行為におけるコンプライアンスも、ワールドスタンダードに対応する必要が迫られている。