料理・レシピ

《有元葉子さんの魚料理・干もの編》爽やかな和えものや混ぜずしに。パリッと焼いた皮も余さず使って

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「魚料理はハードルが高い」と思う人も多いようだが、魚は火の通りが早いので、実は時短で作れる料理がほとんど。簡単ですぐ真似できる魚の使い方を有元葉子さんに教えてもらった。今回は、香ばしく焼いた干ものを使った主食とご飯のおかずの2レシピをお届け。

※メープルシロップはゴールデン(デリケートテイスト)を使っています。
※酢は米酢を使っています。
※塩は自然塩を使っています。

「保存に便利な干ものは和えものや混ぜずしにもよく使います」

「干ものは日持ちがするうえ冷凍もできるので、忙しいときのお助け食材。焼いてそのまま食べるだけでなく、和えものや混ぜずし、混ぜご飯にも使っています。ここで紹介する和えものはご飯によく合うので、副菜としてではなく、たっぷり作って主菜として楽しんでください。

今回の混ぜずしは、新しょうがと青じそを混ぜましたが、焼きのりと枝豆、乾燥わかめと白ごまなど、そのときの気分でいろいろなものと合わせます。いずれも干ものは皮がパリッとするまで焼いて、皮も捨てずに使うのがポイントです」

干ものと塩もみきゅうりの和えもの

干ものときゅうりの塩気を活かし、味つけは最小限。ボリュームたっぷりで、ご飯のおかずになります

干ものと塩もみきゅうりの和えもの
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材料(2人分)

あじの干もの2枚

きゅうり3本

塩適量

白いりごま1/2カップ

酢大さじ2

しょうゆ大さじ1

作り方

【1】きゅうりは薄切りにし、塩水(海水程度の濃度)につけてしばらくおき、うっすらと塩味がついたら水気をしっかりと絞る。

きゅうりは薄切りにし、塩水につけてしばらくおく。「塩を振って塩もみする方法もありますが、形が崩れるので、このやり方がおすすめ」。
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【2】あじの干ものは魚焼きグリルなどで香ばしく焼き、頭と骨を除いて大きめにほぐす。

「干ものは大きめにほぐすことでボリュームが出て、塩もみきゅうりとのバランスがよくなります」。
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【3】すり鉢にごまを入れてすり、酢、しょうゆを加えてさらにすり混ぜたら、【1】、【2】を加えて和える。

たっぷりのすりごまで和える。「ごまは封を開けたてならそのまま、時間が経ったものはフライパンで炒り直すとぐっとおいしくなります」。
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この魚介を使っても… かます、さばなどの干ものでもいいが、あじがイチ押し。

干ものとしょうがの混ぜずし

干もの、しょうが、青じそを組み合わせた、夏の香りを楽しむおすし。簡単だから思い立ったらすぐに作れるのが魅力

干ものとしょうがの混ぜずし
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材料(作りやすい分量)

今回使ったのは、さばの半身を干したもの。薄塩味で脂がほどよくのっていて、ほかの干ものと同様、そのまま焼いて食べる。
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さばの一夜干し2枚

米2合

合わせ酢(酢大さじ4、塩小さじ1/3、メープルシロップまたは砂糖大さじ1)

新しょうがの甘酢漬け(新しょうがを5mm角に切って甘酢に漬けたもの)適量

青じそ20枚

作り方

【1】米は研いですしめし用の水加減で炊く。合わせ酢の材料は混ぜておく。ご飯が炊き上がったらボウルに移し、熱いうちに合わせ酢を回しかけ、切るように混ぜて粗熱を取る。

【2】さばの干ものは魚焼きグリルなどで香ばしく焼き、骨を除いて細かくほぐす。皮は刻む。青じそは細切りにする。

干ものは皮がパリッとするまで焼き、皮も刻んで、すしめしに混ぜる。皮の香ばしさと食感が加わっておいしさアップ。
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【3】【1】にさばの干もの、新しょうが、青じその2/3量を加え、ざっくりと混ぜる。

「しょうがの甘酢漬けは薄切りではなく、食感のいいあられ切りにするのがおすすめ。味のアクセントにもなり、夏らしいおすしになります」
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【4】器に盛り、残りの青じそをのせる。

この魚介を使っても… あじ、かます、金目鯛など、ほかの干ものでも同様に作れる。より手軽に、じゃこやしらすを使っても。

◆教えてくれた人:料理研究家・有元葉子さん

料理研究家・有元葉子さん
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素材の持ち味を生かし、余分なものを入れない引き算の料理が人気。自分が本当によいと思える食材と調味料を使い、心と体が納得するシンプルなおいしさを追求する。『魚を食べよう』(三笠書房)ほか著書多数。

撮影/ローラン麻奈 スタイリング/千葉美枝子 取材・文/松原京子

※女性セブン2026年9月3日号

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