
これまで5つの大河ドラマに出演してきた仲野太賀(32才)が初主演を務める『豊臣兄弟!』が盛り上がりを見せている。3年ぶりに戦国時代を描く今作の主人公は、豊臣秀吉という一大スターの弟・秀長だ。破天荒な兄の陰に隠れた、ナンバー2の視点で天下統一が描かれていく。
「主役を盛り立てる、目が離せない脇役という役どころが多かった仲野さんは、まさにハマリ役。視聴率も好調です」(テレビ局関係者)
太賀という名前は、父・中野英雄(61才)が “大河ドラマの主演になれるように”という思いで付けたもの。期待を一心に背負う仲野は、撮影はもちろん、下準備も入念にこなす。その現場のひとつが山梨県北杜市の乗馬クラブ「ラングラーランチ」だ。大河ドラマをはじめ、多くの映像作品で馬術指導を担当してきた田中光法さんが明かす。
「仲野さんが乗っているのは、いまのうちのエース馬・ワラワラで、『どうする家康』で松本潤さん(42才)が乗っていた馬です。仲野さんは昨年の1月からほぼ毎週練習に通っていて、秀吉を演じる池松壮亮さん(35才)と2人で来ることもありますよ」

大河への出演経験は豊富でも、乗馬経験はなかった仲野。いまでは、馬上で過ごす時間が気分転換にすらなっているようだ。撮影中、田中さんは仲野の馬への接し方に感心する場面があったという。
「先日、馬に乗ったまま次の撮影を待っている役者さんに対して、“馬が大変かもしれないので、降りた方がいいですよ”とアドバイスしていたんです。 今作で馬に乗る人はみんな重い甲冑をつけていますから、長い間乗っていたら馬が疲れてしまうと気遣ってくれたのでしょう。これには感動しました」(田中さん)
そんな仲野が嫉妬するほどの腕を持つのが、同作品で織田信長を演じる小栗旬(43才)だという。
「いま、芸能界でいちばん乗馬がうまいのは小栗さんです」と田中さん。背景にはやはり猛練習があった。
「小栗さんは、2022年の大河『鎌倉殿の13人』で、馬上から矢を放てるようになるまで、相当な練習をしました。しかも“ぼくは人よりちょっと覚えが悪いから……”と、夜の便で海外へ行く前のわずかな時間も惜しんで練習をしていた。われわれは役者さんを乗せる前の馬には準備運動をさせて調整をするのですが、小栗さんには安心してその調整もおまかせできるようになっていますね」(田中さん)
毎週の特訓により仲野の馬術も急成長しているという。小栗との芸能界屈指の“乗馬競演”も見どころだ。
※女性セブン2026年2月5日号