
当初は心配された産後2か月でのスピード復帰だが、どうやら、順調そのもののようだ。現在、撮影真っただ中の映画『踊る大捜査線N.E.W.』。『踊る大捜査線』シリーズの最新作となるこの作品で、主演の織田裕二(57才)とともに捜査にあたる女性刑事を演じているのが趣里(35才)だ。
「趣里さんは9月に出産したばかりにもかかわらず、11月中旬から撮影に参加し始めました。産後すぐとは思えないスリムな体形と軽快な動きに、スタッフからは驚きの声が上がっています」(映画会社関係者)
連日遅くまで続く撮影後に彼女が帰宅した先は、8月に結婚した夫・三山凌輝(26才)との愛の巣ではなく、父・水谷豊(73才)と母・伊藤蘭(70才)が待つ実家だった。
「仕事を再開してからというもの、趣里さんは実家に子供を預けることが非常に多いようです。彼女がスピード復帰を果たすことができた裏側には、ご両親の支えがある。水谷さんも伊藤さんも大歓迎で、手厚くサポートしていると聞いています」(テレビ局関係者)
趣里がそのような選択をしたのは、仕事のためだけではなく、ワンオペ育児(ひとりで家事や育児を担う状況)を避けるためでもあったという。
「というのも、三山さんは12月頭から映画撮影に入るため北海道に滞在予定だったので、趣里さんは前もってご両親に仕事に集中するために、実家を頼ることができないか相談していたそうです。
夫不在のなか、外で仕事をしながら自分と赤ちゃんの食事を用意したり、身の回りの世話をするのは並大抵のことではありません。水谷さんが“産後しばらくは、みんなで育てよう”と提案してくれたそうです」(前出・テレビ局関係者)

大の子煩悩だという水谷は、趣里が誕生した際は出産に立ち会った。幼稚園に入園するとママチャリで送迎し、授業参観や運動会には必ず出席。学芸会では水谷が自ら台本を書き、演出したこともあったという。そしていま、初孫を腕に抱き、その目尻は下がりっぱなしのようだ。
「来年の10月クールで放送予定の『相棒』(テレビ朝日系)の続編への出演を早々に決断したと聞いています。
水谷さんは過去にインタビューで《娘ができてからです。この仕事をできる限りやってみようと思えたのは》と語っているほど、趣里さんの存在が仕事のモチベーション。ますます仕事への活力が満ちているのは、“娘が帰ってきた!”という喜びと、お孫さんの存在が関係しているのだと思いますよ。“じいじが頑張る姿を孫に見せたい”という思いが日に日に強くなっているのでしょう」(芸能関係者)
一方、水谷の義息にあたる三山はというと……。
「北海道で撮影予定だった映画は、ロケ地付近でクマが出没したため撮影が中止になり、三山さんのスケジュールはぽっかりと空いてしまった。いま、三山さんは水谷家とともにわが子の成長を見守っているようです。水谷さんがあまりにも孫育てに熱心なので、じいじをパパだと勘違いしないか心配しているのだとか(笑い)」(制作会社関係者)
初孫という“相棒”を手に入れ、さらに活気みなぎる水谷だった。
※女性セブン2025年12月11日号















