
過去最高の暑さを記録した今夏。強い紫外線やエアコンの乾燥など、さまざまなストレスを耐え抜いた肌も、今年は特にお疲れ気味です。そんな肌に追い打ちをかけるようにやってくる、秋・冬の厳しい乾燥…。ダメージを加速させ、シミやしわ、くすみなどの肌トラブルを引き起こさないためにも、いまのうちからたっぷりのうるおいで整えておくことが大切です。
バリア機能の低下から始まる “肌あれスパイラル” に要注意!

紫外線などの外部刺激は、肌を守るバリア機能を低下させ、乾燥や炎症などの肌トラブルを引き起こします。さらに、秋になると汗や皮脂の分泌量が減少するため、肌のゴワつきも…。
こうした乾燥・炎症などで肌があれた状態を放置すると、ターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下する…という“肌あれスパイラル”に陥ってしまうのです。



たっぷりの水分で満たされ、バリア機能が正常に働いている健康な肌は、外部刺激をはねのけることができます。反対に、バリア機能が乱れた肌は、水分を保持できず、外部刺激の影響を受けやすくなり、乾燥や炎症などの肌あれを引きおこします。
バーム状クリームで 、“肌も唇も”うるおいでたっぷり満たす

「そんな肌あれスパイラルに陥らないためにも、夏の終わりの肌こそ、よりしっかりケアしてください」
そう話すのは、皮膚科学領域と外用剤に特化した製薬会社「マルホ」の敏感肌用化粧品『iniks』のブランドマネージャー・大家利恵子さん。
バリア機能が低下して、肌あれが起こりやすいこの季節は、肌が特に敏感になりがち。角層のうるおいをより高め、たっぷりの水分で肌を健やかな環境に整えることが大切だと、大家さんは説明します。
そこで注目なのが、敏感肌用化粧品『iniks センシティブ』。肌あれを起こしやすい人に向けたスキンケア情報と、肌悩みと向き合う現場の声や皮膚科学の知見を集結させた頼れるアイテムです。
「肌にやさしい化粧水、乳液、クリームの3つのアイテムが、しっかり保湿をして、バリア機能をサポート。たっぷりのうるおいを届けてくれます」(大家さん・以下同)
まずは薬用高保湿化粧水「iniks センシティブ ディープモイスト ローション」で、肌の水分補給を。高保湿成分のオイルインタイプで、肌をまろやかに包み、しっとりうるおいが持続します。
次に、薬用美容乳液「iniks センシティブ モイストバリア ミルク」で、水分を保持しながら肌をやわらかく。サラッとベタつかず、濃密なうるおいを閉じ込め、ふっくらした肌へと導きます。
「どちらも、抗炎症作用で肌あれを防ぎ、うるおい不足の角層バリアをサポート。化粧水や乳液をつけた後は、手のひらで顔全体を覆い、成分を角層にじっくり浸透させてください。うるおい感が向上し、健やかで透明感のある肌へと導いてくれます」

最後に、薬用バーム状クリーム「iniks センシティブ シールドバリア オイルクリーム N」で、肌をしっかり密封して、水分の蒸散を防ぎます。
有効成分・グリチルレチン酸ステアリル配合のオイル膜が角層に浸透し、抗炎症作用により肌あれを予防。水分を密封して逃さず、長時間うるおいが続きます。
約90%がオイル・ワックス成分なのに、ベタつかず、さらっと軽やか。コンパクトサイズで、肌だけでなく唇にも使えるので、本格的な乾燥の季節に、カサつきケアの必需品になりそうです。


加えて、正しい洗顔やUVケアも大切とも。
「日々の洗顔は、肌のバリア機能を高めるためにも重要です。刺激の少ないたっぷりの泡で、摩擦を起こさずやさしく洗うことで、洗顔後の肌をやわらかく仕上げ、スキンケアの成分が浸透しやすい状態に整えてくれます。
また、今年は秋になってもまだまだ紫外線が強いため、日焼け止めを塗るなどのUVケアを怠らないことも必須。特に敏感肌の場合は、肌に合った日焼け止めを選び、1年を通して紫外線から肌を守りましょう」
敏感肌を考えたこだわりの「よりそい設計」
『iniks』は、敏感肌や大人ニキビに悩む人たちがずっと心地よく使い続けられるスキンケア商品として、皮膚科学領域と外用剤に特化した製薬会社「マルホ」から誕生したスキンケアブランドです。
肌悩みと向き合う現場の声と皮膚科学の知見を集結して開発し、低刺激処方、アルコールフリー、無香料、無着色など、肌へのこだわりを重ねた「よりそい設計」で、敏感肌をやさしく守り、うるおいが続く肌へと導いてくれます。

