ドレスもライトグレーなら甘さもほどよく落ち着いた印象に
2019年11月、奈良県橿原市にある初代天皇とされる神武天皇の陵で拝礼された際、雅子さまはしっとり淡いグレーのロングドレスをお召しに。
歴代天皇陵へのご参拝にあたっては、女性皇族はロングドレスを着用されるというドレスコードがあるとされます。このときは、いわばお墓参りということもあり、落ち着いたグレーをセレクトされたのでしょう。
淡いグレーのロングドレスに同色同素材の帽子をかぶられ、胸元にはブローチがきらり。ドレスの背面には、フリルがあしらわれ、慎ましくも華やかさが漂っていました。
フリルやリボンなど、甘いディテールの服も、落ち着いたグレーなら大人が着ても不釣り合い感なく着られます。例えば、甘めデザインのブラウスもライトグレーならビターな甘さに調整でき、顔も明るく見せてくれるので大人女性に最適です。
移動の際は、ロングドレスにスタンドカラーのジャケットを羽織られていました。ライトグレーのスタンドカラージャケットはシンプルですっきりとしたシルエットにまとまります。
スタンドカラーは首元から裾までがすっきりとしたシルエットになり、落ち着いた印象を与えます。その上品なシルエットは、フォーマルシーンにもぴったり。
寒くなってくると屋外ではアウターが主役になります。その主役をライトグレーにすることで、明るい印象を与えるだけではなく、凛とした佇まいに。ロングスカートなど、甘めのアイテムに、甘さ控えめのスタンドカラーなどハンサムなアウターを合わせるとバランスよくまとまります。