ご飯を炊いて、おかずを作って…という調理が一度に済めば、毎日の食事の支度もかなり楽になりますよね。5ツ星お米マイスター・澁谷梨絵さんが考案した炊飯とおかずを同時調理する方法ならば、そんな願いが叶います。そこで、澁谷さんの著書『炊飯器で一発定食』(学研プラス)から、炊飯器におまかせで丼ぶりメニューが一気に完成する、うれしいレシピを紹介します。
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一手間でとろとろ卵に!「親子丼」レシピ
基本の調理は炊飯器におまかせでOK! 卵を後入れする一手間で、とろとろ卵の親子丼が作れます。炊飯器から大きくすくって直接丼に盛り付けたら、洗い物の削減にも!
《材料》(2人分)
米…2合 鶏むね肉…200g 玉ねぎ(くし切り)…1/2個
【A】めんつゆ…大さじ4 和風顆粒だし…小さじ1
【B】めんつゆ…大さじ2 和風顆粒だし…小さじ1
卵…3個 三つ葉、めんつゆ…各適量
《作り方》
【1】米は洗い、浸水させる。鶏むね肉は小さめに切る。玉ねぎを【A】に漬け込む。
【2】炊飯器に水をきった米と【B】を入れてさっと混ぜ、【A】を入れて肉を広げ、水を2合の目盛りまで入れて普通モードで炊く。
【3】炊き上がったら、溶いた卵をすぐに回し入れ、ふたをして5~8分、保温する。
【4】器に盛り、小さじ1程度めんつゆをかけて、三つ葉を添える。
海外旅行気分も楽しめる「ルーロー飯風」レシピ
献立がマンネリになりがちで気分を変えたいというときには、台湾の人気ローカルフードにトライしてみては? 五香粉(ウーシャンフェン)さえ使えば、一気に本場の味が楽しめます。もちろん、炊飯器だけで作ることができるので手軽です。
《材料》(2合分)
米…2合 豚バラブロック…300g ねぎ(斜め切り)…1本 たけのこ(くし形切り)…100g しいたけ(薄切り)…3枚
【A】しょうゆ、みりん、酒…各大さじ1 ごま油…1/2
【B】しょうゆ、みりん…各大さじ1 砂糖、オイスターソース…各小さじ2 五香粉…小さじ1
味玉、高菜、パクチー…各適量
《作り方》
【1】米は洗い、浸水させる。豚バラ肉はひと口大にきり、【A】とともにポリ袋に入れてもみ込む。
【2】炊飯器に水をきった米、ねぎ、たけのこ、しいたけを入れて、水を2合の目盛りまで入れる。上に肉をのせて普通モードで炊く。
【3】【B】を混ぜ合わせ、電子レンジで3分加熱する。
【4】炊き上がったら肉を取り出し、【3】をからめる。ご飯とともに器に盛り、味玉、高菜、パクチーを添える。
◆教えてくれたのは:5ツ星お米マイスター・澁谷梨絵さん
しぶや・りえ。5ツ星お米マイスター、株式会社シブヤ代表。日本で唯一、穀物の6大プロフェッショナル資格を持つ女性米屋。米や雑穀を販売する「米処 結米屋(ゆめや)」、釜炊きご飯と手作り惣菜の店「和デリ」を展開している。公演活動やメディアへの露出も多数。雑穀エキスパート、ごはんソムリエ、薬膳インストラクター、雑穀マイスター、発酵食スペシャリストの資格をもつ。https://s-d-m.jp/talents/shibuya-rie/