1日1分で顔のむくみがとれる小顔体操を紹介｜美容整形師が教える整形なしで顔を変えるメソッド

自分の顔のパーツに100％満足しているという人はあまりいないのでは？　とはいえ、整形をするほどでもないし…という人は、顔の悩みを解決できるマッサージやトレーニングにトライを。

「鼻が低い」「エラが張っているのが嫌」といった生まれつきのものとあきらめているパーツや、ほうれい線や目の下のたるみなど年齢とともに気になり始めた顔の変化。これらは仕方ないと思いがちな悩みだけれど、実は顔の筋肉などにアプローチすることで変えることができるのだとか。

美容整形師の川島悠希さんの著書『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』（学研プラス）には、コンプレックスを解消して理想の顔に近づけるためのメソッドが詰まっている。

セルフケア方法を投稿しているYouTube動画の再生数は1700万回超え、チャンネル登録者数50万人以上の川島さんが、視聴者のリアルな悩みを踏まえながら提案するマッサージやトレーニングは1日3分からできる手軽なものばかり。

そこで、同書から整形級に顔を変えるというメソッドを解説。さらに1日1分で顔のむくみを改善する効果などが期待できる、小顔体操のやり方を紹介する。

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理想のパーツを作るために重要なことは？

20～40代をメインに、全国から多くの女性が訪れるという川島さんのサロン。彼女たちはみんな「かわいくなりたい」という思いをもっているという。憧れの顔は人それぞれだけれど共通する項目は多く、「ぱっちりとした二重」「ぷっくりとした涙袋」「高く通った鼻筋」「シャープな小顔」「口角が上がった口元」が憧れの顔の5大パーツなのだとか。

例えば目元のコンプレックスは筋肉不足と骨の歪みという2つの原因があり、頬骨やエラ張りは骨格だけが原因であることが多いそう。それぞれの原因を効率的に改善していくために、川島さんのマッサージは、土台になる骨格を整えてから筋肉のトレーニングを行い、表面だけでなく深部からしっかりと改善していくという。

◆顔のむくみを流して脂肪を燃やす

顔はさまざまな筋肉の集合体。表情が乏しいと言われる日本人は、特に目の周りやほほの筋肉が衰えている人が多く、それがたるみやむくみを引き起こす原因に。ひたいにある「前頭筋（ぜんとうきん）」、目の周りの「眼輪筋（がんりんきん）」、ほほ周りの筋肉「大頬骨筋（だいきょうこつきん）」、「小頬骨筋（しょうきょうこつきん）」、「咬筋（こうきん）」、「笑筋（しょうきん）」は特に衰えやすい箇所。普段使えていない筋肉ほど、鍛えると一気に血流がよくなって脂肪やむくみが流れるので、みるみる引き締まり、効果を実感しやすい。毎日のトレーニングを欠かさず行い、筋肉の衰えを防ぐのがポイント。

筋肉にアプローチして代謝アップ！小顔体操

1分間で気軽にできる小顔体操は、顔のすべての筋肉を使ってほぐすので、顔の調子がよくなりすっきり！　血流がよくなり、むくみの改善につながる。

◆小顔体操のやり方

【1】目と口を大きく広げる
パッと大きく、目と口を開ける。額を引き上げ、横は縦横に大きく開き、あごは目いっぱい下に引いた状態を2秒間キープする。

【2】口をすぼめる
目は開けたまま、口に力を入れながら前に出すイメージで中心に寄せる。そのまま2秒間キープする。【1】に戻って1分間繰り返す。

【Point】

早く動かす必要はなく、筋肉がしっかりと動くのを感じながら行う。顔の筋肉を全部使っているのを感じて。

顔のむくみがすっきりするだけでも、印象が変化するはず。理想の顔を目指す第一歩として始めてみて。

著者：川島悠希さん

美容整体師。サロン「整体 KAWASHIMA」代表。整体、骨盤矯正、小顔矯正に定評があり、予約は2か月待ち。YouTubeのセルフケア動画のチャンネル登録者数は、『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』刊行当時からさらに増え、現在50万人以上。「美容整体師川島さん。」https://www.youtube.com/channel/UCTGEpK4QW14v7C1tPG306Pw

【データ】
学研プラス『二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』
著者：川島悠希