
春になると明るい色をまといたくなります。中でもパステルカラーは、顔周りも明るく見せてくれるので、積極的に取り入れた色。そこで、皇后雅子さまの「グリーン」の春ファッションをプレイバック。
青みグリーンに白インナーとパールを合わせて凛とした佇まい
1996年3月、東京・松屋銀座にて第13回読売招待「閨秀書展」をご見学の雅子さま。


ジャケットとスカートのセットアップは、青みがかったグリーンで凛とした雰囲気。インナーは白、アクセサリーもパールのネックレスをお召しになりクールな印象です。珍しくお召しになったダークカラーのストッキングも光沢感がありさりげなく華やかさを添えていました。
ツヤ感のあるグリーンのセットアップに白を合わせ清々しく
1999年5月、全国赤十字大会にご出席の雅子さまは、鮮やかなグリーンのセットアップをお召しになっていました。


光沢のある素材がポイントのグリーンのセットアップに、白の帽子やバッグ、靴を合わせられた雅子さま。鮮やかなグリーンが一段と明るく見え、また清々しい印象です。襟なしのジャケットは、ボタンにゴールドがあしらわれたデザインで、イヤリングのゴールドと相まってさりげなく華やかさを底上げしていました。
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グリーンのジャケット含めトップスをコンパクトにまとめて脚長効果抜群
2015年5月、ご一家で御料牧場に向かわれる際も、雅子さまはグリーンのジャケットをお召しでした。




優しげな淡いグリーンのジャケットの中には短めの白のトップスを合わせられ、パンツはインナーよりもややクリーム色がかった白をセレクト。同じ白でも色味に少し変化をつけたることで、トップスがコンパクトなので脚長効果も。パンプスやバッグも白でそろえられ、白多めの軽やかなコーディネートでした。
ツヤ感のあるワンピースに長めのジャケットでドレッシーに
2018年4月、来日したスウェーデン国王夫妻と昼食をご一緒にされた雅子さまは、若草色の織りのジャケットに同系色の光沢のあるワンピースをコーディネート。




春らしい淡いグリーンのセットアップは、ワンピースに長めのジャケットで女性らしくエレガント。小物は、ライトなベージュの靴とバッグをお選びになり、全体的に優しい色合いでそろえられていました。ジャケットとワンピースの色味をそろえながらも異素材にすることで、メリハリが生まれ、華やかさもプラスされていました。
「みどりの式典」にぴったりの春らしいグリーンスーツは濃淡に差をつけて
2022年4月、都内のホテルで開かれた「みどりの式典」にご出席の際は、ペールトーンのグリーンのスーツで臨まれました。





若草カラーは、ともすれば地味な印象にもなる色。雅子さまのように小物をライトなベージュでまとめることで、パステルカラーと調和し、明るい印象になります。ダークカラーで引き締めると甘さが軽減させますが、ナチュラルな色でなじませると全体の統一感が強調され、軽やかな雰囲気に。さらにアクセサリーにパールネックレスやゴールドのブローチを添えることで、沈まず艷やかな佇まいです。
●皇后雅子さまの春のご静養ファッションをプレイバック 女性らしさを添えたパンツ率が高めの洗練された装い