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多様化する空気清浄機|機能が多いモデルと空気清浄専用モデル、どちらを選ぶべき?

【1】 ブルーエア『Protect 7770i』

ウイルスレベルの微粒子まで除去したい人は、こちらに注目。

空気清浄機ブルーエアの『Protect 7770i』
ウイルスレベルの微粒子まで除去。ブルーエア『Protect 7770i』16万5000円(税込・以下同)
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適用床面積は70畳! 0.03μmのウイルスレベルの微粒子をスピーディーに除去

「スウェーデンの空気清浄機専売メーカーから2020年に発売されたフラッグシップモデル。空気清浄機能に特化しており、適用床面積は70畳とスピーディーな除去能力を誇ります。さらに、静電気の力を利用した独自のフィルター技術『HEPASilent Ultraテクノロジー』などの新技術により、0.03μmというナノレベルの超微粒子を99%以上除去(*1)。

空気の汚れは目に見えないから、実感が湧きにくいという声に応え、空気の汚れ具合がひと目でわかる5色のLEDステータスバーや、AQI(Air Quality Indicator/空気質指数)も天面に表示されます。

広い空間に置きたい人、ウイルスレベルの微粒子まで除去したい人に。また、メインフィルター自体は、最大1年に1回交換(*2)するだけなので、お手入れの手間を減らしたい人にも重宝するでしょう」

ブルーエア『Protect 7770i』が置いてあるリビングにソファや椅子、ローテーブルがあり、ソファに男性と男の子と女の子が座って一つの本を読んでいる
適用床面積は70畳で、スピーディーな除去能力がウリ
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*1 周囲環境(湿度・温度)運転時間、フィルターの使用期間、劣化状況により異なります
*2:使用状況により異なる

【2】シャープ『プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-PX100』

空気清浄機業界で根強い人気を誇るのが、シャープのプラズマクラスター搭載モデル。

シャープ『プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-PX100』
イオン濃度がシリーズの中で一番高く、森林におけるイオン濃度の10倍近くに相当。シャープ『プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-PX100』 ※1月14日発売予定※オープン価格
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「プラズマクラスターとはシャープ独自の技術で、空気中にイオンを放出して、浮遊しているカビ菌、花粉などのアレル物質、ウイルス・ニオイ原因菌を抑制するなどの効果があります。ポイントは、そのイオンの数。本モデルはイオン濃度がシリーズの中で一番高く、1立方センチメートルあたり5万個ものイオン濃度を作る『プラズマクラスターNEXT』を搭載しています。

これは森林におけるイオン濃度の10倍近く。そのためカビやウイルス、花粉アレル物質、ニオイへのさまざまな作用のほか、ストレスがたまりにくい環境を作る効果、集中度合いを維持しやすい環境を作る効果も実証されています。

空気の汚れを取るだけでなく、室内環境を整えたり、空気清浄機で集じんしきれなかった有害物質が気になる人におすすめです」

便利機能としてプレフィルター自動お掃除機能も搭載

「プレフィルターはホコリが吸着したまま放置すると、せっかくの性能が落ちてしまいます。その点、本モデルは定期的に自動でお掃除してくれるので、高い集塵性能が維持できます。加湿機能がついているのも嬉しいですね」

シャープ『プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-PX100』が窓際にあり、ソファやローテーブルダイニングテーブルと椅子などがあるリビングダイニング
定期的に自動でお掃除してくれ、高い集塵性能を維持
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新年は心身ともに部屋の空気もリフレッシュして、気持ちよく1年のスタートを切りたいですね。

◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん

田中真紀子
家電ライターの田中真紀子さん
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白物家電・美容家電を専門とするライター。雑誌やウェブなどの多くのメディアで、新製品を始めさまざまな家電についてレビューを執筆している。https://makiko-beautifullife.com

取材・文/桜田容子

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