田中みな実に矛先を向ける“ハイヒール警察” 「妊婦なのにヒールを履くなんて」などと批判する人々の心理を精神科医が分析「自分のプライドを守るため、必死に落ち度を探す」

妊婦でもおしゃれに──そんな“美のカリスマ”にネット民の目が光った。9月10日、都内で行われた映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』(公開中)の前夜祭イベントに出席した田中みな実(39才)。
「この日は真っ赤なキャミソールドレスに同色のハイヒールという装い。亀梨和也さん(40才)との結婚と妊娠を報告してから2か月半、徐々に目立ってきたお腹に気を使いながらも、美貌とツヤ肌は健在でした」(芸能関係者)
まばゆいオーラを放っていた田中だが、SNSでは一部から心ない声が飛び交った。「妊婦なのにヒールを履くなんて」「転んだらどうするの? お腹の赤ちゃんを大切にして」などと“妊婦のハイヒール着用”への注文が相次いだのだ。
「実は8月5日、同映画の完成披露試写会に登壇した際も、似たような騒ぎが起きています。このときは背中が大きく開き、太ももに深いスリットが入ったドレスを着用。結婚発表後、初めての公の場で彼女が何を語るのか注目が集まっていたのに、ふたを開ければ『お腹を冷やすファッションはいかがなものか』と、SNSで話題の中心になったのは装いの是非でした」(前出・芸能関係者)
それらの声は一見、妊婦と赤ちゃんを“守っている”ように見える。
「しかし海外では、妊婦も社交の場では露出の多い華やかな衣装に身を包みます。日頃ヒールを履き慣れている人なら、短時間の着用はそこまで危険ではありません。実際、イギリス王室のキャサリン皇太子妃は妊娠中にたびたびハイヒールを着用していました。しかも田中さんが選んだのは安定感のある、太めのヒール。“妊婦なのによくない”と決めつけるのは早計です」(美容関係者)
近年、SNSでは正論を武器に他人を取り締まる“〇〇警察”が後を絶たない。コロナ禍には、マスクをしていない人を責め立てる“マスク警察”や、深夜営業をしていた店をネットにさらす“自粛警察”などが幅を利かせた。田中を襲ったのは、さしずめ“ハイヒール警察”だ。他人の行動に口を挟みたくなる心理について、精神科医の片田珠美さんが説明する。
「まず公私共に順調な田中さんへの羨望があります。ただ、相手に羨望を抱いていると認識することは、すなわち自分がその対象より劣っていると認めることにつながる。自分のプライドを守るため、必死に落ち度を探してもっともらしい正論を振りかざすのです。
羨望は誰もが抱く感情ですから、誰にでも“警察”になる可能性はあります。特に承認欲求が強い人は要注意。批判が口をついて出そうになったら、一定時間おいて思い返してみるなど冷静になる時間をつくるのが大切です」
妊婦のヒールより“指先の正論”の方が、よほど危うい。
※女性セブン2026年10月1・8日号