ショッピングがままならない今でも、手持ちの洋服もコーデを工夫すれば新たなスタイルに挑戦できちゃいます。着やせして見える黒を取り入れたコーディネートに小物をプラスするだけで細見え&若見え効果はグ~ンとアップ。細見えコーデに定評があるパーソナルスタイリスト・霜鳥まき子さんが小物使いのコツを伝授します。
アクセサリーも洋服の柄と同様に、大振りで目を引くものが「細見え」「若見え」に効果的! アイテムごとに、ポイントを解説。ストールやネックレスは縦長ラインを意識して選ぼう。
ストールの選び方
冷房などの防寒になり、手軽におしゃれ感も出せる。
「ワントーンのコーディネートに大柄のストールを巻くと華やかさが増し、ストールで縦のラインができるため、やせて見える効果が上がります」(霜鳥さん・以下同)
◆ストールの長さも重要なポイント!
ストールを首にかけたとき、裾が少なくとも脚の付け根までくる長さのものを選ぶのがマスト。「胸のあたりまでの長さは、実はいちばん太って見えます」。
膨張して見える細かい柄より、目線をそらす大柄を選ぼう。「細かい柄を選ぶ際は、上写真右のように端に別の色などの縦ラインがあるものを選び、そこを見せて縦ラインを作りましょう」。
ベルトの選び方
ベルトはウエストをマークするためには欠かせないアイテム。
「黒いベルトをつけることで、ウエストを引き締めて見せます。ふんわり広がったシャツと引き締めたベルトとのメリハリも、細く見えるポイントです」
ネックレスの選び方
地味になりがちな無地の黒服にアクセントをつけてくれるのがネックレス。
「何もないと体が大きく見えてしまいます。それを防ぐためにもボリュームのあるロングネックレスで体にメリハリをつけましょう」
◆ネックレスの色や長さは?
大振りでインパクトがある、ロングタイプがおすすめ。「ゴールドよりもシルバーの方が、黒と同じ寒色なので派手すぎず、統一感が出せます」。
◆ピアス選びのポイントは?
黒のピアス(イヤリング)が顔の近くにあると、小顔効果が絶大! 「バングルはロールアップした手首に太めのものをすれば、華奢に見える優れものです」。
教えてくれたのは:パーソナルスタイリスト・霜鳥まき子さん
SPSO(シモトリパーソナルスタイリングオフィス)代表。日本航空国際線の客室乗務員を10年経験後、パーソナルスタイリストに転身。約1万人以上の女性にパーソナルスタイリングを行っている。細見えコーデに定評がある。http://www.spsojapan.com
『世直しスタイリスト・霜鳥まき子の得する黒 損する黒』(小学館 1000円)。黒だからこその「足し算・引き算ファッション」や「着まわしファッション」がたっぷり。知って得するブラックフォーマルのマナーまで、すぐに実践できる黒テク満載!
撮影/森浩司
※女性セブン2020年4月30日号
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