
昭和を代表する伝説的アイドル・山口百恵さん(67才)が引退したのは、いまからおよそ46年前のこと。人気絶頂だった1979年、俳優の三浦友和(74才)との交際を発表し、翌1980年に結婚。「ありがとう。幸せになります」という言葉を残して表舞台を去った。当時、スーパースターの幸せを多くのファンが願ったはずだが、半世紀近くの歳月は、その神聖な思いをも変容させてしまうのかもしれない。
「今年に入ってから、おふたりの結婚式の引き出物がフリマサイトの『メルカリ』に複数出品されているのです。赤と黒のペアの手帳で、それぞれに『TOMOKAZU・MOMOE married 1980・11・19』と金字で刻印されています。さらに同様の刻印がある金色のカギがセットになっており、価格は1万6000〜3万2000円ほど。7月に入ってから出品されたものもあります」(百恵さんのファン)
百恵さんの結婚披露宴といえば、会場周辺にはファンが殺到し、テレビで生中継されるなど、日本中を巻き込んだ“国民的行事”だった。
「挙式は東京・赤坂の霊南坂教会で行われ、その後、東京プリンスホテルで盛大な披露宴が開かれました。岡田眞澄さん(享年70)がメイン司会を、徳光和夫さん(85才)がサブ司会を務め、芸能界の錚々たる面々が顔を揃えました。参列者の数は2000人近くにのぼったといわれています。
それだけに配られた数も多いため、誰かが出品してもおかしくはないのですが……せっかくのお祝いの場で百恵さんが心を込めて用意したものが転売されているというのは、ファンとしては複雑な気持ちです」(前出・百恵さんのファン)
同様の出品物は「Yahoo!オークション」など別のサイトにも見られ、過去には5万円ほどで落札された例も確認できた。近年、こうした昭和のスターに関連する“レアグッズ”が、ネット上で頻繁に高値で取引されているという。
「たとえば桜田淳子さん(68才)の写真集が約2万円で売買されていたり、森昌子さん(67才)が表紙を飾る当時の雑誌『平凡』が1万円ほどで出品されていたりします」(あるアイドルファン)
なかでも百恵さんに関する品は、過去にも高額で出回ったことがあるようだ。
「多忙な百恵さんに代わってお母様が代筆したファン宛ての手紙と本人のサイン入りブロマイドが、10万円ほどで取引されたこともありました。百恵さんは引退後きっぱりと芸能界から離れており、2019年にキルト作品集を出版するなどした以外はほぼ“供給”がありません。そのため、ファンも新たな品を求めて過熱しやすいのではないでしょうか」(前出・あるアイドルファン)
令和になってもなお、その人気は永久に不滅だ。
※女性セブン2026年8月13日号