
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが、この春から都内屈指の名門、筑波大学附属高等学校にご進学。9日に行われた入学式には、ご夫妻も出席されました。そこで、今回は、紀子さまがこれまでお召しになった入園・入学式ファッションとともに悠仁さまの入園・入学シーンを振り返ります。
ノーカラーの白スーツにブローチで華やかさをプラス
2010年4月、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは、お茶の水女子大付属幼稚園の入園式に出席されました。こちらの幼稚園への皇族の入園は初めてでしたが、宮内庁によると、ご夫妻の「積極的に同世代と交わる機会をつくることが大事」との考えで、3歳児からの3年保育を導入しているこの幼稚園を選ばれたといいます。この年の新入園児は3歳児と4歳児合わせて計70人。入園式で悠仁さまは「秋篠宮悠仁さん」と他の児童と同じように、さん付けで呼ばれたそうです。



紀子さまは、定番のデザインを品よくまとめて着こなす、“お嬢様らしいコンサバティブスタイル”がよく見られます。白やベージュなど優しげなニュアンスカラーがお好きなようで、入園式でも白スーツをお召しに。足元は、締め色としてブラックの深みのあるパンプス、バッグも靴に合わせて黒のエナメルでした。胸元には、ゴールドのブローチを添えて、特別感を演出されていました。
“襟あり”ながら丸みのある襟で女性らしく
2013年4月、悠仁さまはお茶の水女子大付属小学校にご入学。秋篠宮ご夫妻とともに入学式に出席されました。
小学校では、1年生のときに音楽会に参加され、演目だった『だれにだっておたんじょうび』を歌われ、ほかの9月生まれのお友達と一緒に「ハーイ」と大きく手を挙げてお返事されていました。




白に近いベージュの淡い色のスーツにブラックの靴と鞄。入学式などではよく見られるコサージュではなく、小ぶりのブローチをつけ、黒い手袋を持たれた紀子さま。ノーカラータイプのジャケットをお召しになることが多い中、この日は襟ありのジャケットでしたが、やはりその襟も丸みがあり、やわらかさを感じさせるデザインでした。
白スーツにパールで顔周りを明るく、胸元はVラインでキリッと
2019年4月、悠仁さまはお茶の水女子大学附属中学に入学されました。「私たちはそれぞれが持っている力を大事に伸ばし、可能性や視野を広げていきたいと思います」と、入学式では、114人の新入生を代表して力強く言葉を述べられました。
中学1年生の終盤からは新型コロナウイルスの影響で学校が休校になり、2年生の5月からはオンラインによる授業、6月からは少しずつ対面授業が再開されていったそうです。




この日も白に近いベージュのスーツをお召しになった紀子さま。足元は締め色の黒のパンプスで、胸元のブローチやパールのネックレス、イヤリングなど顔周りは白系でそろえ、明るい印象でした。スーツはノーカラーでしたが、V字ラインが顔周りをすっきりと見せ、気持ちの引き締まる入学式にぴったりのデザインでした。
悠仁さまは濃紺スーツで高校の入学式にご出席
悠仁さまは提携校進学制度を使って筑波大学附属高校にご進学。中学校の卒業式の前に、悠仁さまは、取材に訪れた記者に対して、「中学校生活では休校になったときもありましたが、その中でさまざまな経験をして充実した3年間になったと思います」などと心境を述べられていました。

4月9日に行われた入学式に悠仁さまは、濃紺のスーツにストライプのネクタイ姿でご出席。秋篠宮ご夫妻も参列されましたが、取材には悠仁さまお一人で対応され、「学業に励みながら興味を持っていることや関心を持っていることをさらに深めていきたいと思います」と笑顔で語られました。