【山本浩未さんのメイクのメ】クリームタイプのポンポンチークで自然な血色をプラス

ヘア＆メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、大人の肌になじむチークをご紹介。

＊　＊　＊

何度もくり返して恐縮ですが、大人のメイクは、“白・黒・赤”です！　白は明るい肌色、黒は瞳をキラキラさせるアイライナーやマスカラ、眉など目回りの黒、赤はリップやチークの血色です。

中でもチークの赤は、華やかさやイキイキした健康感を出してくれます。頬をシュッと見せて顔立ちをすっきりさせるだけでなく、血色をアップさせるためのチークをあらかじめ仕込んでおくと、肌がとってもきれいに見えるの。私もチークの下に「血色チーク」を仕込んでますよ。

血色チークは、クリームタイプがおすすめ。皆さんにもそう伝えているのですが、大体の人が難しいとおっしゃる。なぜなら「頬にはシミとかカバーしたいものがあるのに、クリームタイプのチークをのせると、ベースが取れちゃう」と。そこで、いいものを見つけました。スポンジでつける、いわゆる“ポンポンチーク”、マキアージュの『ビューティースキンクリエーター』です。

質感はクリームタイプなので、大人の乾いた肌にもいい感じになじみ、スポンジ面でつけるから、こすれず下のベースメイクを崩さない。なにより、重ねてポンポンしても、色がつきすぎないのがいいんです。

クリームが肌の上でサラサラに変化するから、上からパウダーでおさえる必要もありません。つまり、血色用仕込みチークとしても、これだけでもOK。もちろん、上に別のチークを足して、メイク効果をプラスしてもステキです。

ピンク系とオレンジ系の2色がありますが、初夏に向けて流行のオレンジをおすすめします。さりげなく色づく肌なじみのいい色合いで、なんだか元気！に見えるの。すごく使いやすいですよ！