スキンケア

【山本浩未さんのメイクのメ】肌が不調のときのお手入れは超シンプルに

ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、肌荒れのときのお手入れ法を指南。

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メイクのメ_山本浩未_正方形
「固形石けんのよさを再発見しました」
写真3枚

この秋からどうやら花粉症になったようで、1か月ほど、ずっと肌荒れが続いてたの。肌の不調が続いたとき、私はお手入れを超シンプルにします。

なるべく穏やかな洗浄力のクレンジング剤でメイクを落としたら、洗顔料も化粧水も使わず、クリームだけ! もちろんクレンジング剤は、ぬるま湯で充分すすいで落としますよ。でも泡洗顔は、なし。

肌の調子がよくなってきたところで、泡洗顔を復活させました。つまり、大事に育ててきた肌の角質が新しいものに変わる、“ターンオーバー”ができるようになったから。やさしく洗えるものを、と思って久しぶりに固形の石けんを使ったら、これが大正解! 石けんって、ただ汚れを落とすものと思いがちだけど、今のものは潤い感など、落とす以上の効果が感じられるんですよ。

素朴な使い心地がうれしいソープ

使ったのは乾燥や刺激から肌を守る『アベンヌ』“コールドクリームシリーズ”のもの。よくいわれる、「シルクのような洗い上がり」より、もうちょっと素朴な、ネルのようなしっとりとした洗い上がり。それが乾燥して弱っている肌には、心地よかった!

というわけで固形の石けんを改めてチェックしてみて、よかったのが『MiMC』のソープ。濃密なんだけど重すぎない泡がとっても心地いいの。手のひらで転がしていると、サクサクでも、もっちりでもない、ふわっとした泡ができて、例えるなら、こちらは真綿。

どちらも使い心地は素朴なんだけど、ちゃんと現代のテクノロジーが使われているから、潤い感みたいなものはちゃんと感じられます。

シンプルケアを見直したら、固形石けんの進化を再発見。肌寒さを感じる季節、ゆっくりお風呂に浸かった後、固形の石けんを手のひらで転がすように泡立てれば、独特の香りにも、癒されますよ。

カサつきを抑えて全身に使える

メイクのメ43_リッチウオッシュバー
写真3枚

温泉水やミツロウなどを配合。潤いのラップで乾燥から肌を守る。アベンヌ リッチ ウオッシュバー 1620円(編集部調べ)/ピエール ファーブル ジャポン 電話:0120-171760

美肌成分たっぷりの泡でなめらか肌に

メイクのメ43_オメガフレッシュ
写真3枚

100%植物成分を使用。オメガ6とオメガ3が豊富なヘンプオイル、カカオバターでダブルの保湿。オメガフレッシュモイストソープ(ローズウッド)3024円/MiMC 電話:03-6421-4211

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山本浩未(やまもとひろみ)

ヘア&メイク・アーティスト。1964年生まれ。今すぐ実践できるメイクテクニックと親しみやすいキャラクターで、同世代からの支持も厚い。最新刊『同窓会で二番目にキレイになるには…』(小学館)も好評。