2013年、50歳|結婚20周年を迎えられた節目の年
2013年は、6月に結婚20周年を迎えられた節目の年でもありました。引き続き、東日本大震災で被災された人たちへのメッセージを述べられ、そして、この年は2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まったので、そのことや愛子さまのご成長などについて感想を寄せられました。
「結婚以来20年余りにわたり、天皇皇后両陛下に温かくお見守り頂いてきておりますこと、そして、皇太子殿下に、この間、いつも傍らでお支え頂いておりますことに心より感謝申し上げます。日頃より、国民の皆様から私たちに温かいお気持ちを寄せて頂いていることに、改めて心から御礼を申し上げたいと思います」と、感謝の意を述べられました。
誕生日に合わせ公開された写真では、雅子さまはベージュのガウンにベージュのパンツというワントーンコーデをご披露。インナーは白、パールのネックレスとイヤリングをお召しになり、リラックスコーデの中にもさりげなく華やかさをトッピングする装いでした。
陛下は、水色ベースのアーガイル柄のニットカーデに、グレーのパンツ、愛子さまも水色のアンサンブルにグレーのボトムで、父娘で配色のリンクコーデになっていました。
2012年、49歳|療養も10年目にはいり感謝の意
この年は、東日本大震災の翌年。被災地に向け「思いを馳せない日はない」とし、「隅々にまで温かい支援の手が届きますように願ってやみません」と心を寄せられました。
また、適応障害の療養も10年目にはいり、「療養が長くなり、ご心配をおかけしていることと思いますが、国民の皆様より引き続き温かいお気持ちを寄せていただいていることに、この機会に心から御礼を申し上げたいと思います」と述べられました。
雅子さまの誕生日に合わせて公開された写真では、雅子さまは白のタートルネックにミディアム丈のベージュのジャケットという装い。陛下と同じグレーのパンツで、タートルネックというアイテムもリンクされていました。
雅子さまが、タートルネックにやわらかい素材のリラクシーなジャケットを羽織られているものの、センタープレス加工の施されたパンツを合わせることで、きちんと感をしっかりキープ。Iラインが強調されたコーディネートは、スタイルアップ効果も満点です。
天皇ご一家の写真にはしばしば“家族の一員”として登場する愛犬の由莉(ゆり)も赤のギンガムチェックのバンダナを首に巻き、陛下のインナーと“赤”でリンクしていました。