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注目の糖質オフ食品|ふすまパン専門店「フスボン」のMCTオイル入りアイス&おすすめパン3選

糖質制限ダイエットを実践するときのお役立ちアイテムの1つに、ロカボ商品がある。でも、味がイマイチで続かない…という人も多いのでは?

『フスボン』内観
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そこで、この夏、1個あたり糖質5g以下のアイスクリーム『フスボンアイス』4種(各435円税込)を発売した「Fusubon(フスボン)」に注目。2014年に創業し、東京・代官山に店舗を構える同店はふすまパン(ブランパン)など80種類以上の糖質オフ商品を開発し、通販も行っている。

『フスボン』の低糖質アイスクリーム
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『フスボンアイス』は、バニラ、抹茶、ストロベリー、チョコレートの4つのフレーバーを展開。

「糖質オフのアイスは市販品にもありますが、MCTオイルを使っていることが『フスボンアイス』の特徴です。体重を気にされている方にもより健康的に食べていただけますし、運動後などのご褒美スイーツにもぴったりです」と、フスボンマネージャーで店長の高田玲さん。

『フスボン』の低糖質アイスクリーム「バニラ」
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濃厚な味わいのアイスクリームは、120mlのカップタイプだから満足感も◎。糖質制限中にはうれしいご褒美になりそう。

「しっかりと風味を味わうことができるので、個人的には抹茶味がオススメです」(高田さん)

せっかくなので、看板商品のふすまパンについてもお話をうかがった。

ふすまパンのおいしさの秘密

『フスボン』のふすまパン
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そもそも、代表の川谷洋史さんが正月太りを解消するためにトライしたダイエットをきっかけに、糖質制限の魅力に目覚めたことが同店の始まりなのだとか。

市販のふすまパンの味に満足できず、低糖質と引き換えにさまざまな添加物がはいっているものが多いことが気になり、川谷さん自身が納得できる低糖質パンを2年ほどかけて考案。焙煎機と粉砕機を購入し、取り寄せた有機小麦ふすまを使うなど、試行錯誤して完成したそう。

『フスボン』の内観
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「フスボン」のふすまパンは、一般的なものよりも細かく粉砕した独自のふすま粉を使っているので、パサパサ感やゴワゴワ感が軽減されている。さらに、熱湯と酢酸で処理する特許製法で作った大豆粉の湯種を使うことで、大豆粉特有のにおいや苦味が気にならないだけでなく、しっとり、もっちりとした食感を実現しているという。

また、血糖値が上昇しない甘味料のエリスリトールとステビアを組み合わせることで、甘みと深みのある味わいを出しているとか。

さらに、こちらのふすまパンには、糖質オフだけではない魅力も。

『フスボン』店長の高田玲さん
『フスボン』店長の高田玲さん
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「大豆粉とグルテンだけを使用した大豆パンなどに比べて、有機ふすま、有機大豆粉、小麦グルテンをメインに使用している『フスボン』のパンは、ふすまに含まれる食物繊維やミネラルを一緒に摂ることができるので、腸内細菌の働きをよくするというメリットがあります」(高田さん)

「フスボン」のパンは冷凍での販売なので、日持ちという点でも安心。常温解凍で食べることができるので、朝食なら前日の夜に冷凍庫から出しておいたり、朝、カバンに入れてランチに食べたり、と手軽さが◎。

店長オススメの3種を実食レポ

『フスボン』のふすまパン
『プレーンブレッド』(5枚 520円税込)糖質2.3g、72.9kcal、たんぱく質6.4g、食物繊維3.3g(1枚あたり)
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同店の一番人気は、アレンジ自在な『プレーンブレッド』(5枚 520円税込)。そのままいただくと普通の食パンよりも少し歯ごたえを感じるけれど、トーストするとサクサクになって食べやすさが格段にアップ。確かにふすまパン独特の香りもしないので、我慢している気持ちにならず、おいしくいただけそう。

「MEC食と呼ばれる、肉、魚、チーズをはさむアレンジをして食べてくださる方も多いですね」(高田さん)

食パンはプレーン以外に、レーズンやイチジクなどのドライフルーツとくるみを練りこんだものが数種類ある。このほか、どこから食べても具にあたるようにと工夫されたリング型のパンやロールパン類、『プレーンブレッド』に具をはさんだサンドイッチタイプなど、ふすまパンだけでもかなりの種類があり、迷ってしまいそう!

