
よもぎが持つパワーに注目が集まっている。お灸やよもぎ蒸し、漢方薬にも使われるなど、その薬効は驚くほど多岐にわたる。
「一般的な作用は、止血、鎮痛、抗菌、血行促進など。“婦人の要薬”と呼ばれ、とくに婦人科系症状への適応が多い薬草です。強い抗酸化作用で、老化防止も期待できます。美と健康に役立つよもぎを、気軽に生活に取り入れてみてください」(薬草研究家・山下智道さん)
今回は、そんな“よもぎ”を使ったレシピをご紹介!
※材料は、記載があるもの以外2人分です。よもぎの粉末(市販品)は、種類により、色、濃さ、味が異なる場合があります。調整して使用してください。

生:収穫は春~夏。アクが強く、えぐみや苦みを感じるため、下茹でや蒸すなどのアク抜き処理が必要。

乾燥:通年利用でき、お茶や入浴剤、よもぎ蒸しなどに利用できる。

粉(パウダー):通年利用でき、爽やかな香りときれいな緑色が楽しめる。
よもぎの見分け方
裏面が白くやわらかいのがよもぎ。毒を持つ植物(トリカブト、シュウメイギク)と類似しているため、採取する場合は注意が必要。農薬、除草薬、排気ガスなど汚染の可能性がある場所での採取も避ける。

「よもぎ茶」ノンカフェインだから就寝前にもOK
乾燥よもぎをティーポットに入れ、お湯を入れて抽出する。鍋で煮出してもOK。

ビタミンや鉄分、カルシウム、食物繊維など、栄養豊富なよもぎ。料理にも取り入れてみて!
よもぎの下処理
【1】よもぎの生葉100〜200gはよく洗い、水気を切る。
【2】鍋に1Lの湯を沸かし、塩または重曹小さじ1を加える。【1】を入れて1~2分茹で、冷水にとる。アクが残る場合は、長めに水にさらし、水気を絞る。
よもぎパスタ
バジルとは違った和風ジェノベーゼに

【作り方】
【1】ベーコン2枚は1cm幅に切る。
【2】鍋に湯適量を沸かし、塩(湯量の1%)を加え、スパゲッティ160gを袋の表示より1分短く茹でて湯を切る。
【3】フライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにくのみじん切り1片分を入れて弱火にかけ、にんにくの香りがしたら【1】を加えて焼き色がつくまで炒める。【2】、よもぎパウダー小さじ3(6g)、水大さじ3を加えて中火にし、混ぜ合わせる。器に盛り、粉チーズ・粗びき黒こしょう各適量を振る。
よもぎ粥
色鮮やかな生よもぎで体デトックス

【作り方】
【1】米1/2合は洗って水気を切り、鍋に入れて水3と3/4カップ(750ml)を加えて30分浸水させる。
【2】中火にかけて沸騰したら弱火にして30分煮る。ときどき軽く混ぜる。
【3】火を止め、塩少量を加えてさっと混ぜ、蓋をして5~10分蒸らす。茹でたよもぎ(刻む)10gを加えて混ぜる。
【4】器に【3】を盛り、梅干し各1個をのせる。
よもぎ白玉
よもぎ餅より手軽!夏の簡単デザート

【作り方】
【1】ボウルに白玉粉70gとよもぎパウダー小さじ2を入れ、水70mlを少量残して加えてこねる。残りの水を少しずつ加えながら耳たぶほどの固さになるまでこねる。
【2】【1】を14等分に丸め、中央を軽く押してくぼませる。
【3】鍋に湯を沸かし、【2】を入れて浮いてきてから1分ほど茹で、冷水に取り冷ます。水気を切って器に盛り、あずき適量を添え、きな粉適量をかける。