2016年7月にドライアイ専門医が都内で行った調査によると、5人に1人のまつげに“まつげダニ”が繁殖していることがわかった。
まつげダニとは、まつげに寄生し、皮脂や汚れをエサに繁殖していく顔ダニの一種。数が増えるとさまざまな症状が…。あなたの目元は大丈夫?
まつげダニは、肉眼では見えないほど小さく、体長はわずか0.35~0.4mm、 体幅は約0.05mm。寄生しているかどうかは、まつげダニの診察を行っている、都内でも限られた医療機関にある顕微鏡で、まつげを拡大して見てもらわないとわからない。
そんな話を聞いて、本誌・女性セブン記者が検査することを決意した。
点眼薬をさしても治らない不調に悩まされていた記者。さては、まつげダニの仕業?と検査を予約。保険診療内と聞きホッ。
検査はまず、ドライアイの度合いやマイボーム腺の機能チェックから。その後、先生がピンセットでまつげを5本、ブチッと抜く。あまりの素早さに痛みはナシ。
そして1本ずつ顕微鏡で観察。緊張の瞬間…。
しかし、結果はシロ。まつげダニは残念ながら(?)いなかった。
それでも今後つかないとも限らない。予防にはマイボーム腺のケアが大切と聞き、新たに処方された点眼薬とアイケア用品でケアを開始。
2週間後、ドライアイが改善されたせいか、目が疲れにくくなり、心までスッキリ。目の定期健診の大切さを改めて実感した。
※女性セブン2018年4月19日号
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