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《ああ、やっぱり卓球にずっと携わっていきたい》福原愛が再婚&妊娠を告白「何をやっても叩かれるなら、正直に話したほうが…」波乱万丈な日々での不安と、今見えている未来 

現在、第3子を妊娠中の福原愛
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 かつて“卓球の愛ちゃん”として日本中から愛された福原愛(37才)は、激動の競技人生を終えてなお波瀾万丈な日々が続いている。2016年に台湾の元卓球選手で“卓球王子”と呼ばれた江宏傑(36才)と結婚するも、2021年に離婚。親権を争う場面もあった。そして2025年初夏に知人男性と再婚し、現在は第3子を妊娠中だ。彼女はいま、何を思うのか。福原が語った。【全3回の第3回】

 離婚や親権争いを巡る一連の騒動は、日本と台湾のマスコミを騒然とさせた。連日、テレビや新聞が報じ、お茶の間を賑わせた。その結果、福原は仕事が激減。この再婚で、再び周囲に自分の私生活を詮索されることに不安を感じているという。

「再婚も妊娠も、できれば世間に言わなくて済むのなら……と思ったこともありました。でも、自分の言葉で伝えなかったことで、あらぬ臆測が報じられ、周囲に迷惑をかけるのは避けなければと。私は何をやっても叩かれてしまうんですけど。だったら正直に話した方が嘘がないなと思ったんです。

 よく『バッシングに慣れてるでしょ?』『気にしないでしょ?』って言われるんですが、全然そんな感じにはなれなくて。正直、また世間に叩かれるのかなって考えると不安ですし、子供ももう大きくなっているので、子供たちにバッシングをされる私を見せたくないなという思いもあります」

恩返しをさせてほしい

「オリンピックに出て、有名になったことで仕事をいただけているので、ある程度覚悟は必要なのでしょうが、私だけじゃなく、家族までがいろいろと調べられて誹謗中傷の的になったり、迷惑をかけるのは本当に申し訳ないというのがいちばんにあります。

 振り返れば、小さな頃からテレビに出て、家族と一緒に世間に素顔を晒してきました。私生活のこともよく書かれました。マスコミ慣れというか、自分でも達観している部分はあると思っていましたが、自分が家族を持つようになって、自分のことで、家族に迷惑をかけたくないという思いを強く持つようになりました。

 どうか今回の再婚と妊娠について温かい目で見てくださいとまでは言いませんが‥‥それでもやっぱり温かい目で見てくださったらうれしいです」

子育てと仕事の両立を目指す
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“しばらくは子育てで余裕がなさそうです”と微笑む福原だが、いま叶えたい夢があるという。

「育児が少し落ち着いたら、大学院に通いたいんです。高校卒業後、2007年に早稲田大学に入学したのですが、翌年に北京五輪に出場するため休学となり、そのまま中退してしまいました。それには大きな後悔があります。もっと学びたかった、勉強したかったという思いがあるんです。自分の強みを生かすためにも大学院ではスポーツマネジメントを学びたいと思っています。

 私、“昔取った杵柄”という言葉が嫌いだったんです。だいぶ前に引退したはずなのに、いまだに卓球にしがみついていると思われるのが嫌だなって。昔はまだ卓球人口も少なくて、だから私のようなものでも勝てていた時代があって、それなのに偉そうにするのは申し訳ないなって。

 でもこの夏、青森の卓球イベントに参加して『ああ、やっぱり卓球にずっと携わっていきたいな』と感じました。それに私が卓球をすると子供から大人までみんなに喜んでもらえて。私が卓球をすることによって、多くの人に喜んでもらえることが、いままでの人生を振り返ってみても自分の原動力になっていたことに改めて気づかせてもらいました。

 いろんな人に迷惑をかけてしまい、世間からもバッシングを受けて人前に出たくない時期もありましたが、そんな私だからこそ伝えていけることがあると思うんです。また機会をもらえるのであれば、福原愛として卓球や応援してくださるかたがたに恩返しをさせてほしいと切に願います」

女性セブン20261815日号 

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