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《体のボヤ》老化を促す『慢性炎症』 対策として意識すべきは「腸内環境を整える」食事習慣 「筋肉の維持」や「社会的な活動への参加」も効果的

社会的な活動を行うことは免疫力を高め炎症を抑えることにも

 食生活と並んで慢性炎症対策の大きな柱になるのが、筋肉の維持だ。

「筋肉を使うと、抗炎症作用のある『マイオカイン』と呼ばれる物質が分泌されます。ここ数年、筋肉量・筋力・身体機能などを含めて、筋肉の健康を総合的に判断する『マッスルヘルス』という考え方が注目されていて、筋肉を動かす習慣を中年期から持つことが重要です。ウオーキングなどの有酸素運動に加えて、スクワットなどの筋力トレーニングも取り入れ、体力や持病に応じて無理なく続けることが大切です」(吉村さん)

 老化対策は、食事や運動だけでは完結しない。

「酸化や糖化を防ぎ、免疫力を高めることが慢性炎症を抑えることにつながります。過度な飲酒やストレス、喫煙、運動不足などを避けることに加えて、人と会ったり、いろいろなことに興味を持ったりすることも健康寿命を延ばすうえで必須です。仕事や趣味の集まりに参加するなど社会的な活動を行うことも免疫力を高め、炎症を抑えることにつながります」(内野さん)

 老化の3つのリスクを遠ざけることができれば、年齢にあらがうことも夢ではないと東丸さんは言う。

「老化によって衰えた部分は、見た目や体力的な部分を含めて、いまからでも10〜20才くらい若返ることは可能です」

 年齢を重ねることは止められない。しかし老化のスピードは日々の過ごし方によって変えることができ、巻き戻すことすら可能だ。今日からの小さなルーティンが、10年、20年後に「老いない体」をもたらす。

余分な糖質が「AGEs」を過剰に作る
写真3枚

(第1回から読む)

※女性セブン2026年9月17日号

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