40~50代になってメイクに悩みや迷いが増えたら、メイクも更年期に突入したのかも!? 顔にメリハリがなくなってきた大人の悩みに、本誌連載でもおなじみのカリスマ・ヘア&メイクアップアーティストの山本浩未さんがアンサー!
顔の中に3つの色味があれば、きれいに見える!
大人になるとしわやたるみが目立ち、血色が悪くなり、目ヂカラも弱くなる。「色々なことが足りなくなってきているのに、若いときと同じメイクを続けている人が多い」、と山本浩未さんはいう。
「とはいえ、今さら難しいことはムリですよね? ポイントは白・赤・黒を効かせること! 白は明るい肌色、赤は頬や唇の血色、黒はメリハリのある目周り。若いときは、みんなありましたよね(笑い)。この3色が顔の中にあればメリハリが出て、誰でもきれいに見えますよ」(山本さん、以下「 」内同)
使ったのはこのアイテム。白・赤・黒に旬の質感を取り入れて美人度をアップしよう。
上段左から、プレップ プライム BB ビューティ バーム SPF35 ライトプラス 5076円 41g/M・A・C、ファシオ パワフルカール マスカラ EX(ロング) 1296円/コーセーコスメニエンス、リップ ペンシル サブカルチャー 2592円/M・A・C
下段左から、エスプリーク ピュアリーベール チークRD-6 2484円(編集部調べ・6/16発売)/コーセー、トワニー ララブーケ ルージュグロッシー BR-01 3780円/カネボウ化粧品
White…肌のエイジングサインを消し、清潔感もアップ
クマやくすみ、しわなど肌の“にごり”を消して、明るい肌色を作るのが白のメイク。
「肌は顔の中でも面積が大きく重要なパーツ。明るく整えることで、清潔感もアピールできます。単純に肌を白くするのではなく、大人は悩みに応じて下地やハイライトを活用しましょう」
Red…頬と唇の血色感で若々しく華やかに
肌をカバーすることで消えた頬の赤み、小さくしぼんだ唇に血色感をプラスするのが、赤のメイク。チークやリップで赤を効かせると、顔が華やぎ、健康的な印象に。
「お風呂上がりのようなほんのりチークと、ふっくらツヤやかな唇で、イキイキした表情に」
Black…メリハリを効かせて目元の印象をアップ
アイブロウやマスカラ、アイライナーなどで目元をくっきりさせるのが黒のメイク。顔立ちを左右する部分ながら、苦手という人も多いパーツ。
「アイラインやマスカラは目の際に効かせることでメリハリが。たるんだまぶたを持ち上げ、まつ毛際に入れるのがポイント」
ヘア&メイクアップアーティスト 山本浩未さん
1964年生まれ。わかりやすく、今すぐできるメイク理論が幅広い年代の女性に人気。メイクに関する著書も多数。
※女性セブン2018年6月7日号
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