年齢や性別を問わず、多くの人が感じている “敏感肌”
近年、さまざまな要因で増えたといわれる“敏感肌”。「マルホ」が行った調査でも、多くの人が敏感肌に悩んでいる実情が明らかになりました。
「18才以上の成人で2000円以上の化粧水を購入されているかたを対象とした弊社調査(1257万人を対象)によると、女性は約405万人、男性は約156万人のかたが、敏感な肌状態に悩んでいると推計されます。
また、成人女性においては約320万人のかたが乾燥による肌あれに悩んでいるというデータも。さらに、成人女性だけでなく、成人男性や中高生など、幅広い世代の人たちが敏感肌で悩んでいることもわかりました」
【女性が抱える肌悩み症状】

こうした敏感肌の原因のひとつに、外部刺激が原因で起こる「“フィラグリン”不足による肌のバリア機能の低下があります」と大家さん。
フィラグリンはたんぱく質の一種で、角層細胞のケラチン繊維をしっかり結び付け、肌のバリア機能をサポートしてくれる成分です。
角層は皮膚の最も外側にあり、体を外部環境から保護するバリア機能を持っていますが、このフィラグリンが不足すると、皮膚のバリア機能が弱まり、皮膚の水分保持能力が低下。それにより、皮膚は乾燥しやすくなり、外部からの刺激やアレルゲンの侵入を防ぎにくくなってしまうのです。
そんなフィラグリン不足の肌にも『iniks』は働きかけ、角層を整え、肌本来のバリア機能をサポートしてくれます。
“全世代向け”だから、家族みんなで使えるのも魅力
『iniks センシティブ』は、年齢や性別に関係なく使えます。酷暑の強烈な紫外線により乾燥ダメージを受けた大人のゆらぎ肌はもちろん、ニキビなどの肌あれを繰り返す中高生、ひげ剃り後に肌あれしやすい男性にもおすすめ。一家にひとつあると、家族みんなで頼れるアイテムです。

最後に、「年齢を重ねた世代のスキンケアには、少し注意が必要です」と大家さん。
「肌をこする、引っ張るという動作は、肌表面の摩擦だけでなく、内部のエラスチンやコラーゲンを物理的に断ち切り、たるみなどにつながってしまう可能性があります。そのため、こすらず、肌が動かない力加減で、やさしくスキンケアを行ってください。
保湿製品はパンパンと強く叩きこむのは控え、手のひらでやさしく肌を覆い、自身の体温を味方にハンドプレスを。保湿成分をじっくりとなじませ、しっとりしたうるおいを肌にたっぷり届けてください」

今回紹介する商品は、すべて「医薬部外品」です。上写真左から、薬用高保湿化粧水「iniks センシティブ ディープモイスト ローション」120ml 4070円、薬用美容乳液「iniks センシティブ モイストバリア ミルク」80ml 4400円、薬用バーム状クリーム「iniks センシティブ シールドバリア オイルクリーム N」25g 3960円(すべて税込価格)。
例年以上にダメージを受けた私たちの肌。だからこそ、秋は「肌の分かれ道」。いまこそ、バリア機能が低下した肌に、刺激の少ない敏感肌用化粧品でやさしく丁寧にケアをして肌のバリア機能をサポートし、乾燥に負けない肌作りを。
『iniks』を相棒に、うるおいに満ちた秋・冬を迎えましょう!
問い合わせ先/マルホ(iniks) 0120-70-1292(フリーダイヤル)https://www.iniks.jp
撮影/玉井幹郎 スタイリング/三谷亜利咲 ヘア&メイク/矢島功輝(SUN VALLEY) イラスト/勝山英幸 取材・文/岸綾香