
コードレス掃除機には、軽さを求めるほど掃除性能が落ちるというジレンマがある。その課題にチャレンジしたのが「シャークニンジャ」だ。今年9月、軽さと吸引力を両立する新フラッグシップモデル『Shark ActiClean』を送り出した。
「最上位機に搭載している『全方位クリーニング』の技術を、軽量モデル向けに最適化して取り入れました。ヘッドの形状や密閉構造、気流の流れを見直し、前後左右360度からゴミをしっかり吸い取ります。そこに新型モーターを組み合わせることで、吸引力を約20%高めています(※掃除機本体のみで測定。自社製品LC600Jとブーストモードでの比較テスト)」(同社PRマネージャーの岡政樹さん・以下同)

一般的な掃除機は前方向の吸引が中心で、後ろに引くときにパワーが落ちやすい。その“後方の吸い込み”を安定させるのが「アクティブシールフラップ」だ。
「押し引きの動作に合わせてフラップが前後に開き、空気が入り込みます。開閉によってゴミと空気の前後の流路が生まれ、横に漏れにくくなるため、引いた動作でも効率よく取り除けるのです。前機種は大きく引く必要がありましたが、本製品は軽く引くだけでゴミを取り切れます」

使いやすさを左右するハンドルも、手に沿うループ形状を採用した。
「持ち手のどこを握ってもしっくりとなじみ、手の大きさや腕の長さにかかわらず、無理なく操作できます。重心が手元側にある設計で、持った瞬間から軽さを感じられ、取り回しもスムーズです」

約60日分のゴミを収集できる自動ゴミ収集ドックを搭載し(※自社試験および算出結果による。60日分に相当する容量は、部屋の状況、掃除頻度および広さによって異なる。1日分のゴミ量は1gとして換算)、ゴミ捨ての手間を軽減。本体をセットする受け部も見直され、従来の引っ掛けるスライダー式から、面で受ける構造に変更。置くだけで正しくセットでき、着脱がよりスムーズになった。

さらに、3つのセンサーがゴミの量や床材、壁際などを自動で検知し、吸引力やブラシの回転を最適化。壁際や部屋の角では吸引力を最大5倍(※自社テストによる。エコモード時の吸引力との比較)に高める。また、青色LEDが床を照らし、見えにくいゴミやほこりまで浮かび上がらせ、取り残しを防ぐ。

カラーは日本オリジナル。「インテリアに合う、やわらかいトーンを意識しました。部屋になじみながら、さりげなく映える色味です」軽いのに、しっかり取れる。その理想がついに形になった。
【商品DATA】
『Shark ActiClean』7万5900円(ペタルベージュ)、9万9000円(アブソリュートブラック・リネンサンド・ミストシルバー)
重量/約1.6kg(ミストシルバー・ペタルベージュ)。約1.8kg(アブソリュートブラック・リネンサンド)
カラー/アブソリュートブラック・リネンサンド(FLEXパイプ/自動ゴミ収集ドック対応)、ミストシルバー(自動ゴミ収集ドック対応)、ペタルベージ
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取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2026年10月22日号