暑さが厳しくファッションにも配慮が必要なほど。そこで、皇后雅子さまの夏の装いをチェック。靴や小物も白でそろえた完璧なワントーンコーデも度々披露されている。そこで、雅子さまの夏のオールホワイトコーデから涼しく見せるコツに注目した。
白スーツにパールアクセのホワイトワンカラーコーデでお出迎え
2008年6月、ブラジル訪問から帰国される天皇陛下(当時は皇太子)を愛子さまとともにお出迎え。2週間弱、留守にされていた天皇陛下が見えた瞬間、愛子さまの表情がとびきり晴れやかに。
雅子さまは、オフホワイトのセットアップにパールのネックレスとイヤリングを合わせられたワンカラーコーデ。きちんと感もキープしつつ、オフホワイトのやわらかい色味が優しい雰囲気を漂わせていた。
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まろやかなオフホワイトと帽子やスーツのキリッとしたアイテムで端正な佇まい
2009年7月、上皇ご夫妻(当時は天皇皇后両陛下)のカナダ、アメリカご訪問に際し、お見送りのため空港に。雅子さまは何度も着用されているセットアップをお召しだった。
オフホワイトのセットアップは、ベーシックな白の中でも温かみがあり、優しい色。優しい半面、ぼやっとしてしまう色だが、ジャケットの襟やハットがキリッとした表情をプラス。洗練されていてノーブルな印象を与えてくれる。
愛子さまとそろって全身ホワイトコーデをご披露
2014年7月、ご一家で三重県の伊勢神宮へ参拝されるため、伊勢市の近鉄宇治山田駅にご到着。雅子さまは、参拝の際に白のお召し物を選ばれることが多いようだ。
雅子さまは、エンボス加工が施された立体感のある生地のセットアップをお召しに。シンプルななかにもさりげなくエレガントさが漂う。靴やバッグはオフホワイトを選ばれ、愛子さまのワンピースや靴とリンク。愛子さまはオフホワイトのワンピースと靴をセレクト。靴下や襟元は雅子さまのセットアップと同じ冴えた白でメリハリのあるコーディネートだった。
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白とペールブルーの爽やか母娘コーデは足元をおそろいに
2016年7月、神武天皇陵を参拝されるためご一家で奈良県へ。この日も、参拝ということで、雅子さまは白をセレクト。
雅子さまが度々披露される白のワントーンコーディネートは、雅子さまの装いの“定番”。リボンが太いハットにパールのアクセサリー、クラッチバッグと、ロイヤル感あふれるコーディネートだった。愛子さまはペールブルーの半袖ワンピースをお選びに。靴は母娘そろって白でリンク。白とブルーのコンビが爽やかな印象だった。
猛暑の中でのご公務は「涼しさ」を感じさせるオールホワイトコーデ
2022年6月、日本学士院会館を訪問され、日本学士院第112回授賞式に出席された天皇皇后両陛下。
この日雅子さまは、ボタニカル柄と思われる柄のエンボス加工が施された白のセットアップをお召しに。雅子さまはこれまでも度々オールホワイトコーデを披露されてきたが、どこか華やかなデザインがプラスされたものをお選びになることが多いのが特徴。プレーンな白のセットアップではなく、エンボス加工の施されたセットアップをお召しになることで、さり気ない華やかさを醸し出されていた。
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暑い夏でも「爽やか&涼しげ」 刺繍がポイントのオールホワイトコーデ
2023年7月、日本芸術院賞の授賞式が行われ、天皇皇后両陛下が出席された。雅子さまは、襟やカフス部分に刺繍が施された白のセットアップでお目見え。
これまでも刺繍がはいったジャケットや、オールホワイトコーデを度々披露されてきた雅子さま。暑い夏は、レース刺繍やオールホワイトコーデがひときわ涼やかに見える。そして、どちらも雅子さまにとって、お気に入りのファッションキーワードのようだ。コンパクトな襟元に刺繍がはいったジャケットをお召しになり、帽子のリボンも刺繍になっているというコーディネートで、顔周りがとても華やかな印象。アクセサリーもパールでそろえられ、完璧なオールホワイトコーデだった。
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レース×刺繍のドレッシーなオールホワイトコーデで華やかしく涼しげに
2024年6月下旬、イギリスを公式訪問された天皇皇后両陛下。歓迎式典では、雅子さまは、レース生地が施されたホワイトのセットアップとレースのお召し物を重ね着され、晩さん会ではフローラルのレースが使用されたロングドレスをお召しになった。
たっぷりとレースが施されたセットアップがとてもエレガントな雅子さま。レースを甘く着こなすだけではなく、レースonレースというエッジの効いた重ね着をされていて特別感がある。小さめの襟が甘さを調整し、シャープさを添えているのが大人の着こなし。袖口やスカートの裾がスカラップデザインとなっていたり、デザイン性のある帽子を合わせるなど、360℃どこから見ても、華やかさのある大人フェミニンなスタイルだった。