パンツスタイルでも上品かつ華やかにまとめられた皇后雅子さまのファッションに注目!

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天皇皇后両陛下は2月10日、皇居・東御苑の宮内庁三の丸尚蔵館で開催中の即位記念特別展「令和の御代(みよ)を迎えて」をご見学。両陛下の卒業論文などゆかりの品々も展示され、雅子さまと言葉を交わしながら、懐かしそうに展示品をご覧になった。
トレンドの“くすみカラー”で凛とした表情に

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この日の雅子さまは、ほんのり青みを帯びたグレーのパンツスーツスタイル。青の持つさわやかさと、グレーの持つ落ち着いた印象のいいとこどりで、洗練された雰囲気を漂わせてくれる色味だ。
パンツスタイルでも優しく柔らかい印象に

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青やグレーはどちらかというと男性的な色のイメージだが、淡いブルーグレーは、原色の青よりも優しく柔らかい印象を与えてくれる。パンツスタイルでありながら、この色の効果とスカーフやアクセサリーなどの小物使いでぐっと女性らしさが際立つコーディネートに着地。
スカーフとネックレスの合わせ技でスタイルアップ

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この日の雅子さまは、首元にスカーフをお召しになり、ネックレスを重ねることで、顔周りまで華やいだ印象に。スカーフを取り入れることで、立体感が出て、全体的にメリハリ感も生まれる。さらには、目線が上に操作され、脚長な印象になる。
アクセサリーにも注目したい。首元はスカーフ×ネックレスでボリュームを持たせ、イヤリングも大ぶりのものをお召しになり、髪の毛はアップスタイルにすることで、顔周りがすっきり見通しがよく、軽快なバランスになる。
袖や襟の光沢感がシャープな演出

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淡い色は膨張して見えてしまうが、雅子さまの召されたスーツは、袖や襟に光沢のある生地が配されていることで、のっぺりせずに、キリッとシャープな印象を受ける。トップスのシルエットもやや裾が広がっていて、ウエストが引き締まったデザインが印象的だ。
撮影/雑誌協会代表取材