そこで、自身も糖質制限によって1か月ほどで5kgの減量に成功したという、高田さんオススメの菓子パン3種についても紹介してもらった。

『生クリームサンドwith無糖イチゴジャム』(糖質3.8g)

『フスボン』のパン
『生クリームサンドwith無糖イチゴジャム』(375円税込)221.4kcal、たんぱく質7.0g、食物繊維3.4g
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「イチゴジャムがはいっているのに、この糖質量を実現しています。生クリームの贅沢感もありますし、ぼくは甘いものが食べたいときにこれを選びますね」(高田さん)

確かに生クリームたっぷりでうれしい! ふすまパンに食べ応えがあり、甘酸っぱいいちごジャムの味もアクセントになっているので、生クリームでもたれる感じもなく、朝食にしてもいいかも。

『あんバターロール』(糖質7.0g)

『フスボン』のパン
『あんバターロール』(399円税込)176.1kcal、たんぱく質10.3g、食物繊維7.7g
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「糖質7gなのに、つぶあんがたっぷりはいっているのがポイントです。バターもはいっていてリッチな味わいですし、脂質を摂ることで腹持ちもアップするので、満足感が高いと思います」(高田さん)

つぶあんの甘さを塩気のあるバターが引き立てる、相性抜群の組み合わせ。甘ったるさのないあんなので、最後まで飽きずにいただける。

『フスボン メロンパン』(糖質5.4g)

『フスボン』のメロンパン
『フスボン メロンパン』(297円税込)255.0kcal、たんぱく質14.5g、食物繊維7.1g
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「クッキー部分にもちろんふすま粉を使っていて、小ぶりなサイズですが結構食べ応えがあります。弾力があるので自然とよく噛んで食べることになり、お腹がいっぱいになりますね。ぼく自身、一気に2個、3個食べるのは無理でした(笑い)」(高田さん)

袋を開けた瞬間から甘い香りが漂うので、スイーツ好きにはたまらないはず。高田さんが言うように、食べ応えも想像以上。もちもち食感の新感覚メロンパンといえそう。

1枚あたり糖質8.9gのピザにも注目!

『フスボン』のふすまピザ
『フスボンピッツァ』(899円税込)430.8kcal、たんぱく質:25.0g、食物繊維:8.2g
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ダイエット中はなかなか食べることができないジャンクフードのイメージがあるピザも、『フスボンピッツァ』(899円税込)なら、1枚あたり糖質9g以下とヘルシー。そこで、こちらも実食してご紹介。

「直径約17cm、150gあるので十分なボリュームですが、チーズを追加したり、たんぱく質豊富なツナやブロッコリーなどの野菜をプラスして、好みにアレンジしていただけたら」(高田さん)

クリスピー生地より少し厚めのもっちりとした生地は、満足感あり! 2種のチーズの味の違いやトマトの酸味など、見た目のシンプルさに反してさまざまな味を感じて楽しい。ダイエット中の女子会などにもぴったり。

我慢して糖質オフを続けている人は、「フスボン」のふすまパンのおいしさに驚くかも。甘い菓子パンだけでなく総菜パンもあり、バリエーション豊かなので、気になるパンやスイーツをチェックしてみて。

撮影/小山志麻

【データ】
Fusubon(フスボン)
住所  :東京都渋谷区猿楽町23-8
電話番号:0120-240-815
営業時間:11:00〜19:00 火曜休
アクセス:東急東横線「代官山」駅から徒歩3分
https://www.fusubon.com/

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