
2023年9月16日、天皇皇后両陛下は北海道で開催された「海づくり大会」などに出席するため、特別機で羽田空港をご出発。翌17日、42回目となる「全国豊かな海づくり大会」に出席されました。両陛下そろっての北海道ご訪問は、1999年以来24年ぶりです。

「海づくり大会」は、全国植樹祭、国民体育大会、国民文化祭とともに「四大行幸啓」の一つに位置づけられる定例の地方訪問。1981年の開始以降、上皇ご夫妻は即位前から出席され、2019年以降は即位した両陛下が出席されています。


オールホワイトコーデはパールアクセでツヤ感をプラス
16日は、釧路市にある「釧路湿原野生生物保護センター」で、シマフクロウやオオワシなど、絶滅の恐れのある野生動物の保護の状況などを視察されました。夕方には漁業関係者らと懇談されました。










雅子さまは、オフホワイトのセットアップのパンツスタイル。靴も白のパンプスで、バッグも白のクラッチバッグ、アクセサリーはパールで、完璧なワントーンコーデでした。パールアクセサリーは海を思わせるアイテム。ネックレスは一般的なパールネックレスではなく、間隔の空いたパールネックレスで、抜け感があり軽やかな印象です。
大会当日はネイビー×白のマリンコーデでご出席
翌17日の大会当日は、雅子さまはネイビー×白の完璧なツートーンコーデでご登場。天皇陛下もネイビーのストライプ柄のネクタイをお召しになり、さりげなくリンクコーデでした。ネイビー×白のツートーンコーデも雅子さまのお気に入りファッションのひとつ。アクセサリーはこの日もパールでそろえられ、マリンテイストたっぷりにまとめられていました。











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過去にも海を思わせる爽やかなマリンコーデでご出席
2019年以降、両陛下が出席している「海づくり大会」。2020年はコロナ禍で延期に、2021年の宮城大会ではオンラインでのご参加でした。2019年は海を連想させるブルー×白のファッションでご出席。前日の9月7日に大会の開催地である秋田にご到着し、秋田市の動物愛護センターを訪問されました。












動物愛護センターを訪問後には、レセプションにご出席。た雅子さまは、フリルたっぷりのオフホワイトのアンサンブルにドレスアップされました。細かく波を打ったフリルもまた海を連想させるデザイン。雅子さまのお心遣いが感じられました。
雅子さまは、これまでも海を意識したマリンスタイルをたびたび披露されてきました。例えば2003年8月の那須御用邸でのご静養の際もネイビー×白のマリンファッション、2010年8月の須崎御用邸でのご静養ではブルー×白、2015年8月の須崎御用邸でのご静養の際は2019年の海づくり大会でご着用のジャケットをポイントにしたコーディネートを披露されるなど、マリンファッションのオンシーズンに数々のマリンファッションをお召しでした。






長年愛用のスカラップデザインのロイヤルブルーのスーツでご出席
2022年11月の海づくり大会では、長年愛用しているスカラップデザインが特徴的なロイヤルブルーのセットアップをお召しに。前日もペールブルーのパンツのセットアップで、海モード満載でした。
大会当日のロイヤルブルーのセットアップは、25年以上愛用されているお気に入りのスーツ。スカラップデザインの襟元が特徴的で、これまでも柄物のブラウスやスタンドカラーのシャツ、レースのブラウスなどを合わせられ、着回してこられました。






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海づくり大会をはじめ、全国植樹祭、国民体育大会、国民文化祭など「四大行幸啓」の定例の地方訪問は、雅子さまのお心遣いがうかがえるファッションも見どころのひとつ。今後もこの4つの地方ご訪問に注目です。
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