
チャンネル登録者数63万人を超えるYouTube番組で、審査員の“クイーン”として挑戦者たちを見定めてきた女性。その彼女が今度は、捜査当局から厳しい視線を向けられる側になった。
9月15日、警視庁は港区在住の田沢梨乃容疑者(27才)を麻薬取締法違反の疑いで現行犯逮捕した。自宅で交際相手とともに、コカイン0.4グラムを所持していた疑いがもたれている。六本木の超高級キャバクラ「JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)」で「ヤマトリノ」の源氏名を名乗り、ネットでも多くのファンを抱える存在だった。
「きっかけはコロナ禍に開設したX(旧Twitter)の匿名アカウント『選手の妻』です。遠慮のない毒舌と笑いのセンスが話題を呼び、YouTubeにも活動を広げて一気に知名度を上げました。バースデーイベントのあった月には、2億3000万円を売り上げたと本人が明かしていたほどです」(エンタメライター)
今年1月にネット上で配信が始まったキャバクラ嬢のオーディション番組『LAST CALL(ラストコール)』では、第4回から愛沢えみり氏らとともに“クイーン”に名を連ねた(現在は降板)。
「いしだ壱成さん扮する“痛客”が登場した回は印象的でした。しつこいアプローチを突っぱねず、笑いに変えてかわしてしまう。売り上げの数字だけでなく、画面越しでも人を惹きつけるタレント性がありました。今後は夜の街だけでなく、芸能界でも本格的に活動していける存在だと見られていました」(芸能関係者)
XとInstagramのフォロワーは、ともに16万人超。自身の動画などでは、港区のタワーマンションの家賃を「60万円くらい」と語ったこともあり、夜の街発のインフルエンサーでもあった。
一方で、夜の世界と薬物をめぐる事件は、このところたびたび報じられている。今年8月には、暴力団幹部とセクシー女優がコカイン所持などの疑いで逮捕されていたことが明らかになったばかり
「人気キャバ嬢やインフルエンサーは、20代で数千万、億単位のお金を動かします。彼女たちが好むと好まざるとにかかわらず、トクリュウや反社会的勢力とつながる人間たちが寄ってくることもある。高級キャバクラ店は彼らのような客が一晩で数百万円のお金を落とすことも。客や知人を介して薬物が身近になってしまうケースは少なくないと聞きます」(前出・エンタメライター)
ネットと夜の街、2つの頂点に立った彼女に何が起きていたのか。捜査の行方が注目される。